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【1510440】しろくまさん相談部屋:小6のこの時期の父兄限定

投稿者: スマイル   (ID:yK3hilYVu.o) 投稿日時:2009年 11月 18日 13:12

関西地区の入試まで、後2ヶ月を切りました。
ご父兄の皆様も受験生自身もいろいろ迷いや不安があろうかと思います。
この時期ならではの悩みをしろくまさんに是非相談してみよう!と思われる方は書き込みよろしくお願いいたします。
時期が時期だけに、共通の悩みも多々あるかと思います。
しろくまさん、よろしくお願いいたします。

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  1. 【1561639】 投稿者: かめ  (ID:iAPRkWcauAo) 投稿日時:2010年 01月 04日 08:04

    しろくま様

    いつも丁寧なご指導ありがとうございます。

    そして今回、六甲の直前対策として「しろくま様の語句直前追い上げ講座」を教えていただきありがとうございます。
    基礎の基礎、漢字が苦手な息子です。まだ恥ずかしながら「しろくま様の語句直前追い上げ講座」に取り組んでおりませんでしたので、早速取り組むことに致します。
    前回教えていただいた電話帳を使っての勉強法、毎日こつこつと取り組んでおりますが
    今更ながら、息子が全く読解力が無いことに驚いております。
    ある程度、解答ができるようになったら次の段階へと思っておりましたが
    ある程度にたどり着くことなく、電話帳の問題すべてやりつくしてから次の段階へ仕方なく進むといった状況です。
    まだ論説文の記述式、模範解答の逆流法を学んでいる途中です。
    私の方は間に合わないな。と思いながらも焦らすこともよくないと思いますので淡々と勧めております。
    ただ、12月から通い出した塾で他の方が受験される学校の過去問を一緒に解いているのですが
    今までと違い、半分以上解答できるようになったと言って息子はかなり喜んでおります。
    確かに自宅で一緒に勉強しておりましても、的外れな解答はしなくなってきました。
    部分点はもらえそう?!というところまできております。
    「どうして、僕なんか顔も見たこともない子供にいろいろ教えてくれるの?しろくまさんはすごい!!」なんて申しながら
    本人は、力がついてきたような気がする。と喜んでおります。しろくま様本当にありがとうございます。
    今になって、難関校でも算数は9割近く、理科は8割とれてきているようで本人は喜んでおりますが根が楽天家なので油断しそうなところが正直不安です。大コケするときもありますし。
    そして、親の私は国語に限らず記述が苦手なので理科の記述もかなり不安です。

    地方の遠方より一人で新幹線に乗り受験に向かうという(もちろん親と合流予定です)、特殊な状況でもあるので志望校は受かりそうなところより本人が希望しているところに致しました。
    六甲中学とただ一つ文化祭に行ったことのある池附です。
    受験しないといった選択より、受験して結果・・・・。の方が本人は後悔しないと申すので、そう致しました。
    今は、受験当日「いろいろな塾の先生が応援にきているけれど、あなたにはいない。でもそんなことは合格とは関係ない。
    皆、応援してるから」と、息子に伝えています。実は母が一番心配なんです。
    入試まで残り少ない日々となって参りました。
    最後まであきらめずに、合格にむけて進めて参ります。

  2. 【1561699】 投稿者: どうしたらいいものか悩んでいます・・・・・  (ID:4LXaNsOOaHk) 投稿日時:2010年 01月 04日 10:04

    はじめてご相談させていただきます。
    入試まであと10日余りとなってまいりました。皆様もさぞご心配なさっていることと思います。
    我が家でも息子のことで悩んでおります。
    昨日も塾で志望校別のR中学の国語のテストの返却がありました。
    国語は、息子の一番苦手な科目で今迄から平均点少し取れれば、良しとしようと思ってきましたが、最近全然点数が取れなくなってきました。本人曰く、文章の読み違いばかりしてしまうとのこと。
    先生から返却時に、ビリから数えるほうがはやいでがんばれよ!
    といわれたそうで、落ち込んでいました。算数のテストもあったようでそれはクラスでトップだったようです。
    算数と国語のの出来の差が大きすぎ不安に思っています。
    親が見たらそんなに難しい問題ではないように思うのですが・・・
    算数の方が明らかに難しそうなのですが・・・
    本人の志望校は共学のH中学です。国語が記述が多いということなので心配です。算数と理科はほぼ大丈夫かなと思っています。(H中学のテストは今日返却予定です。これも出来なかったとのこと)
    本人も落ち込んでいます。残り少ないのですがどうしたらよいものか
    途方に暮れています。しろくまさま、お忙しいかと思いますがよろしくお願いします。

  3. 【1561701】 投稿者: しろくま  (ID:k81J.KAAIGU) 投稿日時:2010年 01月 04日 10:05

    「かめ」さま
     入試はすべて完璧、すべてやりつくした~ という状態で受けられるものではありません。どっかができないまま、どっかはダメなまま… 満点とらないと合格できないものでもありません。
     間に合います! とは、安請け合いなどできませんが、やり続けていく中で力がついていく部分、必ずあるわけです。手応えというのは、本人がいちばん感じるものです。何よりもまず、本人の気がすむ勉強のやり方をさせてやってください。
     お子さんの気持ち、わかりますよ。子どもは色々なタイプがあります。お子さんは
     「やらないで後悔するよりやって後悔するほうがよい」
     と思えるタイプなんですよね。
     失敗や選択に対する「後悔」がない人生はありません。どちらのタイプの「後悔」を是とするかはキャラクターによってちがいます。
     さて、六甲は申しましたように、昔から漢字の書き取りは良問が多いし、けっこう配点はともかく問題数にしめる「漢字」の数は多い学校です。入試問題の書き取りは
     文中書き取り型
     独立題型
     の、どちらかなのですが、六甲はなんと両方。文中の「下線部を漢字になおしなさい」も、あるし、最後の大問がまるまる漢字の書き取りでもあります。(熟語型がほとんどで年度によっては1・2問が訓読み型)
     せめてこれはすべて正解させてやりたいところです。
     ただ、だからといって書き取りばっかりやるのはだめですよ。淡々と、少なくてもよいから完全におぼえていく、素材としては小6配当漢字を熟語型で、訓読み型を小5の配当漢字で、というように「しぼって」確実におさえ、しっかり読解の時間もとってくださいね。
     これは六甲だけにかぎりません。関学や甲南など、そしてもちろん兵庫県の女子中などもそうです。
     また、しろくまテストとして昭和60年代の「ヴィンテージ過去問(兵庫県の私立中)」で、みなさんがやられた過去問とかぶらない書き取り、紹介しますから演習に利用してみてください。

  4. 【1561726】 投稿者: しろくま  (ID:k81J.KAAIGU) 投稿日時:2010年 01月 04日 10:42

    「どうしたらいいものか悩んでいます」さま
     もうひとつのスレで、「白紙少年・少女のための記述法」を紹介していくつもりですので、そちらのほうも是非目を通してみてんください。
     算数突出、国語が極端にできない、という子、これこそしろくまは、昔、そんな子ばっっかり教えていました。算数科の友人の講師たちから、どんだけむかし、プレッシャーかけられたか…
     こいつは国語だけだ、算数だけなら灘でも甲陽でもどこでもいけるっ あかんかったら国語のせいやからなっ とかよく言われました… え~ そんなん言わないでよっ (そのくせ、国語ができる子の場合、算数科の講師って冷たいんですよね… この子は国語なら灘も甲陽もだいじょうぶだよっ と言うても、あかんあかん、算数ができないから志望校変えないと… )
     まず、入試問題の国語を解くための「読み方」というのに習熟させましょう。今までのレスの内容とかぶりますが改めて整理していきますね。
    (1)黙読時間の測定
     これは必ずしてみてください。まず、過去問の問題文を読ませてみてください。あせらせず、ただ、速度を測るだけだから読んでみて、と… で、1文章何分かかるか算出しておきます。で、もう今の時期ですから、ちょっと時間かかりすぎ、と思われても、早く読みなさい、とは言わないでください。もうそれで時間のレイアウトをします。
     制限時間-黙読時間(×問題文章数)=思考・表記時間
     こうして、あなたには、何分の読む時間があるからその時間はしっかり読むのよ、残りの××分は考えられるからね、といいます。
    (2)作業レイアウトの作成
     過去問をまずみてください。漢字の書き取りは独立型ですか? 文中型ですか? 独立型の場合は、最初に漢字の書き取りをさせてください。文中型なら、まず、文章を読むところから入りましょう。読みながら漢字の書き取りをしてしまうと、読みながら思考を停止して、設問を解くときに、またもう一度読む、という工程をしなくては頭に入らないので、とにかく最後まで読んでから、書き取りをする、という微妙な違いですがそうしてください。
     さて、説明的文章の場合は、指示語の問題を最初にやり、次に(   )に表現や接続語を入れる問題があれば、それから先に始めます。よく、ぱっとみてできそうなヤツからやれ、という指導もありますが、実は、国語の作成者は、語句系以外は、前から順に解いていくと、自動的にそれが最後の要旨などを問う問題のヒントにもなっているように作っているケースが多いのです。
     ですから、できそうなヤツから先にやれ、というのは、語句系のものからやれ、と解釈していただいてけっこうです。「内容題」は前から順に解いていく…
     記号選択問題はありますか? 本文を読む前に、選択肢は読まず、設問だけ目を通しておいてください。
    (3)読みながらすべき作業
     読みながら、説明文の場合は、
    ① 「だが」「しかし」などの逆接語の後ろ、「つまり」などの要約語の後ろには線を引いておく
    ② 指示語の指示内容には線を引いておく
    ③ 「は」など他と区別する副助詞が含まれている一文には線を引いておく
    ④ 文末「のだ」「のである」「のです」が含む一文は、何かの理由説明になっていると意識する。
     この四つはやらせてみてください。
     物語文は全体の流れを次のように意識して読ませてください。
     A → B
       ↑
       C
     A 登場人物の最初の気持ち B 登場人物の後の気持ち C 気持ちを変化させたモノやコト
     (4)設問内容の分析
     過去問をみられて確認してください。文章題の最後の2問は、いっぱんに、下線部を問うものであっても、下線部周辺をちょろっとみても解けません。全体から考える場合が多いので、最初の「読み」が勝負になります。
     「言いたいことはどれですか」「本文の内容と一致しているものを選びなさい」
     という問題は
    (3)の①と③を用いて、あるいはそれを確認しながら考えさせてください。本文の内容を要約しなさい、にいたっては、①+②+③で、ほぼ完成できます。
    (5)直前での学習
     過去問の「入試問題読書」に徹して、記号選択は「模範解答からの逆流法」のみで、どんどん流し、記述は時間がかかってもよいので一度じっくり考えさせてみてください。
     すべての問題を解く必要はありません。何かテーマをしぼって、今日は(   )に入れるものばかり、今日は理由説明題だけ、今日は、要約系の記述だけ、と、的をしぼってやらせていきましょう。
     時間も残り少ないですが、学習時間の有無より学習密度の高低が直前学習で評価すべきところです。10日「も」あれば、これらのことはまだまだ取り組めますよ。得意教科をより深く学習しながら、以上のことを試してみてください。

  5. 【1561758】 投稿者: しろくま  (ID:k81J.KAAIGU) 投稿日時:2010年 01月 04日 11:24

    ~しろくまの語句直前追い上げ講座~
     昭和60年代の兵庫県の中学の漢字の書き取り集です。どんどんやっていきますね。直前学習にご利用くださいな。

    (1)ぼうしをマブカにかぶる。
    (2)先生からお話をウケタマワる。
    (3)キュウキュウ病院に入院する。
    (4)すばらしいセイセキを残す。
    (5)あとシマツをきちんとする。
    (6)テイサイを気にする。
    (7)新しい知識をキュウシュウする。
    (8)オウフクの切符を買う。

     いずれもかんたんですが、漢字の書き取りのポイントをしっかりふまえた良問なんですよ。
     たとえば、(1)(6)は、
    ☆ かんたんな字で、「とくべつな読み」をするものをおぼえる。
     というポイントです。
     前にも言いましたが「目」は「め」ですが、「ま」という読みもあるのです。
     「目の当たり」で「まのあたり」。もちろん「目の辺りのできもの」ならば「めのあたり」ですけどね…
     「体裁」は読みでも有名。「体」は「タイ」以外に「テイ」という読みもあります。
     「世間体」は「セケンテイ」です。「体たらく」も「テイたらく」と読みます。

     (2)の「承る」ですが、この中では唯一の熟語型ですよね。長い読みなのにおくりがなは1文字。
     「トドコオる」「滞る」も長い読みですが、これ実は、小学校配当漢字ではありません。
     実は、訓読み型の頻出漢字には法則があって、
    ☆ 「読み3文字以上送りがな1」をおぼえる。
     が、ポイントになります。直前は、このようなものばかり集めてやっておく、というのも効率的です。
     え~ さがすのめんどくさい~ と思われるでしょうから、しろくまがまとめておきますね。

     (1)人形をアヤツる。
     (2)アヤマちをおかす。
     (3)かんたんな漢字をアヤマる。
     (4)無礼をアヤマる。
     (5)新しい参考書をアラワす。
     (6)しろくまが姿をアラワす。
     (7)音楽で気持ちをアラワす。
     (8)イキオいがある。
     (9)イサギヨい態度をとる。
     (10)けっこうなものをイタダく。
     (11)コーヒー店をイトナむ。
     (12)さいふをウシナう。
     (13)ほんとうかどうかウタガう。
     (14)年上の人をウヤマう。
     (15)足らないところをオギナう。
     (16)オゴソかなふんいきの神社。
     (17)オサナい弟のめんどうをみる。
     (18)カナラず迎えに行きます。
     (19)将来、医師になることをココロザす。
     (20)ココロヨく引き受けてくれた。
     (21)サイワいけがはなかった。
     (22)法律にシタガう。
     (23)一線からシリゾく。
     (24)田畑をタガヤす。
     (25)正面からタタカう。
     (26)和をトウトぶ。
     (27)準備がトトノう。
     (28)引っ越しして家具などがようやくトトノう。
     (29)いっしょうけんめいハタラく。
     (30)正しい方向にミチビく。
     (31)ミズカらすすんで仕事を引き受ける。
     (32)ミジカイいスカートをはくな!
     (33)ワザワい転じて福となす。

     小学校配当漢字で「読み3以上おくりがな1」はこれだけ! これはすべておぼえて入試をむかえましょうね。 

     さて、(4)(8)は「成績」「往復」など、「部首誤認」を問うものですよね。
     「成績」「体積」は「いとへん」と「のぎへん」の相違に注意。
     「往復」「複雑」は「ぎょうにんべん」と「ころもへん」の相違に注意。
     ということになります。

     漢字の書き取りも、たくさんやるのもよいですが、ポイントをおさえて深めて確実におぼえるほうが効率的です。社会や理科にたくさん時間を回しましょう~ (ではまた続きを書きますね)

  6. 【1562535】 投稿者: どしたらいいものか悩んでいます・・・・・  (ID:4LXaNsOOaHk) 投稿日時:2010年 01月 05日 09:24

    早速のお返事ありがとうございました。
    しろくまさんのアドバイスに従ってラストスパートがんばってみます
    塾の先生からも、一言声をかけていただいたようで、今朝は元気に塾に向かいました。
    今日から寒波到来とのこと、しろくまさまはじめ受験生の親御さん方風邪などひきませぬよう気を付けてください。
    お互い元気で受験当日を迎えましょうね
    また、ご相談させていただくこともあろうかと思いますが、よろしくお願いします。

  7. 【1563271】 投稿者: しろくま  (ID:3CAtWvnmVgw) 投稿日時:2010年 01月 05日 23:31

    ~しろくまの語句直前追い上げ講座~⑧

     前回の書き取りで「救急」というのがありました。ちょっと思い出したのですが、昔、灘中の入試問題で、「きゅうきゅう」のように、同じ音の繰り返しで、しかも違う漢字の組み合わせの二字熟語をあげよ、というものがありました。
     「ちょうちょう」は「町長」、ちょっと古いですけど軍人の位階の「少将」なんかはこれにあたりますよね。
     ほかにも「時事」は「じじ」です。
     あと三つくらい、こういう例はあげられるでしょうか。考えてみてくださいね。

     さて、前回に引き続き、昭和60年代のヴィンテージ書き取りを紹介しますね。読みと書き取りをしてみましょう。読みには「」をつけておきます。

    (1)身の「縮む」思いをする。
    (2)春の「兆し」が感じられる。
    (3)服に油が「染みる」。
    (4)「過ち」を反省する。
    (5)夕日に「映える」山。
    (6)真相を「キュウメイ」する。
    (7)ソッコウ所を見学する。
    (8)コクモツを輸入する。
    (9)フトンをたたむ。
    (10)砂浜をスアシで歩く。

     「過ち」は「読み3以上おくりがな1」で紹介しました。「映える」も「3大ハエる」で紹介しました。よく入試で出ているでしょう?
     「フトン」は「布団」。これも特別な読み方の一つです。
     今回は、小学校配当漢字で、しかも特殊な詠み方として中学入試で出題してもよいものを紹介します。独立書き取り題で1題は含まれている場合があるものばかりですので、これくらいは入試までにおさえておいてもいいでしょうね。

    (1)アス、伊勢神宮にお参りに行きます。
    (2)オトナ料金を支払う。
    (3)カワラでバーベキューをする。
    (4)キノウ、しゃぶしゃぶを食べに行きました。
    (5)キョウ、妻と買い物にいって靴を買わされた。
    (6)しろくまは、クダモノが大好きです。
    (7)ケサは、寝過ごして朝食をとらなかった。
    (8)美しいケシキに感動した。
    (9)コトシは寅年です。
    (10)山奥で、シミズが湧き出ている場所を知っています。
    (11)こま回しがジョウズな子ども。
    (12)サしツカえなければお名前をお教えください。
    (13)タナバタの笹(ささ)を用意する。
    (14)ツイタチには、いつもお寺にお参りしています。
    (15)友人に引越しをテツダってもらいました。
    (16)しろくまは、トケイを集めるのが趣味です。
    (17)しろくまは、文学ハカセの称号をとろうとしてだめでした。
    (18)成人はハタチからです。
    (19)毎月ハツカが支払いの日です。
    (20)しろくまは、ヒトリで旅するのが好きでした。
    (21)温泉でフツカ過ごしました。
    (22)しろくまは、絵を描くのがヘタです。
    (23)しろくまのヘヤはきれいに整理できています。
    (24)百貨店でマイゴになる。
    (25)マっカになって怒っていた。
    (26)テストの結果をみてマっサオになった。
    (27)しろくまは、メガネをかけています。
    (28)しろくまは、落語をききに、ヨセによく行きます。
    (29)しろくまはイクジ無しです。
    (30)モヨリ駅は阪急の御影駅です。

     どうでしょう。実際にこれらは小学校で習うので中学入試にも出題されています。書き取りはもちろん、読みでも出るので知っておいて損はありませんよ。(ではまた続きを…)

  8. 【1563366】 投稿者: しろくま  (ID:3CAtWvnmVgw) 投稿日時:2010年 01月 06日 01:16

    ~しろくまの語句直前追い上げ講座~⑨

     またまた昭和60年代の漢字の書き取りです。
    (1)アンケート用紙をカイシュウする。
    (2)カクシン的な意見を述べる。
    (3)品質をホショウする。
    (4)事態はヨダンを許さない。
    (5)新会社設立にトウシする。
    (6)勧められた役職をコジした。
    (7)スライドをウツす。
    (8)白カバンをサげる。
    (9)薬がキく。
    (10)兄はこの春、職にツいた。

     今回のテーマは、同音意義と同訓異字です。
     出題者の書き取りの意図の一つは「使い分け」ができるかどうか。だとするとこの二つがもっとも書き取りで多いものになります。ここを外して直前学習にするのは非効率というもの。これにしぼって書き取りの演習するだけでも効果アリ!
     (2)は「核心」「確信」「核心」の三つがあります。ところが「核」はなんと小学校配当漢字ではないので中学入試には出題されません。ここでは「革新」です。
     (7)(9)(10)は同訓異字。「写す」「移す」「写す」、「聞く」「効く」「利く」、「付く」「着く」「就く」。今回は「映す」と「効く」と「就く」ですが…

    ☆ 三つ以上の読みがある同訓異字は直前におさえよう!

     もちろん二つ以上も頻出ですが、直前確認は、「より紛らわしさが強調されるところ」をおさえておいて損はなし。
     でも… 探すのめんどくさーい!
     安心してください。すべてしろくまにおまかせを…

    ~三つ以上読みがある同訓異字集~
    (1)夜がアける 席をアける 窓をアける
    (2)アツい夏 アツいスープ アツいノート
    (3)喜びをアラワす すがたをアラワす 伝記をアラワす
    (4)書きウツす 水面にかげをウツす 住居をウツす
    (5)事態をオサめる 国をオサめる 学問をオサめる 税金をオサめる
    (6)カタ側を歩く 自由ガタで泳ぐ 新ガタのテレビ
    (7)赤ちゃんがタつ 家がタつ 退路をタつ 命をタつ 布をタつ
    (8)勉学にツトめる 議長をツトめる 会社にツトめる
    (9)解決をハカる 時間をハカる 面積をハカる 重さをハカる
    (10)マの当たりにする マにうける マが悪い
    (11)法のモトの平等 モトにもどる モトをただす 資料をモトに説明する

     これら11組はしっかり確認しておきましょう。

     さてさて「同音異義」は、たくさんあります。あげていったらきりがない。しろくま分類でいくと
    ☆ 三つ以上の同音異義
    ☆ もう使い方がきまっているもの
     が、入試ではよく出ます。
     まずは三つ以上の同音異義語からいきましょう。
    (1)あまりカンシンできない 入試にカンシンがない カンシンをかう
    (2)左右タイショウ 二つをタイショウさせる 小学生がタイショウ
    (3)幸福をツイキュウ 真理をツイキュウ 責任をツイキュウ

     (3)については訓読みをすると分類しやすいですよね。
     幸福を「追」い「求」める、真理を「追」って「究」める、責任を「追」って、「及」ぼす。それぞれ「追求」「追究」「追及」となるわけです。

     次はもうきまっているパターン。
    (1)意思・意志 自由イシは「意志」、イシ表示は「意思」
    (2)移動・異動 人事イドウは「異動」
    (3)辞典・事典 百科ジテンは「事典」、国語ジテンは「辞典」
    (4)所用・所要 ショヨウ時間は「所要」
    (5)正統・正当 セイトウ派は「正統」
    (6)絶対・絶体 ゼッタイ絶命は「絶体」
    (7)対照・対象・対称 「的」がつくのはほとんど「対照的」
    (8)適正・適性 テキセイ価格は「適正」
    (9)反面・半面 「ハンメン教師」は「反面」

     ※ 「反面教師」って表現は、じつは中華人民共和国の建国者の毛沢東の造語なんですよ。わりと毛沢東の残したことばが日本ではよく使われていて、このほか、「一辺倒」も毛沢東の造語なんです。

    (10)野生・野性 「的」がつくのは「野性的」だけ。
     この10パターンは丸覚えしておきましょう~
    (ではまた続きをお楽しみに)

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