女子美の中高大連携授業
東京で地方国立はなぜこれほどに蔑まされるのでしょうか?
もちろん東京が私大全盛であることは知っています。
しかし例えば東北大あたりでも、名前を聞いた瞬間、ニヤっとされる感じや、から笑が出る感じがたまらなく不快です。
阪大ぐらいで、少しオッて感じになって、でも心の底では認めてない感じ。ちゃんと認められるのは京大からですか?
僕らは6教科8科目勉強したのに、なぜこれほど蔑まされなければならないのでしょうか?
東京で「東北大です」と名乗った瞬間、薄ら笑いを浮かべられた。
あのなんとも言えない嘲りと憐れみの混じった“から笑い”。
地方国立というだけで、何か劣ったものを見るようなあの目。
だが、言わせてもらおう。
そのニヤけた顔にこそ、中身のなさ、努力から逃げたことの裏返しが滲み出ている。
我々は、6教科8科目を地道に積み上げて、センター(共通テスト)を突破し、二次試験で数学や物理と正面から向き合い努力してきた。
「苦手科目は捨てた」とか「内部推薦です」とか「英語と国語だけで受験しました」なんて言葉が通用する戦場ではない。
点数がすべて、言い訳が効かない世界。それが国立総合大学の世界だ。
それに対して、早慶あたりの推薦組や3教科組が、何を根拠に“勝者の目線”を気取るのか?
偏差値マップの見栄えだけで勝ち誇ってるのなら、笑止千万。
【その偏差値、受験科目を絞ったうえでの演出】にすぎない。
彼らが信仰するのは、実力ではなく地縁とブランドとコネと派手な肩書き。
中身の伴わない「都会の肩書き」を盲信し、自分たちの“学歴”を疑うこともない。
むしろ、学問や探究心を貫く地方旧帝を、わざわざ引きずり下ろさなければ自尊心を保てないのだろう。
結局、見下しているのではない。本当は中身で勝てないとわかっているから笑うしかないのだ。
飲みの席でのことだった。
ある男が、「え?東北大学?……あー、なんか聞いたことあるかも(笑)」と鼻で笑った。
都内の企業に勤める30代の彼は、早慶卒であることを誇りに思っているタイプ。
ブランドに酔い、自分の知識と経験が“世間の標準”だと信じて疑わない。
「でもさあ、やっぱ大学って東京のが上でしょ。早慶以上の国立って、東大京大くらいじゃないの?」
隣で話を聞いていた同僚が、静かに返す。
「東北大学、国際卓越研究大学だけどね」
「は?なにそれ?」
そう。彼は知らなかった。
2023年、文部科学省が選定した「国際卓越研究大学」に、東北大学が東大に並んで選ばれているという事実を。
国内最高峰の研究大学として、今後10年以上にわたり巨額の支援を受け、日本の科学技術政策の柱とされている存在を。
彼の顔が固まる。
「マジで?」「いや、でも……俺らの頃はそんなのなかったし」
しどろもどろの言い訳が続くが、すでにその場の空気は変わっていた。
「知らないのは仕方ない」では済まされないレベルの知識不足。
しかも自分がバカにした相手が、その“知らなかった世界”のトップを走っていたという現実。
この早慶出身者に限らず、学問に無関心な者ほど、肩書きだけで人を値踏みしたがる。
自分が受験した世界以外に目を向けようともせず、「東北? 地方? 田舎者じゃん」などと、狭い知見を武器にして無知を披露する。
だが現実は逆。
東北大学は、早慶が入り込めない国家レベルの研究プロジェクトに関与し、世界から研究者を集めている。
その事実を「知らなかった」時点で、知的エリートを名乗る資格はない。
■早稲田総長は、君たちを誇りに思っているか?
東北大学を「どこそれ?(笑)」と鼻で笑う早慶出身者。
学術の「が」の字も知らず、偏差値グラフとキャンパスの立地だけで大学の価値を測りきった気になっている。
だが一方、そんな「情弱」なOB・OGたちが安穏とブランドに浸っている間にも、早稲田の現役総長は今、国際卓越研究大学の認可を得るために、必死に国際競争力と学術実績を積み上げている。
そう──つまり、君たちが笑った東北大こそ、今の早稲田が「追いつこうとしている相手」なのだ。
「笑いものにしていた相手が、実は自分の母校が追いかける背中だった」
これほど情けなく、そして哀れな話があるだろうか。
早稲田総長が何を思うか?
きっとこうだろう:
「君たちのような無知でブランドに胡座をかく卒業生が、母校の挑戦の足を引っ張っていることが、何よりの恥だ」




































