４０代前半で読む本｜掲示板スレッド

藤紫様のご意見に便乗ですが…
私も源氏物語が好きです。

橋本治氏の「窯変　源氏物語」も大人の女性向けな感じで良いですよ。
いわゆるスタンダードな現代語訳ではないのですが、
読み応えがあります。
電車の中で読むのに適しているかどうかはわかりませんが…。

近頃ムーミンを読み返してみたら、面白かったです！
自分の目線が、ムーミンママになっていました。
子どもの頃はムーミンと一緒に冒険してたのになあ。

昔読んで面白く感じた本を読み返してみると、かなり面白いです。
特に自分の内面の変化が・・ですけど。

光文社新書「ハプスブルク家１２の物語」なんてどう？

お奨めの理由
電車の中でも読める短い話の寄せ集め。
世界史の話で子どもに知ったかぶりできる豆知識ゲット。
小説じゃないので先が気にならない。
内容も重さもとにかく軽い。
文字が大きいので電車が揺れても疲れない、
そしてカバーをつければ賢い本を読んでいるように見える。
ということで新書版がとにかく好きです。

だまされたと思って、『王への手紙』（岩波少年文庫）読んでみてください。

今日買った本は読みやすく内容も気に入りました。
カンサンジュン（かん尚中）の「悩む力」です。
集英社新書です。


この作者の名前どうやってタイプしたら、きちんと書き込めるのかしら

年末４６になる女さま
カン先生は、「ショウガ」って打つと、「生姜」とでますから、
それを使うといいですよ！

本当にありがとうございます。
面と向かっては聞きにくい、聞いては迷惑をかけそうというとき、ネットでそっと教えてもらってウレシイです。
今、気持ちがちょっとホカホカです。

そういう視点では　さま；
私も、ちょうどいま”ムーミン”シリーズを読み返しています。
この歳になって、トーベ・ヤンソンのユニークさ、凄さが、やっとこさ解ってきた気持ちになっているところです。


私も、気付くとムーミン・ママ視線で読んでる時あります（笑）
しかし、彼女は何が起ころうと動じず、いつも振る舞いが自然で押しつけがましくなく、
ささやかな気遣いに溢れ、”信じてそっと見守る”という我々にとっては中々難しい行為のお手本を随所で見せてくれますね。
母親として、とてもかないません。


どの巻も大人が読むに耐えて余りある童話ですが、
講談社版で6巻「ムーミン谷の仲間たち」の中の「ニョロニョロの秘密」。
これは、完全に大人の為の物語という感じで私は気に入っています。
ダークで、象徴に満ちていて、まるでごつごつした聖書の物語を読み解いて行くような味があります。
ひょっとして深読みしすぎてるかな、とも思うんですけども...。


とにかく、40代半ばの今、あえてムーミン・シリーズお薦めです。短いのですぐに読めますよ。