【中学受験2023】御三家・難関男子19校の学費を調査!(2022年11月7日時点)(2ページ目)

初年度の費用は、募集要項記載の金額プラス約20万円を見ておく

今回調査をした19校の平均金額は1,129,455円でした。
募集要項に記載されている、初年度にかかる費用の項目は学校によって異なります。教材費や旅行積立金などの項目が入っている学校の中には、先に「預り金」として徴収し、実費を計算した後に差額を精算するところもあります。一方、項目に入っていない学校では、都度集金となるケースが多いようです。

初年度にかかる費用の項目として、教材費などが含まれていない栄光学園の概算は1,105,600円ですが、学校サイト「よくある質問」には、「教材費や制服代などの諸費用含め、初年度はおよそ1,300,000円が必要。」とあります。募集要項の情報と実際にかかる費用に約20万円の差があることになります。

こういった情報から初年度にかかる費用は、募集要項記載の金額に教材費や旅行積立金などが含まれてなければ、プラス約20万円を見ておくと良さそうです。

ノートPC、タブレットにかかる費用は6~8万円

コロナ禍でのオンライン授業普及とともに、多くの私立中高一貫校において、ノートPCやタブレット端末の使用が加速しました。
それら機器は小学校のように学校貸出しではなく、個人の所有となるケースがほとんどです。購入は学校で一括購入して支給する場合と、各ご家庭で用意する場合があります。
費用は機種にもよりますが、6~8万円を見ておいたほうがよいでしょう。

寄付金の相場は10万~30万円。なしの学校も

さらに私立では、寄付金をお願いする学校が多数あります。10~30万円が相場です。一方、寄付金なしの学校もあります。初年度だけの学校もあれば、何度かお願いがある学校もあるようです。志望校の寄付金事情も詳しく調べておくとよいでしょう。

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