【中学受験2023】栄東・大宮開成など、埼玉県の人気私立中高一貫校の出願者数速報!

1都3県の中学受験生にとって、最初の勝負所は埼玉県の私立中高一貫校。1月10日から一般入試がスタートし、東京都をはじめ遠くのエリアからも多くの受験生が集まります。いよいよ試験本番というこのタイミングで、エデュナビは各学校のサイトにて公開されている第1回目入試の出願者数(1月4日時点)を調査しました。

栄東の出願者数は7,008名!依然として活況な中学入試

栄東の出願者数は7,008名!依然として活況な中学入試

栄東中学・高等学校の初回の入試は新型コロナウイルス感染予防のため2回に分けて実施され、1月4日時点の出願者数は計7,008名。2022年の初回の入試も同様に2回に分けて実施され、合わせておよそ7,000名が出願しました。2023年もその人気はやはり変わりません。

これだけ受験生が多い栄東中学・高等学校ですが、受験会場の新型コロナウイルス感染症対策について高く評価する声が上がっています。

過去の受験生からはエデュナビにこんなコメントが寄せられました。「それぞれの机がパーティションで区切ってあって、ほかの受験生のことを気にせずに集中できた」「感染して勉強に影響が出ることが不安だったけど、思ったより混雑していなかった。受験しに来て良かった」。

2月まで続く中学受験を戦い抜くには、気持ちを切らさないことが求められます。安心して本番に臨める栄東中学・高等学校はそのスタートにふさわしい受験先なのではないでしょうか。混雑緩和策が取られた環境で、落ち着いて実力を発揮していただきたいです。

大宮開成・開智・淑徳与野は昨年を上回る出願者数で推移

埼玉県内の中高一貫校の人気の理由の一つとして、「新型コロナウイルスに感染した場合でも、2月1日までに隔離期間が終わる」ことが挙げられます。他校で出願者数をチェックしてみても、コロナ禍の影響は見られません。

特に東京都からの受験生が多いエリアの共学校ではその人気度が顕著です。大宮開成中学・高等学校の第1回入試前半・後半を合わせた出願者数は1,636名(2021年12月26日時点:1,576名)。大学合格実績が好調で、6年後の成長に期待するご家庭から注目されていることがその一因でしょう。開智中学・高等学校の初回入試「先端1」も1,571名(2021年12月26日時点:1,221名)と伸長しており、まだ出願者数が伸びることも予想されます。

地元人気が高い獨協埼玉中学高等学校の第1回入試では925名(2021年12月26日時点:989名)。昨年とほぼ同等で推移しています。獨協埼玉中学高等学校は近年、獨協医科大学と連携を進めている関係で、医師を目指すお子さまに狙い目の学校です。

淑徳与野中学・高等学校は1,597名(2021年12月26日時点:1,328名)。近年の中学受験全体の傾向として、共学人気が高まってきているものの、出願者数は伸びています。昨年比で増加という結果になりました。同校は東京都・神奈川県の女子校に挑戦する受験生にとって注目の併願先です。

2月の入試を占う「埼玉1月の陣」。本命の学校があったとしても、受験会場に慣れる意味で埼玉県の学校に挑戦することをおすすめします。まだ出願先でお悩みの方は現在の出願者数を参考に、受験当日のイメージを膨らませながら、志望校を選んでみてください。皆さんが「合格」で中学受験のスタートを切れるように祈ります。