世田谷学園を受験される受験生、親御様へ｜掲示板スレッド

受験まで残すところあと少しになりましたね。
去年のこの時期、私も父親として子供のために何か力になってあげられることを探しながら、そわそわとしていたものです。（特に何もできなかったですが・・・）子供たちは今まで学校の勉強やお稽古だけでなく一生懸命受験のためにやってきました。後は急に体調を崩すことのないよう注意して優しく見守ってあげて下さいね。


さてうちの愚息のことですが・・・・（あまり詳しく書いてしまうと特定されてしまいますので控えますが）
受験を終えた時点で偏差値で見るとさらに上位の学校からも良い結果をもらえていましたが全体的な校風、考え方、通学のしやすさなどから最終的に世田谷学園にお世話になることを決めました。それでも小学校時代はいろんなことがあり学校が大嫌いだった彼をどこに進学させるか親としては大変悩みました。
今は愚息は部活に入り先輩たちの中に混ざって毎日一生懸命練習をしています。毎日の宿題もありますし成績も落とすわけにいきませんから彼としては大変でしょうが、辛いとか大変だという感じは皆無でとても活き活きとしています。毎日、・・先輩はすごいんだよ〜、とか・・君は面白いんだぁ、なんて話をしてくれますがそういう彼を見ていると目標を持ち、学校や仲間に恵まれることは本当に幸せなことだとつくづく感じております。


掲示板を見ていると世田谷学園は仏教色が強い学校とか駒澤大学の兄弟校などとありますが入学する側としては全く意識することはないと思います。ただ曹洞宗の学校ですので希望者を対象に朝座禅を行ったり、曹洞宗関連の行事はあります。いわゆるカトリック系の学校でクリスマス会を行うようなイメージですね。仏教の教えや講和など時折りありますがそれは中高一貫で多感な時期を過ごす彼らにとってはとても良い影響を与えてくれるような気がします。入学していろいろ愚息から話を聞きますが、その度に何だかこいつ大人になってきたなぁ・・・なんて嬉しく思ってしまいます。
駒澤大学の兄弟校ということに関しては確かにその通りですが曹洞宗のつながりでの学校ということですのでいわゆる付属校というイメージではありません。駒澤大学目当てにこの学校に入ってくる生徒は０だと思います。また学校の方針として成績の下位クラスの生徒たちは本当に内容が理解できるまでとことん補習を行いそれなりの成績が修められるようにしているようです。ですのでいわゆる落ちこぼれの生徒はほとんどいないと思います。上位クラスの生徒は特進クラスで２年次から（１年次は暫定的）相当レベルの高い授業を展開していくらしいです。


また実際に学校を選択する上で大学進学実績はとても大事なことですが、世田谷学園の本当の良いところは学校の教育理念である「天上天下唯我独尊」という言葉・・・人は誰一人として同じではなくそれぞれがかけがえのない尊い存在でありかけがえのない尊い命である、という教えでもある通り人に対する思いやりや優しさが自然に身に付くような学校であり人間形成にとても良い影響を与えてくれる・・入学してから１０ヶ月経ちますが保護者会でいろんな話を聞いたり愚息の中学に入ってからのちょっとした変化を見ていると世田谷学園はまさにそんな学校だと思います。


去年の自分のことを考えると皆様に少しでもメッセージとしてお伝えできればと思いこちらに書かせていただきました。
皆さんのご子息が無事に合格して世田谷学園に通われることを心より祈りお待ち申し上げております。
長文で大変失礼致しました。