朝ドラマ　スカーレット｜掲示板スレッド

最後の一週間、日常を淡々と描いていて、武志が亡くなるシーンとそれに伴う慟哭の場面とかがなくて、正直ほっとしました。

一言で「ああ、いいドラマだったなあ」でした。
余白の部分をどう想像して埋めるかで、人によって受け取りかたが違うのも面白かったです。

ラストの戸田さんの表情が良かったです。
炎にくべられた作品は武志を思って作ったのでしょうか。
信念を貫いて強く生きた女性陶芸家。
とても好きな朝ドラでした。

ネットのニュースサイトで「孤高の朝ドラ」「ブレないまま終わった」みたいな文言があったのですが、まさにそんなドラマだったと思います。
最後まで「スカーレット」らしい終わり方でした。
私も大好きな朝ドラになりました。

貴美子は本当に強い。
だからこそ陶芸家として成功したのでしょうが。

最愛の息子を病気で亡くした後も、依然と同じように陶芸に情熱をもやして毎日を過ごしている。
今日の八さんとの会話も、「、、、来い！」とか貴美子が男性で八さんの方が女性の様な会話でしたよね。
普通の母親だったら、子供（特に一人っ子なら尚更）を失ったら　立ち直るのには相当の年月がかかると思います。
芸術家って凄いです。

最後はちょっと盛り上がらなかったけど、全体を通して好きな朝ドラでした。
戸田恵梨香はもう、喜美子にしか見えない。前髪ぱっつんの中学生を演じていたときから、確実に喜美子として歳を重ねていますね。実際は1年くらい前に撮影したとは思えないほどです。

個人的には史実通り、骨髄バンクの話にも触れて欲しかったな。

と、八さんは言ってたけど、内面は女性でしたね。だから借金してまで仕事にかけるなんて許せず、だったのね。
子供の貯金に手をつけるなんて許せないーーは母の気持ちです。

何気ない今日を生きる、改めて考えさせられました。

能天気なハッピーエンドではなく淡々と、していましたがよかったです。

八郎沼様をはじめ、コテハン方々の分析レスも、気持ちがひしひしと伝わり楽しかったです。

エールで再会できること、期待しております。

「女々しい」とは男にしか使わない。
今でさえ、女性が社会に出て才能を発揮するためには様々な壁と葛藤がある。

あの時代に、才能ある妻を持った婿養子が持った複雑な感情を、そして陶芸に生きるために失ったものの大きさを思う妻の哀愁を、台詞でなく淡々と過ぎる物語に感じる。
いろんな感じ方があることに、正解は視聴者の心にあると投げかけられたドラマだった。

端から見る(視聴者)と淡々と過ぎる毎日でも、本人(喜美子)の内心は炎のように揺れ動いていたんだと思います。
ついつい最近のドラマのようにオーバーアクションや心の声を期待してしまうけど、実際はあんなモノなのかも。
陶芸をする時間以上に生活する時間のほうが長いでしょうから、それはそれで私は好きでした。
ただ、始まる前は陶芸家を声高に謳っていたので、日常の心の動きだけではなく陶芸シーンをもっと見たかったです。
後、オープニングラストの四人は喜美子、照子、信作、はちさん？それともたけし？