アートの才能を伸ばす女子教育
目立つ女性の地方離れ、止まらぬ東京一極集中と地方国立の衰退
高い教育を受ければ受けるほど、その能力を生かせる仕事が東京にしかないという現状。
地方に残るということは、安月給の地方公務員か、ブラック労働の教員に甘んじることと同義。
就職で東京に出るぐらいなら、東京の大学に行く方が有利に決まっている。
地方は国会議員定数の改正で政治家さえ奪われ、もはや消え行くのみ。
結論として早慶が最強です。
毎回思うんですが、都会か田舎かを、やたら単純化しすぎなんですよね。
地方に低賃金や古い価値観が残っているのは事実。
でも一方で、東京に来れば全員が自由で豊かになれる訳でもない。
実際には、狭い部屋に高額家賃、長時間通勤、可処分所得の圧迫、孤立、精神疲弊も大量発生している。
つまり、
地方は抑圧
都会は解放
みたいな話では全くない。
あと、地方が遅れているというより、日本全体が東京一極集中モデルに依存しすぎた結果なんですよ。
地方に産業も賃金も意思決定も吸い上げ続けておいて、
地方は古い
地方は弱い
と言い始めるのは、かなり雑。
しかも面白いのは、東京礼賛をしている人ほど、自分達がその超高コスト都市モデルに人生を最適化させられている事実には鈍感なところ。
自由に見えて、実は住宅ローン、教育費、家賃、競争環境に深く拘束されている。
結局、都会にも地方にも、それぞれ別種の不自由がある。
なのに、地方を一段低い文明圏みたいに語り始めると、一気に視野が浅くなるんですよね。
毎回こういう人って、都会と地方をやたら哲学っぽく語りたがるんですが、結局やってるのは現実の解像度を下げているだけなんですよね。
陰と陽
光と影
とか言い始めた瞬間に、具体的な産業構造も、賃金も、人口流動も、インフラも、全部ふわっと消える。
その抽象化、賢そうに見えて、ただ現実から逃げているだけです。
地方には地方の強みも課題もある。
東京にも東京の強みも歪みもある。
そこを分析する話なのに、急に東洋思想みたいなポエムに退避されても、議論が止まるだけなんですよ。
ぶっちゃけた話をすれば、より高い収入が得られる仕事先が増えれば、地方でも人は集まる。TSMCが進出した熊本県菊陽町周辺や、ラピダスが進出した北海道千歳市周辺などがその例。なんだかんだ言っても収入の影響力が一番大きい。
かなり本質を突いていると思います。
結局、人は理念ではなく、雇用と所得に引っ張られる。
地方創生が何度も空回りしてきたのも、文化イベントや移住キャンペーンは作れても、高付加価値雇用を継続的に生み出せなかったからです。
TSMCの熊本やラピダスの千歳が象徴的なのは、単に工場が来たことではなく、サプライチェーン、インフラ投資、研究人材、関連企業まで含めて地域経済そのものを再編し始めている点ですね。
しかも重要なのは、こういう産業は若い女性の流出にも一定の歯止めをかけやすいこと。
地方が弱いのは、単に給与だけではなく、「高度教育を受けた人間が能力相応の仕事を見つけにくい」点なので。
逆に言えば、東京一極集中は文化やブランドだけで起きているわけではなく、高密度な雇用集積の結果。
だから本当に地方を変えるなら、補助金やスローガンより、結局は産業政策と高所得雇用に行き着くんですよね。































