甲陽の改革に期待｜掲示板スレッド

愚息がご縁を頂き、春から甲陽に進学することになった。
正直なところ、受験生の親の本音を言えば、今年倍率が低いのは何よりだった。

しかし、このまま年々人気が陰り、凋落するのは保護者として歓迎しない。
中身を知れば、甲陽は確かにすごくいい学校であり、熱狂的な固定ファンも多い。
学校側に危機感がなく、経営努力の姿勢が見えないように思えるのだが、それさえも「名門は媚を売ることなく泰然と構えるから名門だ」とかばう「盲目的なファン」までいる始末だ。

どうも教員が高齢化しているため、新しい取り組みに消極的なのかもしれない。

志願者を集める広報努力という意味において、学校の姿勢を端的に表すのがホームページだろう。
いまどき自作の個人ホームページでも、甲陽のものよりひどいものは少ない。
あのホームページを見れば、わが子を預けて大丈夫か？と思う保護者も多いはずだ。
まあ、伝統校かつ名門校のホームページはどこもパッとしないが・・・。

インタビューの受け方は下手で、露出も少ない。
インタビューでは学校設立経緯や学校の歴史に終始し、最近の取り組みやカリキュラムの特色を説明していない。
逆に言えば、校長や教員が特色を認識できていないのか、新しい取り組みそのものが少ないのか？
理科を特色にしていてもスーパーサイエンススクールの認定など取る気もないのか、事務方の力量がないのか、残念である。

名門の上に胡坐をかかず、若い教員などの改革意識を古参の教員がつぶすことなく、甲陽の良い点をもう少しアピールできれば、そう、ほんの少しの努力を惜しまなければ、甲陽の人気は必ず盛り返すはずだ。

そう信じているのは私だけではないだろう。