充実した教育環境の日大付属高校
九州ナンバー1進学校がラ・サールでないというのは本当ですか?
関東から福岡に転勤が決まり、九州内の学校の受験を主に検討しています。
息子は医学部志望で、医学部でないなら東大に行きたいと言っています。
九州の超進学校といえば昔からラ・サールでしたが、最近は凋落が激しいらしく、久留米大附設なる学校に大きな差をつけられているといいます。
確かに、息子が志望するであろう東大や旧帝大医学部の合格者数は久留米大附設の方が上で、現役合格率も高い様です。
久留米大附設が近年急に優秀になったとも言い難く、ラ・サールだけがどんどん悪くなっている様にも思えるのですが、ラ・サールの進学実績が悪いのは一過性のものなのでしょうか。それとも、凋落はまだまだ続くのでしょうか?
附設の女子比率が3割から4割に上がったというのが事実と仮定して、それだけでどうして合格者数が6年間で296人から233人まで63人も減らせるんですか?ちなみに、233人から追加合格は出なかったそうです
それから、認識格差さんは、女子の附設合格者が他校に行かないと発言されていますが、それは違います。
女子は今のところ寮がないので、遠方で新幹線通学もできないなら、家族全員で引っ越すか、お母さんと娘さんだけ久留米市の賃貸物件に住むかしかありません。そういう方も各学年に10人以上いますが、みんながそうできるわけではないでしょう。
英進館の合格体験記の巣立ちにも、附設中に合格しながら、青雲等の私立中や、地元の国立附属中に進学されている女子生徒が散見されます。
都合の良い年だけ抜き取らず、ラサと同一入試日だった近年4回で比較しましょう。
2017年 志願者805名 合格者226名 3.6倍
2018年 志願者852名 合格者296名 2.9倍
2023年 志願者879名 合格者236名 3.7倍
2024年 志願者845名 合格者233名 3.6倍
2018年の合格者が多いだけで、2017年と2024年は同じような結果です。つまり、他校よりも附設を選ぶ割合が増えているとは言えません。また、他校を選ぶ女子もいるとの事ですが、極めて少ない例であり、学校側は女子の方が確実に入学者を予測できるのは間違いないでしょう。
2017年は附設は大量の追加合格を出したんですよ。ラ・サールと別日程になって合格者数が読めなかったから、同一日程と同じくらいの合格者数をまずは出したと、学校説明会でもその様に説明されています。
認識格差さんは、附設の人気の高まりをどうしても認めたく、色々認識が間違っているみたいです。議論がしたいなら、ファクトをしっかり精査してからにしましょう。
ファクト、精査というならば、2017年の大量の追加合格者数を具体的に示して欲しいものです。さて、当方で附設の塾別合格者数を合計してみました。塾発表の合格者数なので、追加合格者も含んでいます。塾は、英進館、日能研、全教研、浜学園、早稲アカ、サピックスです。
2017年 162+47+28+2+0+1=240
2018年 163+64+33+1+1+0=262
2023年 143+48+18+10+3+2=224
2024年 144+57+14+9+3+2=229
このデータから、2017年が大量というほどの追加合格者でなかった事は明白です。2024年との比較でも11名しか違いません。女子率が増加している事を考えれば、男子で附設を選んだ割合はせいぜい横ばいでしょう。
まあ、2024年の東大、国医合格者はラサがナンバー1だった事は事実です。よく、ファクトを精査した方が良いですよ。
附設中の合格者数は2018年は296人で2024年は233人で両年とも追加合格なし
認識格差氏のデータが正しいとすると、提示された塾以外の合格者数は2018年は34人で2024年は4人となる
以前は提示された塾以外からも附設にそれなりに受かっていたが、最近は合格者数を大きく減らしたのではないかとも考えられる。そうであれば、2017年と2024年の合格者数の減少が11人だけというのは通らない
一方、附設とラ・サールの偏差値差が拡大したのは、四谷大塚や日能研の結果偏差値からうかがえる。2017年の結果偏差値は、四谷大塚は附設63ラサ62、日能研は附設63ラサ62。最新の結果偏差値は、四谷大塚は附設63ラサ60、日能研は附設65ラサ61
両校の偏差値差が拡がる→両校に合格した場合の動向に影響がでる、とは100%断言できないが、影響が出る可能性は高い、とは言える。偏差値は学校の志望度を示す指標だから。もちろん、附設の方が偏差値が高いからラ・サールよりも絶対に良い学校とは到底言えないし、附設に合格しながらも附設より偏差値が10以上低い学校に進学する例は中学受験でも高校受験でも稀ではない
2024年は東大、国医ともにラ・サールが上というのは、国医の合格者数が附設は週刊誌の速報ベース、ラ・サールは学校の発表ベースであり、比較がapple to appleではない。また、現役合格者数は学校が完全に把握しているので週刊誌の速報ベースで比較して問題ないが、東大も国医も附設が上。東大は25対24で僅差だが、国医は49対37で僅差とは言い難い。同じ大学・学部に進学するなら浪人したい、させたいという生徒や保護者は普通はいないので、現役でどの程度合格しているかは重要な指標になる





























