そろばん親子よりご挨拶｜掲示板スレッド

そろばん、いいとおもいます。中学校に入ってからもそろばん塾に通わせたいです。でも、周りの友達、中学校に入ったらやめるらしい。中学生少ないですか？

> 中学生少ないですか？
多いか少ないかで言ったら「少ない」ですね。主戦場は小学校、というのは否めません。
中学に入ると、(受験をしていない子も)勉強や部活に押されて、習い事は卒業、という印象はあります。
「今どきそろばんなんて」という心情もあるのでしょう。
が、その一方で、少数ながらも「好きな子は続けている」のも確かです。
全珠連、日商のいずれにおいても、競技会で「中学生部門」というのがありますし、上位陣は高得点をたたき出しています。
中学校のテニス部の上下関係が嫌で、一般のテニススクールに通ったり、部活に無いダンススクールに通ったり、という多様化が私の近傍では見られます。
ソロバンを続けている人は、「部活を含めて、勉強以外のやりたいものがたまたまソロバンだった」というところでしょう。

何年生で何段まで続けたのですか？（珠算、暗算それぞれ）
又塾は何年生からどちらですか？
塾とそろばんのギャップはどのように埋めましたか？
現在中学数学においても役立っておりますか？
お子様は習ってよかったと考えていらっしゃいますか？

現在そろばんを習っており珠算4級（暗算3級）です。（3年生）
週３から4日もあり、辞め時を検討しております。
宜しくお願いします。

ご意見、ありがとうございました。なるほど。部活以外のテニススクール、ダンススクール・・・　　　　　　　　　受験と、平行して習ってたので、(直前期は休塾）まだ1級ですが、それでも、算数の計算はとてもはやく、　　　　受験に役立ったと、思います。(最難関の一つに合格しました。）ゆっくりでもいいから、せめて段をとるまで、中学生になっても、続けてほしいな。

我が家の中１娘も、まだそろばんを続けています。６年生の時から珠算暗算３〜４段をいったりきたり…で、なかなか昇段しなくなりました。
受験があったのと、今も定期テスト前はお休みしたりしているので、これ以上の上達はなかなか難しいとは思いますが、本人は「絶対辞めない！」と、楽しんで通っています。部活や塾で疲れていても、そろばん教室は家のすぐ近所なので、気分転換になるようで。
やはり計算は早いので、学校の数学にはいかされていますね。
中学生で続けている子は少ないので、ここでお仲間を発見し、うれしくてコメントしました。

●そろばんをやっていた時期
上: 小1～小5夏休み
下: 幼稚園年長～小5夏休み

●最終段位
上下いずれも、
珠算: 2段
暗算: 3段
※恐らくほとんどの方がそれに近いと思われますが、練習ではもう1,2段上まで全種目で取れていたのがちょっと悔やまれます。あと、特に下の子供は暗算の桁数を上げるのにかなり苦労しました。一時期、珠算の方の練習を止める程度に。

●塾の開始
上: 小4
下: 小3

●塾とソロバンのギャップ
どういうものを想定されているかがわかりませんでした。
「両立」という意味であれば、塾のボリュームが上がるに連れて、ソロバンは自宅での練習が主体となっていきました。いずれ、受験態勢に入るに連れて(うちの子らの学力では)両立は不可能、と見込んでいましたので「受験の間はソロバンは一時休もう。受験が終わってまだやりたいと思ったら再開すれば良い」と説明して納得させました。「辞める」という言葉に対しては、子供らはナーバスに反応しますが、「一時休む」とすることでそれを回避しました。
実際のところは、中学に入って運動系の部活に入り、そちらが面白くなってソロバンへの興味はほぼ消えたようです。でも、2ケタ×2ケタレベルは暗算ですらすら解いていますので、まだ忘れてはいない模様です。

●中学数学においても役立っているか？
直接的にはあまり。中学の数学は、基本計算は出来ているものとして論理的思考力を養成する内容なので。(基本計算でつまづくことは無いので、そういう意味では役に立っている、と言えます)
ただ、ソロバンから受けた恩恵は子供達にとって非常に大きい、と考えています。以下、箇条書きにて。
・オン/オフのけじめや集中力
ソロバンは、「始め」の掛け声から「やめ」の声がかかるまでの間、非常に高いレベルの集中を求められます。これを日々繰り返すこと(それを怠った時に親が厳しく叱ること)で、オン/オフのけじめをきちんと付ける、ということを学び取れました。
これらには、昇段試験や競技会の場で驚かされました。小学2年の時ですが、1つの教室に同じ学年の生徒約50人が集まって競技するのですが、開始前は、皆がそれぞれに誰に言われるでもなくウォーミングアップをしていました。一心不乱に問題を解いてみたり、静かに目を閉じて落ち着かせてみたり。そしてひとたび競技が始まるや、誰一人として欠けることなく競技に集中していました。全競技が終わると、全員が安堵の表情で、事務局主催のレクリエーションに興じる子供の顔に戻っていました。このようなオンオフのけじめが付いている状況は、小学校の教室(ほぼ同じ人数)と比べると有意な差として感じ取れます。
これらは、受験した中学の面接でプラスになったようです。塾での面接練習や本番での面接官から「お宅のお子さんは非常に受け答えがしっかりしているが、家庭で何か気を付けていたことはあるか?」と質問を受ける程度に。
・努力することの大切さ
日々努力(練習)することが大切で、良い結果(級位や段位)を得るにはそれが不可欠であることを体験させることが出来ました。
これはもちろんソロバンに限ったものではありません。野球やサッカーでも得られるものです。
・客観的な評価
ソロバンでは、級位は「自己鍛練」の結果として、競技会での勝利は「他の人との競争」の結果として得られるものです。
これらを同時に(比較的普遍性の高い指標で)体感出来るものとして、非常に効果があったと考えています。
無論、競技会では、他の実力者と一緒に競技することで、「自分ももっと頑張る」というモチベーションに繋がる面もあります。
これは上級者に限らず、誰もが触れることが可能です。

●お子様は習ってよかったと考えていらっしゃいますか？
上の子供に、その質問を投げてみたところ、はにかみながら「やっていて良かった。」という返事を返してくれました。あまり、こういう場面で「飾る」子供ではありませんので本心だと思っています。
下の子供は、まだ受験が終わったばかりなので落ち着いた頃に聞いてみようと思っています。