今年入学した高1生が語る青春リアル
地方旧帝が衰退して今や首都圏入試に敗れた低レベル受験生の草刈場に。
地方旧帝とは、京大阪大九大名大東北大北大です。
指摘されている歴史的経緯は事実です。関東大震災と空襲で東京が壊滅的打撃を受け、その復興過程で首都機能と情報産業を集中的に再編した。その結果として、行政、マスコミ、出版、企業中枢が東京に固定された。これは是非ではなく、当時の合理的判断でした。
ただ、重要なのはここから先です。
戦後復興期の集中政策は、成長期には機能しましたが、成熟社会に入った現在では副作用の方が大きくなっている。住宅費、通勤、少子化、地方の空洞化。これらはすべて、過去の成功モデルが制度として更新されないまま延命された結果です。
だから私は、過去の集中政策を糾弾しているわけではありません。
問題は、当時の例外的措置を恒久制度にしてしまったことです。人口減少局面に入った以上、同じ設計を続けても自然分散は起きない。市場任せでも起きない。意図的な再設計が必要になる。
分散政策は有効か、という問いに対しては、有効になり得るが条件付き、です。
単なる拠点移転や号令型分散では失敗する。教育、研究、情報、意思決定の回路を地方に実装し、そこに実利と裁量を持たせる設計でなければ、分散は定着しない。
集中は政策で作られた。ならば、分散も政策でしか作れない。
歴史を踏まえるなら、次に問われるのは責任追及ではなく、どこをどう組み替えるか、その具体です。
実際東京から見習うべきこととして企業誘致をもう少し積極的にすべきだとは思う。
東京みたいに企業本拠地を置いてもらえなくても工場を誘致するだけでも、それこそTSMCを誘致した熊本の市町村は人口増えてる。
まあそう簡単に見つかるものじゃないだろうけどね。
>実際東京から見習うべきこととして企業誘致をもう少し積極的にすべきだとは思う。
東京都は戦後の頃ならともかく、もはや企業誘致を積極的に行っていません。自動的に集まってくる状態。
1)中央政府の近くに居れば規制や補助金の情報をいち早く入手できる。
2)会長・社長(特に業界団体の当番の会長・社長)が、監督省庁から呼び出しされる、審議会に呼ばれる。審議会なんて、ぶっちゃけ外部の意見を聞きましたという政府の言い訳なんです。
3)首都圏の人口が多いので消費者相手の商売がやりやすい。
などなどの理由から、東京都が何もしなくても集まってきます。
私立大学の学生集めの課題としては賢い人が来てくれないってことですね。
地方から私大なんて貧乏になるために上京しているようなもんです。
少し頭を使えばわかることですよ。
【都道府県豊かさランキング、東京都が「日本一貧しい」47位になった理由】
東京のキラキラ感は損得計算ができない方々には魅力的だと思います。
しかし、大半の人には縁がありません。
社会人になっても中坊と同じ行動範囲、休みの日は狭い部屋で寝て過ごし定年したら生活保護生活が待ってます。
65歳以上生活保護受給世帯率
1位 沖縄
2位 東京
地方も東京を見習って古臭い価値観を捨てて若い世代が生きやすい多様性を尊重する空気感が必要と思う
なにも経済的な面だけじゃないよね
特に女性に対する古臭い性別役割分業的なのが地方は根強く残ってるからそれが嫌で東京や大阪に出て行くんだよね
子育て支援アピール一辺倒では若い世代には刺さらないと思う
指摘している問題意識自体は分かります。ただ、地方から人が出ていく理由を価値観や空気感だけに回収してしまうと、構造が見えなくなります。
東京に人と企業が集まる最大の理由は、多様性が尊重されているからではありません。意思決定の中枢が集中し、仕事の選択肢が厚く、失敗しても次に移れる回路があるからです。価値観は結果であって原因ではありません。
地方で若い世代が息苦しさを感じるのも、性別役割分業が残っているからだけではない。職の幅が狭く、異動や転職の自由度が低く、一度外れると戻れない構造が続いていることが本質です。ここが変わらない限り、空気感だけを刷新しても定着しません。
子育て支援が刺さらないというのも、その前提に生活の安定と将来の選択肢がないからです。仕事の選択肢が乏しい地域で、支援だけを厚くしても若い世代にはリスクに映る。東京が何もしなくても集まるのは、価値観が進んでいるからではなく、選択肢の密度が圧倒的だからです。
地方に必要なのは、東京を見習って意識改革を叫ぶことではありません。失敗してもやり直せる労働市場、外とつながる仕事、裁量のある意思決定拠点をどう埋め込むか。その設計を抜きに、多様性だけを語るのは順序が逆だと思います。




































