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【1510440】しろくまさん相談部屋:小6のこの時期の父兄限定

投稿者: スマイル   (ID:yK3hilYVu.o) 投稿日時:2009年 11月 18日 13:12

関西地区の入試まで、後2ヶ月を切りました。
ご父兄の皆様も受験生自身もいろいろ迷いや不安があろうかと思います。
この時期ならではの悩みをしろくまさんに是非相談してみよう!と思われる方は書き込みよろしくお願いいたします。
時期が時期だけに、共通の悩みも多々あるかと思います。
しろくまさん、よろしくお願いいたします。

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  1. 【1559318】 投稿者: しろくま  (ID:0xHmGI5vM1w) 投稿日時:2009年 12月 30日 20:05

     昔話の続きを…
     合格発表… これは実は、あたりまえですが「不合格発表」でもあります。
     発表の仕方は、いろいろですよね。
     いちばんよくあるのが張り出し型。
     むかし神戸女学院は、合格発表は校内に掲示だったのですが、なんと、掲示される前にわかったのです。なぜかっ!? そのままむき出して係りの人が運んできたからです。
     え~~ 見えるやんっ 運んでる人のまわりを子どもが取り囲んで、その段階で、あっ あったぁ~ とかなるわけです。
     「除幕式」が同志社女子。板が掲げられているのですが、上に画用紙のようなものが張られている… なんとか透けてみえないか、と、顔を近づけても見えない… わりとうまくできていました。
     で、時間がきたら、ぱっと、そとの画用紙を落とす…
     灘は、体育館での掲示です。すでに張られていて、扉が開いて生徒たちが飛び込むと、巻物を伸ばしたように、はりつけられている…
     京都の洛星は、掲示式なのですが、なんと夕方から夜に発表されていて、掲示板の両脇からライトアップされました。
     洛星は、なかなかおもしろい学校で、なんと試験の前日は学校と教室は開放! 自由に見学してください、自分が受ける教室の中まで入っての下見ができました。しろくまが知らないだけかもですが前日に校内に入れるところはめずらしいところです。
     マッチョな、ラバディ校長先生が、笑顔と大きな声で受験生に声をかけられるときもありました。
     甲陽は、な、な、な~んと、氏名掲示! 名前が張り出されるという古典的な発表でしたよ。今はどうなんでしょう。個人情報保護からそんなことはありませんよね~ 古典的といえば、甲陽は長く中学は丸刈りでした。六年一貫校というのはたいていは、同じ敷地で校舎が違うだけなのですが、甲陽は海側と山側で、それぞれ中学・高校に分かれている、というものでした。中学は生徒指導がわりとがっちりしていて高校は自主自律型、に、なったようで、しろくまが好きな発達段階をふんでくれる学校ですよね。池附も中学はわりとカチっとしているけれど、高校は私服で自由になり、甲陽・池附は、頭の古いしろくまにとっては、わりと好きな学校群の一つでした。
     四天王寺は郵送でしたね… 後に掲示発表にかわったようですが、しろくまの時代は郵送でした。
     そうそう、発表の「伝説」としては、いろいろありました。受験番号一番は不合格になりやすい、とか、郵送の場合、封筒が薄いと不合格、とか…
     そんな話はたいていデタラメですからね。しろくまの知っている範囲で、受験番号一番が、不合格だったことはほとんどありませんでした。灘は連番号受験で、昔に一番とるためにわざわざ並んでとったことがありましたけれど、そのときも確か一番はしっかり合格していたハズです。
     郵送の場合、たいていは合否の通知のみで、同じ厚さになります。入学手続きは後日ですし、入学者の通知時点で渡す書類もあまりなかったようです。合格者招集日と、場所が書いたプリントが入っているくらいで、厚さで判別するのはちょいむずかしい。で、たいていは
     「もう、薄いから不合格かと思ったぁ~」
     というオキマリのオチとなるワケです。
     大阪星光は、合格発表は掲示でしたが、不合格者は受付に行くと点数が書かれた紙をもらえました(灘は合格者も不合格者も点数が教えてもらえます)。いったい何点でだめだったんだっ と、点数をみる… 思った以上に最低点との差がありすぎると、いっそあきらめがつく… 苦手な国語は何とかなっていたのに得意の算数でボロボロ… もちろん逆もあって、ふだん国語ができていたのに、思ったほど本番でとれていない…
     となるわけです。
     たいていは、直前学習で、苦手教科に時間を割り当てすぎて、得意教科で失点してしまう、というパターンでした。合否ギリギリ少年少女は、直前でも、得意な教科をしっかり磨いておいてほしいものです…
     むろん1点差もあります… 腰から下の力が抜ける、というのはこういうことなのでしょうね。気がついたらしゃがみこんでいた、というのはたいていは、数点差の「得点表」を見られたときでした…
     なんとかなりませんか!?
     と、言われても…
     統一入試時代の星光はなかなか厳しかったです。抜けを計算した上で(東大寺合格者が星光も受験している場合がありその辞退者を見越した上で)合格発表しているのでたいていは不合格は不合格でした…
     東大寺の繰り上げ合格は、灘の発表後に、どどどっ と動きました。東大寺は灘に抜けるだけではなく、京都の場合、洛星との競合があり、東大寺か洛星が迷って洛星へ、という動きもあったので抜けの動きが複雑でした。
     繰り上げは教頭先生が一軒一軒お電話されており、その一軒が留守なら、通じるまで次には進まなかったのです… ほんとうにイライラする時でしたね。電話かかってきたぞ、いまだれだれまできている、もうすぐだれだれまで来そうだ… 保護者からも問い合わせがよく入ってきました…
     こんな具合で、講師控え室はわりと騒然としていました。
     ところがある年、ひょんなことから重大な事実がわかったのです。
     今年は、繰り上げマイナス15点くらいかなぁ… と、思っていたらマイナス15まできました。お~、マイナス15には二人いるから二人繰り上げかっ と、思ったら、一人にはきて、もう一人には電話がかかってこないんです… え?? なんで?? わすれられているんかな?
     で、ばったりマイナス15で止まってしまい、どうやらそれで終わりのよう… まてまてまてまて、そりゃ変やろっ
     実は電話がかかってきた子は奈良で、もう一人の子は西宮市…
     同点の場合は、奈良の子から電話をかけて、定員になったらそれでおしまいにしていたんですよ!
     すぐさま、その子の保護者に、「学校に電話してください。同じ塾の子で、同じ点数でその子は繰り上げで、うちの子はどうして繰り上げにならないのですか、と言うてください。」と伝えました。(これはしろくまの手柄話ではないですよ、別の担当の講師がそう伝えたのです)
     なんと! 合格をもらえたんです!
     精神科医の和田氏が、「ヘッドワーク・ネットワーク・チームワーク」が大切だ、と、おっしゃっていましたがまさにそのとおりで、塾のネットワークで繰り上げ合否情報を把握していたら可能だったことともいえるのです。
     念のため申し上げておきますがあくまでも20年以上も前の昔話です。現在では受験の状況も入試日も違うし、なんせ個人情報保護の観点から昔のようなオープンな情報のやりとりはありません…
     古き(よき、かどうかはわかりません。統一入試のほうが子どもの可能性が限られていたので、きっと今の選択肢が多い時代のほうが幸せだと思う)時代の思い出話と思ってくださいな。
     もう、ほんとうに不合格はつらい… ほんとに「合格できろっ」(合格を可能にしろっ)と心の中から叫びたくなるような、そして合格できるところを受けろっ と願いたいような、入試一週間前でした… (また続きを書きますね)

  2. 【1559398】 投稿者: 夏の頑張り  (ID:N8xg6XFnnG.) 投稿日時:2009年 12月 30日 21:53

    しろくま様、
    出すぎてすみません。
    お返事は不要のひとりごとです。
    [高い山は裾野が広いんですよ。すべてのことを教養として身につけていけば、かならず高みに到達できると思うのです。学力は思うに、氷山の一角ですべきで、水面下の見えない部分を大きくしなくては、どっしりとした安定感はない、と思うんですよね… 中学入学後は、そういう分野の広がりに力を入れてほしいし、そういうことができる学校、というのをどうせ私立に入れるならば、選択してほしい、としろくまは古い人間だから思ってしまいます… ]
    しろくま様のお話本当に心に響き、また、心が洗われます。

    私は、有る企業で長く採用や育成関係の仕事をしておりました。
    (今はマーケティングや分析で、数字中心の世界です。)
    当時の採用はどんな面接官でも公平な判断ができるよう細かい採用シートがあり、更に外部の会社の診断も加わり、最終的な
    採用を決定します。
    面接も何回もあり、皆見事な模範解答。(大学で鍛えられています)
     その中で学校のランクで言うと門前払いの子も
    一人や二人引っかかる子がおりました。
    その子たちのその後を見ていると、何通りもありました。
    長い研修期間で
    その場の仕事をこなすだけに注力してしまい、せっかくの
    採用時の美点を無くすタイプや、そのままの子、キャリア組に心で負けてしまう子。
     企業も勉強しかできない子なかりの寄せ集めではなりたたないのを知っている。でも今の時代は厳しいので勉強の他の事もできる子しか採用できない
    ところもあるかもしれませんね。

    体育ができなくてもそれでも、いいやって子より
    なんとかがんばろうっていう子や他の点で補う努力は
    採用時の大きな評価点でした。(もちろn体育の試験はありません)

     こんな年で様々な教養を磨くチャンスに挫折して身を恥じ、
    受験が終わったら自分磨きに努めたいと思います。
    横道にそれてすみません。
     

  3. 【1559463】 投稿者: しろくま  (ID:Qar8DvfbcpI) 投稿日時:2009年 12月 30日 23:35

    ~しろくまの語句直前追い上げ講座②~
     熟語型し小6の配当漢字でまとめましょう。
    (1)大統領がそこで発言するのはイレイのことだ。
    (2)モーツァルトのイサクが発見された。
    (3)きみの意見をハンエイして作成した。
    (4)試合は雨天ジュンエンだ。
    (5)エンドウの住民に避難命令が出た。
    (6)道路のカクチョウ工事がおこなわれた。
    (7)技術カクシンがおこなわれた。
    (8)★時間のつごうで、カツアイさせてもらいます。
    (9)この海はカンマンの差がはげしい。
    (10)★日本のスキーのジャンプはアッカンだった。
    (11)★今の言動はカンカできない。
    (12)理由をカンケツに説明しなさい。
    (13)そんなのはキジョウの空論にすぎない。
    (14)千秋真一はシキシャになりたかったんだ。
    (15)フランスに留学してキチョウな経験ができた。
    (16)高い山の上ではコキュウがしにくくなる。
    (17)シキョウヒンが配られていたので受け取った。
    (18)ドキョウのないやつだな、と笑われた。
    (19)キョウチュウおだやかでない日々が続く。
    (20)十年キンゾクで表彰された。
    (21)テッキンが入った柱はじょうぶで安心だ。
    (22)ケイトウ的に考えることができないといけないよ。
    (23)強打者をケイエンして、次の打者で勝負する。
    (24)ケイビが手薄なところをねらわれた。
    (25)これはゲキヤクだから、とりあつかいには注意しなさい。
    (26)キュウゲキな変化についていけない。
    (27)セイケン交代で何が変わったのだろう。
    (28)ザイゲンがないから高速道路は無料にならない。
    (29)ゲンセンされた素材で料理をつくる。
    (30)彼とは五十年来のチキだ。
    (31)テンコをとりたいと思いますから整列してください。
    (32)育てていただいたご両親にコウヨウをつくしなさい。
    (33)ここが勝負だ、と、思ったのか、彼の顔はコウチョウした。
    (34)成績がカコウするのをくい止めたい。
    (35)チコクしないように気をつけてください。
    (36)筑後川流域は九州のコクソウ地帯だ。
    (37)国連では、ヒンコンをなくす努力がすすめられている。
    (38)銀行のコウザにお金をふりこむ。
    (39)ドル建てでケッサイする。
    (40)これには社長のケッサイが必要です。
    (41)よからぬことをカクサクする。
    (42)サッシにとじてまとめておくとよいよ。
    (43)★しだいに他の領域をサンショクしていった。
    (44)それはなかなかシナンの技だ。
    (45)ヨウシで人を判断しては失敗するよ。
    (46)田園風景が、シカイから一瞬消えた。
    (47)カシをわすれてしまった。
    (48)とんできた矢をハンシャ的にかわした。
    (49)シュシャ選択がたいせつです。
    (50)ジャッカンのくるいがあるが何とかなりそうだ。
    (51)新政権がジュリツされた。
    (52)帽子をシュウシュウする趣味がある。
    (53)★かれの今後のキョシュウが注目される。
    (54)シュウジン環視の中で、それを実行するとはたいしたヤツだ。
    (55)他のツイジュウをゆるさない。
    (56)飛行機をソウジュウする。
    (57)ジュクレンの技をみせつけられた。
    (58)★なんとかゼンショしたいと思います。
    (59)担当ブショにもちかえって検討します。
    (60)警報がカイジョされた。
    (61)ショウライの夢を語る。
    (62)つらいめにあい、ショウシンのまま、彼女は帰国した。
    (63)こちらは何のシショウもありません。
    (64)明確なシシンを示してほしい。
     さて、今回はここまでにしておきます。★印は正答率が低かったもの。小6配当漢字は181字ありますがそのうちとくに大切なものを熟語にしてまとめていきます。まだ次回に続きますからね。
     実は、入試では、熟語型の出題のほうが多く、難読後や画数の多い漢字よりも、あぁ~知っていたのに書けなかったぁ~ と、なるほうがこわいのです。ここにあげたもので書けなかったものは要注意! まずはこれらを用いて確認していきましょう。

  4. 【1559942】 投稿者: しろくま  (ID:w9m4.6UDNOs) 投稿日時:2009年 12月 31日 21:12

    ~しろくまの語句直前追い上げ講座③~
     小6配当漢字の熟語型書き取り第二弾。
    (1)セイダイな結婚式をおこなう。
    (2)教会に行くとセイショがもらえる。
    (3)セイイをつくして対応する。
    (4)センデンにまどわされてはいけないよ。
    (5)仕事にセンネンする。
    (6)センレンされた立ちふる舞いができる人だ。
    (7)デンセン病の予防接種をうける。
    (8)★ゼンゴサクを考える。
    (9)のだめぐみがピアノのバンソウをする。
    (10)★シャソウからの景色を楽しみながら鉄道旅行をする。
    (11)もっとソウイ工夫をしたまえ。
    (12)★黒ショウゾクに身をつつんだあやしい男たち。
    (13)コウソウ建築を見上げる。
    (14)父のヒゾウのお酒のびんを割ってしまった。
    (15)ゾウキ移植についての法律が改められた。
    (16)人類ソンボウの危機に立つ。
    (17)ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスは「ソンゲンなる者」という意味である。
    (18)タクハイビンで、お歳暮(せいぼ)をとどける。
    (19)悪事にカタンする。
    (20)★歴史タンボウの旅に出る。
    (21)2010年はマーラーという作曲家のセイタン150年になる。
    (22)カンダン計で気温を調べる。
    (23)人のチュウコクには耳をかたむけるべきだ。
    (24)チョメイな学者が集まっている。
    (25)「嵐」はいま、人気ゼッチョウだね。
    (26)事務所のチンタイ料を滞らせてしまった。
    (27)シンテンと書いた封筒を勝手に開いてはいけないよ。
    (28)どちらにするか、じっくりケントウしてください。
    (29)トウブンのとりすぎでお医者さんにおこられる。
    (30)クナンをのりこえて合格を勝ち取ろう!
    (31)カイダンという二字熟語を逆さにするとダンカイになる。
     ※ ちょっと休けいして「逆立ち熟語」、考えてみましょう~ 昔、灘中で出題されたことがあります。
      「乳牛⇔牛乳」っていけますよね。逆さにしても通じる熟語を、あと、五つ考えてみましょう~
    (32)茶道にも華道にも、色々なリュウハがある。
    (33)ハイゴ関係をよく調べる。
    (34)★エンジンが一つ故障したので、カタハイ飛行をすることになってしまった。
    (35)シュトレーゼマンは、竹中直人という日本人のハイユウが演じている。
    (36)シベリウスは、バンネンにはまったく作曲しなかったそうだ。
    (37)遭難者のアンピを気づかう。
    (38)★きみのフクアンをかくさないで教えてくれよ。
    (39)フンパツして、ハリーウィンストンで婚約指輪を買った。
    (40)病気の研究とヘイコウして、治療薬を開発する。
    (41)2009年は天皇ヘイカ在位20周年でした。
    (42)正月旅行のコウホとしてウィーンをあげたが、寒いからだめって言われた…
    (43)この海は、生命のホウコだ。
    (44)チョウレイボカイは信用をなくす。
    (45)★最近、年をとったのでビボウロクをつけるようになった。
    (46)ボウ暗記では力がつかないよ。
    (47)そんな例はマイキョにいとまがない。
    (48)ゲンミツには、これとそれは同じものと考えてもかまいません。
    (49)1956年、日本はモンゴルといっしょに国連にカメイした。
    (50)明日から旅行に出かけるが、ソラモヨウが少し気がかりだ。
    (51)合格通知はできるだけ早くユウソウしてほしいですよね。
    (52)★温泉旅行のユウタイケンが当たった。
    (53)ヨウショウのころより、ピアノを弾いていた。
    (54)イヨクはあるが、なかなか実行できない。
    (55)知らない間に、西宮北口には塾がランリツしていた。
    (56)鮭(さけ)のサンランを観察・研究する。
    (57)受験校のイチランヒョウを見せてください。
    (58)リツドウカンがあふれた創作ダンス。
    (59)リンキオウヘンに考えなくてはいけません。
    (60)合格、というロウホウを待っています。
    (61)★先生の忠告が、ふと、ノウリに浮かんだ。
     ★印は、正答率が低かったものです。前回とあわせて、小6配当の熟語型の書き取りはこれだけ確認しておけば十分でしょう。次回は「低学年で習う、以外とド忘れしやすい漢字」を紹介しますね。

  5. 【1559997】 投稿者: 何とか合格させてやりたいです  (ID:.LhOBfPHMUg) 投稿日時:2009年 12月 31日 22:40

    しろくま 様
     語句直前追い上げ講座を記載いただきありがとうございます。
    新年に早速やれせてみます。もちろん、わからないところはしっかり復習を忘れずに。
     今、子供は自室で年末年始特訓の国語の宿題をやっています。
     後少しで2009年も終わります。
     振り返れば早かったような、でも親子共々数々の葛藤があり、忘れられない2年間になると思います。
     しろくま様のアドバイスに出会えた事も、私たち親子にとってはすごく重大な出来事でした。本当に救われた出来事は数え切れません。心よりお礼申し上げます。
     本番まであと少し。親としてできることは体調管理と、お弁当作りと、精一杯の応援のみです。
     12歳の我が子の頑張りに少しでもプラスになるよう頑張りたいと思います。
     しろくま様、受験生の親御様、来年もよろしくお願いします。

  6. 【1560049】 投稿者: ゴル  (ID:Z2TPXz5IPwI) 投稿日時:2010年 01月 01日 00:02

    「どうにもならないトラブル」、ドキドキしました。
    うちに老犬がいます。
    子どもが生まれたときからずっと一緒に過ごしてきました。
    獣医さんにも驚異的な長生きと驚かれ
    いつポックリ逝ってもおかしくないと言われています。
    あと3週間ほどは何とか頑張って生きてて欲しいです。

  7. 【1560068】 投稿者: しろくま  (ID:Onja/PykWKg) 投稿日時:2010年 01月 01日 00:47

    ~しろくまの語句直前追い上げ講座④~
     さて、低学年(1~4年)で習う漢字を用いたものでも、なかなかどうして中学受験では侮れない出題があるんですよ。ド忘れしやすい、あるいはかんたんであるがゆえにかえって難問、というものがあります。私立の伝統校は、入試問題の伝統も長い… それらの学校の先生は、ただ難しいだけの出題なんかはけっしてなさいません。受験生の盲点をうまくついた出題をされます。「かんたんなのにむずかしい」読み書きをまとめてみました。
    ★ 小学校一年生配当漢字を使った書き取り
    (1)マルみがあって、おだやかな味わい。
    (2)席をアけて待っています。
    (3)イクドウオンに、みんながすすめる。
    (4)イッシみだれず行動する。
    (5)父はコゴトが多い。
    (6)何を話しかけてもウワの空だ。
    (7)木がハえる。
    (8)はずかしさのあまりセキメンした。
    (9)新しい自転車にサッソク、試しに乗ってみた。
    (10)そんな問題はタイしたことがない。
    (11)年越しそばをチュウモンした。
    (12)コダチの後ろから、とつぜん少年が飛び出してきた。
    (13)父のミョウダイで参上しました。
    (14)帽子(ぼうし)をマ深にかぶる。
    (15)新しい建物がリンリツしていた。

    [解説]
    (1)「円み・丸み」
     マルいは「円い」と「丸い」がありますよね。「円み」と「丸み」はどっちがよいの?
     実は、辞書的にはどちらも可。
     ☆「丸」は立体、「円」は平面の場合に用いるのがふつうです。
     この例文では「角がない」という意味から「丸み」がよさそうですが、「まろやか」は「円やか」と表記するので、この「円やか」のイメージを付加したいときに、あえて「円み」と表現するときがあるのです。しろくまとしてはこの場合は「円」を用いたいかなぁ~
    (2)「空けて」
     「空ける」「開ける」「明ける」が入試で出る「三アけ」!
     たとえば「開ける」の反対語は「閉める」ですよね。ということは
     ☆「閉める」が使える場合は「開ける」を選択
     窓をアける⇔窓を閉める ⇒ 窓を開ける
     アけっぴろげな性格⇔閉鎖的な性格 ⇒ 開けっぴろげな性格
     すきまやひまをつくるのに使うのが「空ける」です。からにする、という意味ももちろんアリ。
     「部屋をアける」は「空ける」を用いますが!
     ☆ 「部屋をアける」は「空ける」だが、「部屋をアけ渡す」は「明け渡す」とおぼえよう!
     「明ける」は、夜が明ける、だけではありません。物事が終わって始まる、という意味もアリ。
     ですから「梅雨アけ」も「梅雨明け」、「喪(も)がアける」も「明ける」になります。
    (3)「異口同音」
     これは「異句同音」としてしまう誤用がありますよね。「口」は「ク」と読む場合が入試ではよく出題されます。
     「口調」(くちょう)「口説く」(くどく)なども「口」を「ク」と読む代表例です。
    (4)「一糸」
     ほかに「一糸もまとわない」で、「すっぱだか」の意味になります。
     入試によく出る「三大イッシ」が「一糸」「一矢」「一指」です。
     ☆「イッシを報いる」⇒「一矢を報いる」
     ☆「イッシもふれさせない」⇒「一指もふれさせない」
     下に続く表現をセットにしておぼえておきましょう~
    (5)「小言」
     ぶつぶつ文句をいう、と説明したいところですが、不平・不満にも使いますが、いっぱんには「訓戒」の意味がふくまれている場合が多いですよね。
     ちなみに「小」の反対で「大」にすると「大言」。「たいげん」と読んで、いばって大げさなことを言う、という意味になり、「大言壮語」という四字熟語も構成します。「大言を吐(は)く」と用います。
    (6)「上」
     「上の空」って、よく使うのですが、あんがい、ほんとの正しい使い方をせずに用いている人いませんかね?
     「他の事に心が奪われて、その事に注意が向かない」
     という意味です。と、いうことはぁ~ 「他の事」を考えていたり、「他の事」が気になっていて、という前提があるんですよね。何も考えないでボ~っとしているだけ、なら、「上の空」ではないんです。
     「上の空で塾の講義を聞いている」
     というと、何も考えないでボ~っとしている、のではなく、お母さんにたのんでおいた嵐が出ている番組のビデオ、ちゃんととれているかなぁ~ とか、あぁ、同じクラスのあの娘は今ごろ何してるかなぁ~ と、なっている状態なんですよね。
     「上」を「うわ」と読む場合、けっこう大切です。
     「上書き」「上紙」「上着」「上靴」「上すべり」「上背(うわぜい)がある」「上包み」「上っ面」「上手」「上ぬり」「上乗せ」「上履(ば)き」「上辺(うわべ)」「上回る」「上向き」「上目づかい」などなど。「上手」は「うわて」と読まず「じょうず」と読めば、別語になります。
     では、「上手」のように「同じ漢字なのに読み方が違うと別語になる例」を知っているだけあげてください。大昔の灘中で出たことがありますよ~
    (7)「生」
     「上」「下」とともに、「生」は小1で習う漢字の代表的「多読語」です。
     「生(い)きる」「生(い)かす」「生(い)ける」「生(う)まれる」「生(う)む」「生(お)う」「生(は)える」「生(は)やす」「生(き)」「生(なま)」
     なんと10も読みがあります。さて、「生」より多くの読み方がある字、あるでしょうか? さがしてみてください。
     さて、入試で出る「三大ハえる」は
     「生える」「栄える」「映える」です。
     「映える」は光を受けてかがやく様です。そこから転じて、美的調和の意味が出ました。
     「着物がハえる帯」という場合は「着物が映える帯」とします。
     「ハえある優勝」は、「かがやく」から「映えある優勝」も使えそうな気もしますが、「光を受けて」の場合が「映える」です。優勝は、みずから光り輝くもの。「栄えある優勝」にしてください。
     では、「出来バえ」はどう書くか?
     実は「出来映え」「出来栄え」どちらでもよいのですが… 厳密には、そのものができたことによって、まわりと調和した場合は「出来栄え」、ズハリそのものの良さを強調したい場合は「出来栄え」。たいていは「出来栄え」としたほうがうまくいきます。
    (8)「赤面」
     顔が「赤く」なる場合… 恥ずかしい思いをした場合ですよね。「赤面」はそういう場合に使います。顔色という言葉があるように、顔は「色」を用いた慣用表現があります。
     「顔が青くなる」「顔が赤くなる」などなど… 「紅顔」というと「若々しい血色がよい顔」という意味になって「紅顔の美少年」と使用します。では「白い顔」って表現はあるのか?!
     「白面」という表現があるんですよ。「年がいかず未熟なこと」を意味します。
     「そこに、白面の書生があらわれた」、な~んて江戸川乱歩の推理小説に出てきたことがあります。(子どものときに、「どんな顔してんっ?! 白いお面をつけていたのか? 犬神家のスケキヨかぁ~」と思いました)
     ちなみに「白」はほんとうの「白」をあらわさない場合が多いのです。「白面」は「素顔」という意味もあります。また、平安時代の建物は「白木造」といいますが、白い色を塗っているのではありません。木そのものを生かした、奈良時代の柱のように朱塗りではない、という意味です。
    (9)「早速」
     音読み「ソウ」の変形「サッ」を用いた熟語です。「あることに応じてすぐ」ということです。
     「早い」と「速い」の組み合わせ。そりゃ、「すぐ」の意味が深まりそうですが、「早い」と「速い」の使い分けもしておきたいところ。
     「早い」は時間に余裕があること、時間が少なくてすむ、という意味です。「速い」はスピードや動きが「急」な場合ですよね。
     さて、「早速」はそれぞれ訓読みが同じ(同音異字・早いと速いはどちらも「はやい」)一字を組み合わせてできている二字熟語ですよね。同じように、訓読みが同じだが字が違うものを組み合わせた二字熟語を知っているだけあげてみてください。大昔の灘中で出題されました。さて、いくつ作れるでしょうか。すぐに思いつくもの3つあげてみましょうか。「計量」は「計る」と「量る」、「計測」も「計る」と「測る」、「測量」も「計る」と「量る」です。さぁ、これら以外で探してみましょう~
    (10)「大」
     かんたんな字ですよね。「大したことない」書き取りです。「大」を「ダイ」と読むより「タイ」と読む場合のほうが入試ではよく出題されます。
     「大」を用いた熟語(上でも下でも可)で「大」を「タイ」と発音するものを探してみましょう~ 「大切」は「タイセツ」ですよね。いくつあげられるでしょうか?
    (11)「注文」
     「注問」という誤字を小学生はケッコーしてしまいます。「問」のほうが口をきいている感じがするからなのでしょうかね。大昔、甲陽は、文章の中に「誤字」を一つだけ入れておいて、文中から誤っている語句を抜き出せ、みたいな出題をしていたときがあります。六甲もそうでした。ほんと大昔ですよ。そのとき「注問」というのがあったような気がします。
     「文」は小1で習う漢字ですが、「注文」「文句」「天文」のように「もん」と読む場合がやはり入試では重要になります。「文書」も「ぶんしょ」のほかに「もんじょ」と読む場合があり、「古文書」は、「こもんじょ」と読みます。中国には「文選」と書いて「もんぜん」と読む詩集もあります。
    (12)「木立」
     「木」は「こ」という訓読みを持ちます。「木枯らし」なんか「こがらし」ですよね。
     「木の実」「木の葉」などは「このみ」「このは」とよく使う例です。
     時代劇で、「この、こっぱ役人がぁ~」と悪人が悪態をつく場合がありますよね。「こっぱ」は「木っ端」で、木の切れはしのことです。(正確には「木端」で「こば」です)
    (13)「名代」
     あらま、(6)の「読み方が違うと別語になる」例が出てきましたね。
     「名代」は「ミョウダイ」と「なダイ」の2つの読み方で意味が変わります。
     前者は「代理」で後者は「有名」という意味。「名代の老舗(しにせ)」というと「有名な昔からある店」となります。 
     「名」は「夕」+「口」。夜暗くなって顔がわからない… おまえは誰だ!? と、口で「名」乗ったことから「名」という字が構成されました。夜に人に会えば最初に自己紹介したわけですね。それが「名」となったワケです。 
    (14)「目」
     「目」は音読み「モク」「ボク」、訓読み「め」「ま」があります。
     とくに「ま」はよく出題されました。六甲中や親和中では複数回出題されています。
     ☆「目深か」と「目の当たりにする」の2つをおぼえる!
     「まのあたり」は「目の当たり」。ちなみに「目」は、「さかん」とも読むのを知っていましたか?
     昔の日本の役人の制度で、「かみ」「すけ」「じょう」「さかん」という4役があったんです。大岡越前守とか吉良上野介とか「守」「介」のほかに「目」があって「さかん」と読みました。
     名字で「目」と書いて「さがん」という人、いますよ。ほんとの話です。
    (15)「林立」
     たくさんのものが並び立つ様子を「林立する」といいます。ちなみに木を立てる、「樹立」はしっかりと立てる、という意味になり、「林」にせよ「樹」にせよ、実際に木や林が立っている意味ではなく、それを比喩として転じた熟語です。(つまり「□のように立っている」で、□に「林」や「樹」が使われているわけですよね。)
     では、「花」を使って、同じように「花」そのものとは無関係で、比喩的に他の意味に使用する熟語は作れますか? 「花のように○○している」から転じてできた熟語をつくってみてください。「草」でもできますか?
     どうです? 小学校1年で習う漢字でも、ケッコー奥が深く勉強できるでしょう? 直前学習は「広く浅く」ばっかりと思っていませんか? 「狭く深く」も有効な直前学習です。
    (次回に続く)

  8. 【1560079】 投稿者: しろくま  (ID:Onja/PykWKg) 投稿日時:2010年 01月 01日 01:27

     昔話の続きですが…
     ペスの話その後…
     この犬の話を説明会でしたとき、ある保護者から、うちは乗り切れました、という話が出てきました。
     子犬がたまたまいたんですよね。もう一匹いてくれたことが救いになりました。
     やはり、子どもは泣きじゃくってどうしようもなかったのですが
     「今日からあなたがこの子のお母さんなのよ、あなたがしっかりしないとこの子がかわいそうでしょ、この子のほうがかわいそうなんだからしっかりしないとね。」
     と、お母さんが言うたとたん、はっ として、ぴたっ と泣きやみ
     「そうやんね、わたしが泣いていたらあかんよね、しっかりこの子の面倒みるね」
     と、瞬間に立ち直ったそうです。
     お子さんのキャラクターによって違いますが、女の子は「疑似母親」になると、めっっちゃ強いですよ。
     最近はこんな表現したら怒られるかもですが
     「女は弱し、されど母は強し」
     って言うではないですか。「母性」が発揮されると入試の緊張も何ともなくなるし、急に豪快にふるまえる…
     下にちょっと年下の弟がいる場合あるじゃないですか。よく弟の面倒をみる子って、入試のトラブルに強いんですよね。男の子の場合でもそうですが、とくに女の子はそうです。
     塾なんかでも、姉妹兄弟で「姉弟」で通っていると、自分は○○先生は厳しくてイヤっ とか言うているクセに、弟には「この子には○○先生みたいな人のほうがよい」とか何とかエラソーに何やかんやと「疑似教育ママ化」して急に客観的に学習評価ができるようになる場合、あるんですよね。
     弟がいる場合、ケンカになってどうしようもない場合もありますが、面倒見のよいお姉ちゃんは、入試の直前でも弟の面倒見させておけば、緊張もなくなるし不安も乗り越えられて、なかなかよい効果が出ます。
     友人の女性講師は、そういう子には、
     「入試の日、弟さんも連れてきてください。」
     と言うてました。あれは「疑似母親体験」を持ち込んで緊張させない、強い子にする、という意味があったんだと思います。
     「女の子は母代理を体験させると強くなる」
     というのは正しいと思います。
     だから、て、わけではないですが… おばんくさい女の子… 入試では強いです。たいていは合格してきました。あ、こんなこというとまた怒られてしまいますよね、すいません…

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