【男子校先輩ママに聞く】コロナ禍3年目の中学受験、1月入試は?学校のお休みはどうだった?

首都圏の中学受験は1月からいよいよ本番を迎えます。2月の受験までどんな1か月が待っているのでしょう。イメージができると気持ちも少し落ち着くのではないでしょうか。
今回、2022年に中学受験を体験した男子の保護者の方にお集まりいただき、座談会を開催しました。1月の入試の様子や、1月に学校をお休みした理由などをお聞きしました。ぜひ参考にしてみてください。

★座談会の参加者★

逗子開成中ママAさん
早稲田中ママBさん
日本学園中ママCさん

1月10日栄東の受験者数は約4,600人。大人数でもスムーズな誘導に感激!

1月10日栄東の受験者数は約4,600人。大人数でもスムーズな誘導に感激!

駐車場申し込みで準備万全、体育館待機は冷えとの勝負!?

インターエデュ(以下、エデュ):1月に受験としようと思った理由と、受験会場でのエピソードを教えてください。

逗子開成中ママAさん:1月に栄東中学校を受験したきっかけは塾です。面談で勧められたので、受けなくてはいけないものという雰囲気でしたね。
自宅から栄東は遠かったので前泊も考えましたが、兄弟に小さい子もいたので家族への負担も大きく、私は自宅待機、息子は夫と車で行くことに決めました。

駐車場は、近くのファミレスなどいろいろ探していたところ、栄東が駐車場を用意することを知り、出願時早めに申し込んで駐車場を押さえることができました。
受験番号は一桁が取れたんです! 受験会場から近い場所に車を停めることもできて。
早朝に出たので、息子は車の中で朝食を食べたり、仮眠したり、寒かったのでぎりぎりまで車に待機できたし、夫は車の中で仕事もできて良かったようです。

実は夫と息子がテレビの取材を受けたんです。私は栄東の受験に付き添えなかったのですが、テレビ越しに息子の姿を見ることができて。

一同:えー! すごい!

テレビクルーの方の質問にもにこやかに答えていたから、「緊張なんかしていないじゃない!」と思ったら、アウターのフード半分が襟の中に入ったままだったんです。普段細かいところをすごく気にする子なので、緊張していることがよく分かりました。

画面越しに子どもの成長した姿を見ることができたりと、いろんな意味で良い記念になりましたね。

早稲田中ママBさん:わが家も1月栄東を10日と12日に受けました。埼玉は通える範囲なので、志望校の一つとして受験しました。10日は埼玉の実家に前泊して車で試験会場に向かい、試験中も実家に戻って待機していました。

12日は自宅から電車で行ったので、駅から学校まで歩きましたが結構距離がありました。15分ぐらいかかったので、家に帰らず体育館で待機しました。寒いと聞いていたので、ブランケットを持ち込み重装備でいたんです。でもずっと体育館にいると、換気もしているせいでどんどん寒くなってきて。かなり冷えが厳しかったですね。

受験会場誘導はディズニー並み!?

エデュ:受験会場は大勢の人であふれかえっていたかと思いますが、お子さまが試験会場から出てくるとき、見つけられないということはなかったですか?

逗子開成中ママAさん:夫はあまりの人の多さと車の多さにびっくりしていました。受験生もみんな同じようなリュック背負って、黒のダウンを着て、同じような背格好だったから、夫は見つけられるかなと心配だったみたいです。でも先生がうまく誘導していたので、見つけられたと聞きました。誘導がディズニーランド並みに素晴らしかったって。

早稲田中ママBさん:そうなんですよね。誘導が本当にしっかりしていて。親が子どもを出迎える場所では受験番号ごとにエリアが区切られていて、親はその場所で待機するんです。そこを子どもたちがぐるぐる回って親を見つけるみたいな。空港で荷物を引き取るイメージですね。

逗子開成中ママAさん:そう! 模試よりも丁寧だって思いました。