2019年度の大学合格実績予想｜掲示板スレッド

偏差値が上がっても、出来ない子が入ってこないだけで、最上位層はあまり入ってくるようにはなりません。
どうしても、出来る子は、偏差値７０以上の学校に行きたがるようです。

従って、東大や国医などの華々しい実績を挙げるには、受験時の持ち偏差値が７５ぐらいある、最上位層が多数入学することが重要でしょう。
しかし、優秀な生徒は、上位校の中でパイの取り合いになるので、多少偏差値が高い程度の学校にはなかなか回らないのが実情です。

このぐらいの中堅校では、入学時のレベルはそこそこでも、中高の間にすごく伸びる子がたまにいるので、その子たちがどの程度いるかが実績に結びつくものです。
ただ、そこそこの子が大きく伸びるのは、ある意味ギャンブルのようなものなので、年度ごとにその実績のアップダウンが激しいものです。
一喜一憂することなく、冷静に結果を受け止める必要があるのは、その点です。

一つプラス要因と考えられるのは、広尾が共学だということでしょう。
かなり出来る子の中にも、どうしても共学に行きたいと考えて、持ち偏差値よりも低い学校でも入学するケースがあります。
うちの場合も共学→東大だったのですが、子供はどうしても共学に行きたいという希望があったので、広尾も選択肢として考えていました。

結果としては、もう少し伸び伸びとした学校がいい（学校の広さの面ですが）という考えで、共学の国立附属に行ったのですが、状況によっては広尾に行っていた可能性もあります。

そういう生徒をどの程度集められたか、で実績は変わるでしょう。

いずれにしても、学校のカリキュラム等で、最上位の子供たちの合格実績は変わりません。
子供の場合も、偏差値の高い別学の中で、偏差値が高くない共学を選んだのは、「どこに行っても大学は大丈夫」という自信があったからのようです。
また国立を選んだのは、「国立は面倒見が悪いから楽」ということでした。

カリキュラム等に変わるのは、中堅層以下だと思います。
従って、偏差値が上がったことで、中堅層以下の大学の合格実績はかなりあがると思います。そこは間違いないでしょう。
ただし、その部分はあまり派手ではないので、目立たないかもしれませんが。

5人位では。

国立付属や伝統校に進学して最終的に東大に行けても、英語はこれまで通りダメですよね。もちろん日系企業の駐在員並みの英語力は大丈夫でしょうけど。
グローバル企業や外資で日本人枠以外での就職は無理ですよ。

周りに東大卒で英語が不自由な同僚がたくさんいます。海外からの来客対応さえままならないです。

プログラムがあるんだから東大に拘らず
海外大学を目指しなさい。

来年は2013年度に入学した生徒が受験になりますが、当時知名度も上がってきた頃だったと思いますので、来年度の大学合格実績は昨年より良くなると思いますよ。

昨年までは偏差値が60台後半の人たちが滑り止めにしようとしていたのが広尾学園でしたが、今年の進学実績を見てまったく話題に上がらなくなりました。
逆にチャンスと見ているのが、偏差値50台の人たちです。
来年の入学生は偏差値が下がることは間違いないと思います。

もし今年も進学実績が良くないようだと、今後はずっとダメになるでしょうね。