朝ドラマ　スカーレット｜掲示板スレッド

二人が恋に落ちる過程をていねいに描く、といえばそれまでですが、なんかわざとらしく
思えるのは、そうですね。
でもそう思えてしまうのって、こういうドラマを見つくしてきたからでしょう。
もう、先がわかってしまって半分白けてしまうような感覚。

それにしても八郎さんって、顔のパーツ、特に目、口が綾瀬はるかに似ていると思います。
綾瀬はるかのシリアスな場面の生真面目な顔と比較すると、ちょっと似ていると思います。

八郎さんの関西弁は、本当に自然で全く違和感がない。
東京出身と知って驚きました。
ご両親のどちらかが、関西出身なのかもしれませんね。
その上、関西弁といえば、少し乱暴な下品なイメージが全国的にはありますが、とても穏やかで優しい話し方で、本来の関西弁の良さが出ていて癒されてます。

・「お茶出しましょうか？」って尋ねる前に出せ。
・ぼさっと喜美子と八郎のやりとりを見ていないで、夕刻だったら夕餉の準備があるでしょ。
　演じていて、不自然さを感じないのだろうか？

八郎とのやりとりをときおり笑える方向に持って行くのが関西版なんですけど、私は個人的に信作が出て来ると笑ってしまう。
林遣都があんなに三枚目が上手とは。

ツッコミどっころは結構あるけど、信楽焼の破片を八郎に見せようと自宅に連れて来るところ。

なんであんなちっちゃい破片なら、職場に持って行けばいいのにわざわざ家まで連れて来る？

たぶんね、北村さんと一緒で、見てるこっちをイラっとさせるのがうまいので
いい役者さんなんだと思いますよ。
ああいう、ええとこのお嬢さんで何にも苦労しないで育って、結局何にもできないぼおーっとした残念なお母ちゃんになってしまった役、めちゃめちゃうまく演じてはるんですよ。

確かね、すぐにでも見たいって話になったけど、次の日休みやし、ほな、家まで行くんで見してください、って話の流れだったかと。

まあ、家まで来たから、お父ちゃんやお母ちゃんとのやり取りがあって、で、お互いの告白になっていくので、あれはあれでありかなと思いますけどね。

林遣都さん、近所の小学生の子が大きくなったらあんな感じになりそうやなあと見ています。彼も微妙にイラっとさせてくれるのでうまい役者さんなのでしょう。

このドラマに限らず、富田靖子ってイラッとさせられるんだけど。
なんだか演技が鼻につく感じ。
それも計算のうちってことなのね。

富田靖子さんは本当に演技の上手い女優さんです。
「アイコ16歳」の時からずっと注目してきました。
「南京の基督」は素晴らしかったです。
ドラマ「鈴木先生」も、朝ドラ「あさが来た」も、脇役ながら目をもっていかれます。

今回の、イラつくお嬢さんのお母ちゃんも上手いなあと思ってます。

信作の林遣都さんは滋賀県出身のネイティブなので、関西の男の人が等身大で上手いですね。「ストロベリーナイト」や「バッテリー」、「おっさんずラブ」を見ると、幅広いなあと思いますね。