在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
りり先生炎上に見る保険診療の閉塞
人気Youtuber藤白りり先生の復帰、直美宣言が炎上してますが、りり先生の主張は正論という声も。りり先生の直美理由としては、
①完治しない高齢者医療はいたちごっこ
②自己責任の生活習慣病患者がイヤ
③科学大の自分と底辺私大が同じなのがイヤ
④頑張る人を応援したい(美容整形が?)
ということで、訳わからん理由ももっともな理由も。
また、直美で技術が未熟な医師に将来性はないという意見もあります。
また、科学大と底辺私立医の差がないという点については、私は疑問で、科学大医師が明るくないのは事実にしても底辺私立医はもっとキツいだろうと。
医学部志望者があまり知らないのは、研修が終わったら皆にキラキラ医の未来が開けてるような印象がデタラメで、本当は終わりのない地方での過酷な勤務なのになと。
まあ、レジデントの後、希望の病院にスタッフで入れる道はほぼなく、スタッフのポジションにありつけるのは医局所属者のみ。(地方)また、弱小医大の医局には大したポジションないので、底辺私立医出身だと、東大や慶應医局のソルジャーになるとか過酷な人生が待ってますよね?まあ、それでも底辺私立医の医局に属したり、フリーランスよりはかなりましですが。
医師向けサイトの一般記事。
【医師約2000名調査1】「直美」は逃げか、賢い選択か?
キャリア 2026年3月3日
初期研修修了後、専門医研修に進まず美容医療の道へ進む「直美」。昨今、若手医師のキャリア選択として賛否両論を巻き起こしています。本調査では、m3.com医師会員約2,000名のリアルな声を徹底解剖。果たして「直美」は安易な逃げなのか、それとも時代を捉えた賢い選択なのか。大学間での意識差や実態を浮き彫りにします。医師ライターの上野健太郎がご紹介します。
ヘッドライン
若手医師の過半数が身近に感じる「直美」
大学間でも最大2倍の差が浮き彫りに
直美は問題あり?20代の4人に1人が「賢い選択」と回答
▶︎「直美」への率直な思い
懸念と共感が交錯する医師の本音
▶︎「つぶしが効かない」懸念。飽和する美容業界と長期キャリアの行き詰まり
▶︎国費投入への背信。社会的責任を放棄した早期転身に噴出する批判
▶︎稼げない、報われない……若手医師が自由診療へ流れる構造的問題
▶︎人生万事塞翁が馬。多様化する医師の生き方に「好きにすればよい」
▶︎「極める覚悟」があるならば。質の高い研鑽と志を条件とする容認論
【調査概要】
「直美(初期研修直後の美容転向)」に関する意識調査
回答期間:2026年1月19日(月)~2月4日(水)
回答人数:医師会員 1956人
若手医師の過半数が身近に感じる「直美」
大学間でも最大2倍の差が浮き彫りに
はじめに、医師の皆さんの周囲に「直美」を選択した方がいらっしゃるかどうかをうかがった結果です。
■医師全体
Q7: 先生の周囲に「直美」を選択した医師はいますか?(複数選択可)
医師1,956名を対象に、周囲に「直美」を選択した医師がいるかを複数選択可で回答いただきました。
「いない」が73.1%で最多であり、依然としてマジョリティは臨床研修ルートにあることが分かります。
一方で、直美の存在を認める回答の中では「先輩/後輩」が11.2%、「医学部同期」が8.1%と続き、大学時代の接点からその動向が可視化されています。「自分自身」という回答も1.1%存在しており、若手のキャリア選択における「直美」の定着が一部で進んでいる実態を浮き彫りにしています。
直美って話題ですけど、意外と周りには少ないですよね。70%以上の医師は「周りにはいない」と回答しています。実は私も直美の知り合いはおりません。
■年代別
※クリックすると拡大します
同じ質問を年代別に集計した結果です。
20代では「いない」が35.4%まで下落し、周囲に直美の医師が存在すると認識する医師が7割に迫る勢いであることが分かります。特に「医学部同期」が32.9%、「先輩/後輩」が26.8%と突出しており、若手コミュニティ内では直美というキャリアがすでに珍しいものではなくなっていることが伺えます。また、20代の6.1%が「自分自身」と回答している点は、キャリア観の急速な変容を象徴しています。
これからの若手医師にとっては、直美も立派なキャリアの一つとして認識されていくことでしょう。国がどのように直美というキャリアに対応していくのか、注目ですね。
■大学別
続いて、大学別の結果です。出身大学によって「直美」の実態に大きな差があることが浮き彫りになっています。
全体では「いない」が73.1%ですが、日本大学(44.0%)、東京慈恵会医科大学(45.0%)や香川大学(53.8%)などでは平均を大きく下回り、周囲に直美医師が存在することが半ば日常化している様子が伺えます。
特に東京慈恵会医科大学では「医学部同期」が35.0%、日本大学では「先輩/後輩」が32.0%に達しており、特定の大学コミュニティ内では美容医療への早期転身が有力なキャリアパスとして確立されている実態が示されています。
一方で、地方の国立大学や一部の私立大学では依然として「いない」が8割~9割を超える大学も多く、都市部の私立大学を中心とした「直美トレンド」の局所的な加熱と、依然として伝統的な研修ルートが強固な層との二極化が進んでいると言えそうです。
医師の進路選択において、先輩から誘われるというのはよくあるパターンです。身近な先輩がすでに直美を選択していれば、心理的なハードルも下がりますよね。
直美は問題あり?20代の4人に1人が「賢い選択」と回答
次に、「直美」について率直なお気持ちを回答いただいた結果です。
■医師全体
Q8: 「直美」というキャリア選択について、先生の率直な感情に近いものはどれですか?
写真
「直美」というキャリア選択に対する感情を調査した結果、現場には依然として根強い慎重論がある現状が浮かび上がりました。
最多は「批判的(問題がある)」の49.3%で、医師全体の約半数が否定的な見解を持っています。
一方で、「どちらとも言えない」とする中立層も42.5%と大きな割合を占めており、個人のキャリア選択の多様化を前に、一概に否定しきれない複雑な心理も伺えます。これに対し、「肯定的(賢い選択だと思う)」と回答した医師は8.2%に留まりました。
先の設問で明らかになった「若年層における直美の浸透」に対し、医師全体としては依然として厳しい視線を向けており、伝統的な研修ルートを重視する価値観と、新たな潮流との間にはまだ隔たりがあると言えそうです。
現場では指導医の困惑も大きいですが、自由な選択を尊重すべきという空気も広がりつつあります。ただ、即戦力が求められる美容医療の現場で、初期研修直後の医師がどう医療の質を担保するかが今後の課題でしょう。
■年代別
Q8: 「直美」というキャリア選択について、先生の率直な感情に近いものはどれですか?
写真
年代別に見ると、世代が下がるにつれて肯定派が増加し、心理的なハードルが低下している状況が浮き彫りになりました。
特筆すべきは20代の動向で、「肯定的」との回答が25.6%に達しており、全体(8.2%)の3倍以上にのぼります。また、20代では「批判的」な意見が29.3%と全世代で唯一3割を切り、中立層も含めると約7割が「直美」という選択を容認、あるいは静観していることが分かります。
これに対し、60代以降では肯定派が5%を下回り、過半数が「問題がある」と回答しており、若年層との認識の乖離は決定的です。
若手医師の間では、従来の規範意識よりも、キャリアの早期確立や合理性を重視する価値観が急速に浸透している実態が、この感情面からも裏付けられました。
世代が下がるほど「直美」への抵抗感が薄れる背景には、保険医療の将来へ不安があります。今までの王道の進路では豊かになれないかもしれない。効率や個人の幸福を優先する実利的な進路は魅力的に見えますよね。
■大学別
Q8: 「直美」というキャリア選択について、先生の率直な感情に近いものはどれですか?
大学別の結果からは、「直美」の存在が身近な大学ほど、そのキャリア選択に対して寛容な、あるいは現実的な視点を持つ傾向が鮮明に表れています。
全体平均では肯定派が8.2%に留まる中、東京慈恵会医科大学(25.0%)や金沢医科大学(20.0%)、宮崎大学(20.0%)などでは肯定的な回答が2割を超えており、周囲に直美医師が多い環境ほど「賢い選択」と捉える土壌があることが伺えます。特に東京慈恵会医科大学では「批判的」な回答が30.0%と全体(49.3%)を大きく下回っており、特定の大学コミュニティ内では早期転身がすでに特殊な事例ではなくなりつつある実態が示されています。
一方で、多くの国立大学などでは依然として「批判的」な意見が5割~7割を占めており、大学ごとの文化やキャリア形成における規範意識の差が、感情面のコントラストとして如実に現れた結果となりました。
特定の大学で肯定派が2割を超えるなど、コミュニティ内の「当たり前」が変化している実態が伺えます。早期転身を賢い選択と捉える層と、依然として批判的な層との溝は、今後さらに深まっていくのではないでしょうか。
ここからは、調査に寄せられた「直美」への率直な思いをご紹介します。
「直美」への率直な思い
懸念と共感が交錯する医師の本音
■技術未熟な「直美」への懸念、安全性とトラブル対応力を問う声
質問者
大病院・信州大学・70代以上
美容医療について回る有害事象についてのトレーニングを受けないままの技量で処置を行う事に疑問を感じる。生じてしまった有害事象を自分で解決することなく保険診療に丸投げで責任を取らない事例を目にするが、その現状を社会に伝えるべきと考えている。その事を踏まえた上で美容医療を選択するクライアントは、結果を受け入れざるを得ないのではないかと考える。
質問者
中病院・信州大学・50代
本当に技術が伴っているのなら研修修了後に直美も良いかもしれないが、通常そんなことはなく、急変時の対応や患者とのコミュニケーションの仕方を先輩医師から学ぶ必要があると考えます。基礎的な技術や急変時の対応などのスキルを取得してから美容へ転向するのは本人の自由だと思います。
質問者
開業医・北海道大学・40代
直美が問題だと思うのは、美容そのものじゃなくて(美容医療はすばらしい医療です)、一般臨床を経ないことで安全管理能力が育たず、トラブル対応力が弱くなり、将来の選択肢も狭くなるという“構造的なリスク”があるからです。
質問者
大学・東京慈恵会医科大学・20代
急性期や全身管理の経験が浅いまま専門外へ進むことで、臨床の引き出しが増えにくく、将来の選択肢やキャリアの選択肢が狭まる可能性がある。
質問者
中病院・富山大学・60代
医師としての基本的な能力が身につかないうちにその方向に行くのは将来的に必要とされる人材になれない可能性が高いと思われます。
質問者
大病院・群馬大学・40代
何も知識がないのに急に美容に行って患者さんの不利益はないのか気になる
質問者
開業医・自治医科大学・60代
広く様々な科、特に一般外科の基本を学ぶのが先。
質問者
小病院・筑波大学・40代
美容外科でも研修がしっかりしていれば大丈夫なのかも?と思うこともある
質問者
大病院・滋賀医科大学・50代
美容に行くのはよいが形成外科で技術を身に着けてからにするべき
質問者
大学・秋田大学・40代
美容手術でもリスクがあると思いますので、初期研修だけでは対応できない場合もあると思います
質問者
開業医・名古屋大学・30代
合併症等への対応など医療技術が未熟な状態で、自由診療に進むのは患者の不利益につながる。
質問者
中病院・岐阜大学・60代
実際には、もう少し身体全体の理解ができるようになってから、進むべきでは無いかと思います。
質問者
大病院・滋賀医科大学・30代
外科知識、内科知識、その他医療制度に関する知識のあらゆる面が未熟なまま、訴訟の可能性や不安定な給与体系である自費診療に臨むのは、リスクが高すぎるから。
質問者
大学・信州大学・60代
安直すぎ。選ぶなら形成外科などで修行してからだろう。医療事故にもつながる。
質問者
中病院・埼玉医科大学・50代
修行が足りない
質問者
開業医・筑波大学・50代
基本的な保険診療の知識と技術と道徳を身に着けた後に進むべき進路だと思う。
質問者
開業医・島根大学・50代
随分前だが、美容整形外科から目のトラブルで紹介されてきた患者さん。紹介状が全くなっていなくて、ちゃんと教育を受けていないんだろうなと思った。それから20年以上経過したが、今こうやって直美で問題になっているのを見ると昔からあったんだろうと思う。
■「つぶしが効かない」懸念。飽和する美容業界と長期キャリアの行き詰まり
質問者
開業医・千葉大学・50代
真っ当に臨床に進んでも将来の展望が見えないゆえの選択ではあろうと思うが、直美で上手くいかなかったときのつぶしが効かないので本人にとっても初手から逃げの選択をすること自体が好ましくはない
質問者
中病院・山梨大学・60代
そのまま一生、美容整形で生きていかれるなら問題ないと思います。でも、万一、他にと考える場面があった場合に、臨床経験が全くない医師免許を持っているただのおじさん(もしくはおばさん)になってしまう危険性があるため、個人的にはお勧めしません。形成外科をやって、専門性を持った上で、美容に行くのがお勧めだと思います。
質問者
大病院・長崎大学・40代
美容業界はすでに飽和しており、価格競争に入っている。ボトックス、ヒアルロン酸注入だけで今後30年逃げ切るのは難しいと感じる。医師にもSNS戦略、アップセルのための営業が求められるようになるが、一般的に医師は苦手とする方が多いのではないか。
質問者
大学・名古屋大学・50代
将来潰しが効かない。国公立大の場合、ある意味国民の税金も使って教育を受けて、自由診療にのみ携わるのはいかがなものか。
質問者
開業医・新潟大学・60代
今後は競争が激しくなると思う。
質問者
中病院・川崎医科大学・60代
1.「直美」を選択し、将来、進路変更を考えたときに厳しい状況に陥る恐れが高い。2.「直美」を選択する医師が増え競争が激しくなる。 3.「直美」を選択する医師が増えると通常の診療科が成り立たなくなる恐れがある。
質問者
大学・浜松医科大学・40代
短期的にはお金が儲かり、いいと思う。長期的には、キャリアの行き詰まりに直面しそうな気がする。
質問者
金沢医科大学・50代
40歳定年といわれる業界、その後どのように経験を積んでいくつもりなのか他人事ながら気になる。
質問者
中病院・防衛医科大学校・50代
直美くずれになった時にどうなってしまうのかと心配はしています。
質問者
大学・群馬大学・30代
中長期的なキャリアパスを考えるとあまり良い選択とは思えず、近視眼的と思わざるを得ないから。
質問者
大病院・高知大学・60代
自由診療の美容医療に適応できなかった場合を考えて、後期研修を終えておく方が保険診療に戻りやすいと思うから。
質問者
大学・旭川医科大学・50代
専門性が強すぎる
質問者
大病院・産業医科大学・20代
医者生命があまり長くないのはちょっと問題 自由診療を目の敵にするのもいいがリスキリング等保険診療側ももっと寄り添うことで医師不足を補うことはできるかもしれない とはいえ医師免許をせいぜい20年程度しか使えない道に進むのはあまりいいとは思わない
質問者
開業医・北里大学・50代
将来の専門性が約束されない
質問者
小病院・高知大学・60代
美容しかできないのではせっかく医学部で勉強したのに、もったいないと思います。
質問者
開業医・富山大学・50代
年取ってからのキャリアに不安 社会情勢に左右されるリスク
質問者
中病院・旭川医科大学・60代
高齢になったとき苦労するだろう
質問者
開業医・福島県立医科大学・70代以上
直美では将来的にキャリアにならない。息子が行きたいと言っても絶対に行かせない。もっとも、もうすぐ共倒れすると思うが。
質問者
中病院・広島大学・50代
地方で直美に人が流れている印象がないし、他の科が直美を選択する若い医師にとって、直美以上の魅力がないということでしょう。都会で直美の先生が多いなら、数年後余って他の科に転科する受け皿を用意しておくと良いのでは?
■国費投入への背信。社会的責任を放棄した早期転身に噴出する批判
質問者
大病院・内科・70代以上
形成外科は容認できるが、美容外科、かつ自由診療での医療提供は医道から逸脱した医療である。
質問者
大病院・滋賀医科大学・40代
ヒポクラテスの誓い、医療法(医業の非営利)、各大学医学部の学是、、、どこと照らし合わせても、直美がフィットするとは思えません。もちろん、高い倫理観を持って患者の幸せのために美容医療を行っている立派な先生もたくさんいらっしゃいますが、直美でそのような美容医療医が育つとは思えません。
質問者
大病院・広島大学・40代
医師一人養成するのに億単位の国費がかかっており、当然それに報いるべく働くと教えられた 個人の自由でチャラチャラしたいのであれば医師になるべきでない
質問者
大学・東京大学・50代
基本的に医師の養成は保険診療を行うことを想定して多額の税金が使われています。
質問者
開業医・名古屋市立大学・50代
税金を費やして医師になったのならば少しはまともな仕事すべき、そうでないなら直美医師に費やされた漸近や補助金は返還の義務を負わせてもいいと思っている
質問者
大学・旭川医科大学・50代
医師になる課程で多くの援助・サポートを受けているはずなので、もっと貢献・恩返ししてからそのような道に進むべき 医師としてふさわしくない
質問者
大病院・愛媛大学・40代
医師としての社会的責任を全く果たしていない そもそも美容医療が人の不安に付け込んだ、ビジネスとしても不適切なものと考える
質問者
開業医・日本医科大学・40代
ぶっちゃけ、軽蔑している。同じ「医師」の肩書を名乗らないでほしい。通常の医師と区別してほしい。
質問者
大病院・関西医科大学・50代
お金欲しさに直美を選択するだけのあさはかな選択。
質問者
大学・香川大学・40代
倫理観にかける医師だからこそ直美を選んでいると思うのでとても危険。
質問者
富山大学・60代
医師として、まず人の命に関わる仕事をして欲しいから
質問者
京都府立医科大学・50代
税金を使って、医学部を卒業したのなら、その分、社会に還元すべきである。
質問者
大学・横浜市立大学・50代
無能な医者が利益を得てはいけない。
質問者
大学・聖マリアンナ医科大学・40代
医師として病に困っている人を助ける、という事を全く考えていないように見えるから
質問者
開業医・獨協医科大学・30代
病気で困った人を治そうと学んでいたはずなのに。残念です。
質問者
大学・熊本大学・30代
疾患定義から医療倫理の問題や、治療後の責任ある管理体制不備があると考えており、直美医師自身と少数の満足した患者以外に与えるデメリットや不利益が大きい。
質問者
大病院・三重大学・40代
保険診療の診療科の成り手、特に、消化器外科、心臓外科、循環器内科、脳神経外科など、忙しい診療科の医師が減っていく。
質問者
大学・九州大学・50代
医師免許を持っている者が行う行為ではない
質問者
開業医・関西医科大学・60代
医師を志した理由が何だったのかと不思議に思う。
質問者
小病院・大分大学・60代
プロフェッショナルでは無い感じがぬぐえません。
質問者
開業医・順天堂大学・50代
医師として育てた大学側に損害がある。
■稼げない、報われない……若手医師が自由診療へ流れる構造的問題
質問者
大学・東京女子医科大学・40代
『初期研修→後期研修→どこか市中病院→大学→…』が型通りだと教えられ、だいたいその通りに歩んできたが、今大学で働いていて、あまりの理不尽さに辟易している。特に給料、まったく納得いかない。直美のことは、これっぽっちもよいと思っていないが、『良いとされる進路』を歩んだ結果、こんな目に遭うなら、最初から割り切って直美するのも手だったのかなぁと思ったりする。お金のことだけを考えたら、その選択肢はありだと思う。
質問者
開業医・香川大学・50代
以前は真面目に研修も受けず美容に進むのは良く無いと思っていたが、今は保険医療制度やオンライン資格確認が極めて面倒で厄介で、真面目に医療をやろうとしても出来ない状態になってきていると思うので、直美も致し方ないと考えるようになりました。日本の保険医療が変だからこそ、直美が増えてしまっていると思います。厚生労働省のやり方にこそ問題があると考えています。
質問者
大病院・東京医科歯科大学・40代
職業選択の自由、資本主義社会という原理に則れば問題がないことになります。一方で、医療をインフラと捉えるのであればなり手の少なくなる現状は好ましくはないでしょう。医療行政、施策の問題であり、個人のキャリア選択の是非に焦点を当てるのは的外れです。
質問者
大病院・関西医科大学・20代
Xを見ていると保険診療の未来は暗いなどの話がたびたび流れて来て、自分は4月から専攻医になる予定だがいつまで保険診療を続けるかは正直分からないと思っている。だから、直美を否定することはできないなと思う。
質問者
大病院・名古屋大学・40代
保険診療の待遇が改悪の一途で、特に改善される兆しも今のところないので、直美も直美で大変なことはあると思いますがトライする価値はあると思います。
質問者
開業医・帝京大学・30代
今の時代、保険診療で生きていくのは難しい。ならば自由診療を選ぶのは当然と言えば当然なのかもしれない。
質問者
中病院・自治医科大学・20代
医療の将来性が不透明なので正解だった可能性を捨て切れない。
質問者
中病院・弘前大学・50代
報酬が高い方に行くのは当然
質問者
大病院・熊本大学・30代
腕に不安があるが、稼ぎたいことや保険医療に希望を持てない気持ちはわかる
質問者
中病院・九州大学・30代
保険診療の扱いが軽視されてきている現状で賢い選択だと思います。
質問者
大病院・東京大学・40代
保険診療の勤務医やアカデミアに進むことの恵まれなさを逆に対外的に示してくれるから
■人生万事塞翁が馬。多様化する医師の生き方に「好きにすればよい」
質問者
大学・福井大学・50代
「直美」というキャリア選択には、メリットもデメリットも当然あると思います。ただ、どのような道を選ぶにしても、その選択は本人が自らの責任において行うものであり、最終的にその結果を受け止めるのも自分自身でしかありません。職業選択の自由が認められている以上、現状では一律に制限を設けることは難しいのではないかと考えています。
質問者
大学・東京医科大学・50代
時代的に美容が以前より受け入れられている面もあるが、まだまだいろいろな制度などが確立しておらず、未発達・未熟な点が多い。
質問者
大学・岡山大学・30代
好きにしたらいいのでは、としか思えない。保険診療に携わらない人間が増えるのは、相対的に保険診療を行う医師の立場の向上につながるので、そういう意味ではありがたい。ただし、地域枠で奨学金を借りているなどするならば、返済+違約金の支払いは必要だと思う。
質問者
大病院・近畿大学・30代
直美は直美で大変そうなことがたくさんあると思う。自分には関係ない世界だけど。
質問者
大病院・神戸大学・40代
患者さんを幸せにできるなら好きにしたらいいと思うから
質問者
大学・千葉大学・40代
医師個人に対しては、自分の選んだ人生なので、好きにすれば良いと思う。国に対しては、問題視するなら制度を設計しなおさなくてはいけないと思う。
質問者
中病院・山梨大学・40代
自分の能力と経営力があるのであればよいと思う。たとえば飲食店や理髪店などであればすぐ開業が許されて、美容は許されないのだろうと思う。
質問者
開業医・大阪医科薬科大学・60代
憲法にて職業選択の自由が保障されている以上、他人がとやかく言う事はない。
質問者
開業医・藤田医科大学・60代
選ぶのは本人の自由。でもそれがやりがいのある仕事かどうかは別。
質問者
中病院・名古屋大学・40代
職業に貴賎なし。誇りを持って真剣に取り組んでいるのであれば高給目的であろうとなんであろうといいと思います。
質問者
開業医・福岡大学・50代
他人のことはどうでもよい 知人が直美に迷っていれば、選択しないように仕向ける
質問者
大学・慶應義塾大学・40代
人生万事塞翁が馬。賢い選択なのかどうなのか、最後まで分からない
質問者
開業医・鳥取大学・60代
まあ でも 直美を選択される方は 元々 古い意味での臨床医には向いてないのでしょう
■「極める覚悟」があるならば。質の高い研鑽と志を条件とする容認論
質問者
大病院・愛知医科大学・40代
美容医療で世のため、困っている患者さんのために貢献したいという強い意思があれば無下に否定しないが、単に高収入で楽に儲けることができるからという理由で直美を選択するのはいかがなものかと思う。結局どの分野でも学問的に奥が深いと思うので、選択した分野を極めるくらいの意気込みがあれば否定しない。
質問者
開業医・東京慈恵会医科大学・30代
きちんとトレーニングを受けた上で質の良い施術を行なっている医師もいるし、人のQOLを上げるという意味で役に立っているから。自分ではどうしても対応しきれない患者さんからの要望(小陰唇縮小など)に答えてくれているから。
質問者
中病院・自治医科大学・40代
手技をしっかりと身につけられる環境があり、かつ本人に患者さんの人生への責任を負う覚悟があればよいと思います。学ぶ気もなく経済的な理由やQOLなどのみを理由に選択するのであれば同じ医師としてはいかがなものかと思います。
質問者
開業医・島根大学・50代
自己承認欲求がしっかりあり、手先が器用で、施術に関して攻めつつも無理をしすぎないで下手をしない加減がつく方ならお勧めだと思う。ただ、周りの目が気になったり、医者から変な誤解をされたくなければ、通常臨床をお勧めする。
質問者
大病院・大阪公立大学・60代
研修医制度が整わない時代は、ほとんどの医師が、直(各科)であったが、それで大きな問題はなかったので。真摯に美容外科として精進するのであれば問題ない。
質問者
大病院・北海道大学・50代
おそらく向いている人がいる。一部の患者は本当に生きていくのが楽になる。
質問者
東京医科大学・20代
「医師」かと言われると疑問だが資産形成の観点からは賢いと思う
質問者
開業医・和歌山県立医科大学・50代
自由診療なりの大変さがあるので本人が出来るなら良いと思います
質問者
小病院・群馬大学・60代
良い指導者のもと、極めたいならいい
質問者
大病院・金沢大学・50代
美容外科の選択は良いと思いますし、研修が終わって直接行かれても特に問題ないと思います。
今回の調査結果から、医師のキャリア観は今、大きな転換点を迎えていることが分かります。20代の約7割が「直美」を容認し、一部の大学では4人に1人が「賢い選択」と肯定している事実は、若手医師が将来を極めて冷静に見据えて生き抜こうとしている証左かもしれません。
その背景には、保険診療という進路における魅力の欠如があります。診療報酬の引き下げが続き、給与向上が見込めない現状では、自己犠牲を前提とした従来の研修制度は限界です。激務やリスクに見合わない待遇の保険診療に対し、早期に自費診療へ転身して市場価値を高める動きは、若手医師にとって切実な自己防衛なのでしょう。この認識の断絶を解消するには、現場を「夢を描ける場」へ再構築する議論が不可欠です。
【著者プロフィール】
上野 健太郎 解析・文
おぎくぼ小児科院長。昭和医科大学医学部卒業。厚木市立病院で初期臨床研修を修了後、東京慈恵会医科大学にて小児科後期研修を経て専門医を取得。2024年に「おぎくぼ小児科」を開設。地域に密着した小児医療の提供を目指している。
30代・現場も見ている立場から言うと「直美」を単純に逃げと断じるのは、やや現実を見ていない議論だと感じています。
まず前提として、美容医療は医療の中でも極めて市場原理に近い領域です。
そしてそれは、保険診療の現場にいる我々が普段あまり直視してこなかった「医療の価値とは何か」という問題を突きつけてきます。
例えば、救急や急性期で命を救っても、報酬は制度で固定されています。
一方で、美容医療は患者の満足度や結果がそのまま評価と収入に直結する。
どちらが高尚かという議論ではなく、評価の仕組みがまったく異なるのです。
若い医師がそこに合理性を見出すのは、むしろ自然な流れだと思います。
「臨床経験が不足する」という懸念についても、これは必ずしも直美特有の問題ではありません。
実際には、後期研修に進んでも専門分化が進み、全身管理を深く経験しないままキャリアを進めるケースは珍しくありません。
極端な話、皮膚科や眼科に進んだ場合と、美容皮膚科に進んだ場合で「医師としての総合力」に絶対的な差があるかというと、必ずしもそうとは言い切れない部分もあります。
寧ろ美容医療は
患者とのコミュニケーション能力
結果に対する責任
クレーム対応能力
経営感覚
といった、保険診療では必ずしも鍛えられない能力を非常に早い段階で求められます。
これは医師として別の種類の修練とも言えます。
30代の立場として実感するのは「潰しが効かない」という批判も、現代ではもはや過去の価値観になりつつあるという点。
医療自体が変化しており、転科や再研修のハードルは以前より下がっています。
さらに、美容医療で得た資金的余裕や時間的余裕が、その後のキャリアの選択肢をむしろ広げるケースもあるでしょう。
そしてもう一つ重要なのは、保険診療の側が若手にとって魅力的でなくなっているという現実です。
診療報酬は抑制され、勤務医の負担は増え、医療訴訟のリスクは高まり、しかも社会的評価は必ずしも高くない。
その状況で「使命感だけで耐えろ」というのは、若い世代には説得力を持ちにくいと思います。
直美を選ぶ医師が増えているのは、個人の倫理の問題というより、医療制度の歪みが可視化された結果ではないでしょうか。
もちろん、技術習得や安全性の担保は極めて重要ですし、安易な参入は問題です。
しかしそれは、美容医療を否定する理由ではなく、教育体制を整備する方向で議論すべきだと思います。
実際、形成外科を経て美容に進むルートだけが正解とは限りません。
美容医療は形成外科とはまた異なる領域で、注入技術や審美的センス、患者心理の理解など、独自の専門性が求められるからです。
医療の世界でも、キャリアの多様化は避けられません。
研究医、産業医、企業医、行政医と同じように、美容医療も一つの専門分野として認められていく流れだと思います。
個人的には、直美を批判するよりも、
なぜ若手がそこに魅力を感じるのか
なぜ保険診療が選ばれにくくなっているのか
この構造を考えることの方が、医療全体にとって建設的ではないかと感じています。
30代、なんちゃって医師としては、「逃げ」ではなく、時代に適応した合理的なキャリア選択の一つとして、一定の容認はすべきだと思います。
形成外科に進むかどうか、医学生の頃に一度は迷う人は少なくないと思います。私自身もその一人でした。
最終的には家業の脳外科に進みましたが、今振り返ると、形成外科という分野は、医療の中でも極めて独特で、そして志の高い人間が自然に集まる領域だと感じています。
だからこそ、若手が美容に流れて形成外科が衰退するのではないかという心配は、あまり必要ないのではないかと思っています。
形成外科という診療科は、一般の人には意外に知られていません。
整形外科との違いすら曖昧な人も多い。
整形外科が骨や関節、筋肉といった運動器の機能改善を扱うのに対して、形成外科が扱うのは体表面です。
皮膚、皮下組織、顔面骨、軟部組織。
怪我の縫合、やけど、顔面外傷、皮膚腫瘍、ケロイド、先天異常、小耳症、口唇裂、乳房再建、眼瞼下垂。
さらに、糖尿病性足壊疽やがん切除後の再建など、他科と連携して機能と形態の回復を担う。
命を救う医療のあとに、人生を取り戻す医療を担う科と言っていいかもしれません。
実際、形成外科の特徴は、単独で完結しない点にあります。
乳がんの術後は乳腺外科と連携し、頭頸部がんでは耳鼻咽喉科や口腔外科と協働し、糖尿病性足病変では循環器や血管外科と協力する。
形成外科医は、常に他科の治療の「その先」を担う存在です。
切除の後に残る欠損をどう再建するか。
見た目と機能の両方を回復させるにはどうするか。
これは単純な外科手技とは別の思考を要求されます。
例えば顔面の傷一つでも、シワの方向に沿って切開線を設計する。
皮膚の緊張線を考慮して縫合する。
必要なら皮弁を設計し、局所皮弁、遊離皮弁、血管吻合まで行う。
患者ごとに術式が異なる。
完全にオーダーメイドの外科です。
顎が小さく呼吸障害を起こす先天異常では、骨を切って延長器を装着し、毎日ミリ単位で骨を延長していく。
頭蓋骨変形では、頭蓋骨を分割して徐々に拡張する。
こうした手術は、単に切って縫う外科とはまったく異なる発想です。
失ったものを取り除くのではなく、作り直す外科。
形成外科の本質はそこにあります。
形成外科が比較的新しい診療科という点も興味深いところです。
日本で学会が設立されたのは1960年頃。
まだ60年程度の歴史しかありません。
しかし技術自体は非常に古く、紀元前600年のインドでは、額の皮膚を使って鼻を再建する手術がすでに行われていた記録が残っています(形成外科の教科書にも、当時の術式のイラストが載ってます!私も見て感動しました)
つまり形成外科は、最も新しい概念でありながら、最も古い外科技術を受け継いでいる分野でもあります。
さらに形成外科は、美容外科とも密接に関係しています。
技術の根幹は同じです。
違いは目的だけ。
美容外科は、より美しくする医療。
形成外科は、正常に戻す医療。
怪我や病気、先天異常によって失われた形態や機能を回復させる。
生活の質、すなわちQOLを改善する。
ここに強い使命感を感じる医師が、この分野に進みます。
実際、形成外科を志す理由として多いのは、命を救うだけではなく、その後の人生を支えたいという動機です。
小耳症の子供に耳を作る手術を見て感動し、この道を志したという形成外科医の話は象徴的です。
取る外科ではなく、作る外科。
これは医師にとって非常に魅力的な領域です。
また、形成外科医は専門医の数が少ないため、一人で幅広い技術を身につける必要があります。
縫合技術、皮弁設計、マイクロサージャリー、再建外科、先天異常。
自然と志向性の高い医師が残る構造になっています。
こうした特徴を考えると、美容志向の医師が増えたとしても、形成外科に進む人材が枯渇するとは考えにくい。
むしろ、この分野に魅力を感じる人は、放っておいても進んでいく。
私自身、形成外科に進むか迷った経験がありますが、最終的に別の道に進んだ今でも、この分野に進んだ同期や後輩を見ると、やはり強い志を持った人間が多いと感じます。
命を救う医療はもちろん重要です。
しかし、救われた命がその後どう生きるか。
その部分に真正面から向き合うのが形成外科です。
美容医療の拡大で形成外科が弱体化するのではないかという議論もありますが、実際には、この領域の魅力は非常に本質的です。
人間の形を取り戻す。
普通に生きられるようにする。
患者の人生そのものを回復させる。
こうした医療に惹かれる医学生は、今後も必ず一定数存在し続けるでしょう。
だから、過度な心配は不要だと思っています。
形成外科は、志のある人間が自然に集まる診療科です。
ご指摘の点は一見もっともに見えますが、議論の前提がやや個別の業界事情に寄りすぎていて、医療構造全体の変化という視点が抜け落ちているように思います。
美容外科はレッドオーシャンで経営が厳しい、歩合制になり営業色が強まる、だから直美は合理的ではない、という構図ですが、これは産業の成熟過程としてごく自然に起きる現象です。寧ろ、このような競争が起きていること自体が、美容医療が医療の一領域として完全に産業化したことを示しています。
医療は長らく診療報酬に守られた半公共インフラでしたが、自由診療は完全に市場原理の世界です。参入が増え、広告競争が起き、差別化が求められ、淘汰が起きる。この流れはITでも教育でも、あらゆる分野で見られる普遍的な現象です。つまり、美容医療が特別に問題を抱えているというより、一般的な産業の成熟過程に入ったということに過ぎません。
医師のキャリア構造そのものも変化しています。かつては大学医局に入り、関連病院を回り、専門医を取り、という一本道が主流でしたが、現在は医療の流動化が進んでいます。形成外科から美容、外科から在宅医療、麻酔科からペインクリニックなど、領域横断はすでに一般的です。むしろ一つのキャリアに固定され続ける方が例外になりつつあります。
病理や麻酔から美容に来ることを問題視されていますが、それは逆に言えば、医療が専門分断から統合に向かっているという側面もあります。美容医療は皮膚、外科、麻酔、心理、コミュニケーションなど複数領域が交差する分野です。異なるバックグラウンドを持つ医師が流入すること自体は、自然な流れとも言えます。
更に、形成外科と美容外科を対立関係として捉える前提にも、少し違和感があります。両者は技術的には同根です。皮弁設計、縫合技術、瘢痕管理、顔面解剖などは共通の基盤です。歴史的にも形成外科医が美容外科を発展させてきました。美容医療の拡大は、形成外科技術の拡張でもあります。
高須クリニックを例に挙げておられますが、高須克弥氏自身が形成外科出身で、美容外科の社会的認知を広げた存在です。つまり、美容医療の発展は形成外科技術の蓄積と不可分の関係にあります。この点を踏まえると、美容医療の拡大がそのまま形成外科の衰退につながるとは言いにくいと思います。
加えて大きな流れとして、医療の目的そのものが変化しています。かつては命を救う医療が中心でしたが、現在は生活の質や人生の満足度を高める医療の比重が増しています。高齢化社会やSNS社会の中で、美容医療の需要が拡大するのは自然な流れです。直美が増える現象も、個々の倫理の問題というより、社会構造の変化の影響が大きいと考えられます。
他方、形成外科が衰退するという前提も必ずしも当てはまりません。形成外科は志向性の強い分野です。小耳症、口唇裂、乳房再建、外傷再建など、人の形と機能を回復させる医療に魅力を感じる医師は一定数存在し続けます。収入だけで動く分野ではありません。技術習得にも時間がかかり、専門医数も限られるため、自然と志の高い医師が残る構造になっています。
つまり、美容に進む人も一定数いる一方で、形成外科に進む人も一定数いる。これは衰退ではなく分化です。むしろ医療が成熟し、多様化している証拠とも言えます。
直美が合理的かどうかという個別の問題というより、医療の産業化、キャリアの流動化、社会の価値観の変化という大きな構造の中で起きている現象として捉える必要があるのではないでしょうか。形成外科は今後も、志のある医師が自然に集まる領域として存在し続けると思います。
あなたの書き込みは、異なる問題を無理に一つにまとめ、その結果として論点そのものが崩れています。
まず、受験YouTuberとしての知名度があるから契約金分は既に貢献したという発想自体が、医療という職業の本質から大きく外れています。
医師というのは、広告塔としての価値ではなく、医療行為の質によって評価される職業です。
もし本当に知名度だけで契約金を回収できるなら、極論すれば医療技術は不要という話になります。しかし、そんな医療機関が長く続かないことは、過去の美容クリニックの乱立と淘汰の歴史がすでに証明しています。
美容医療は自由診療です。つまり口コミがすべて。
一度でもトラブルや技術不足が露呈すれば、SNS時代では瞬時に拡散されます。
広告で集めた患者は、技術が伴わなければ必ず離れます。知名度は入口にはなっても、医療の価値そのものにはならない。
つまり、受験YouTuberとしての知名度があるから医療の下積みを省略できるという発想自体が、医療という仕事の構造を理解していない議論です。
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問題は医局に残るかどうかではありません。
問題は、専門医としての基礎的な技術と経験を積むプロセスをどう確保するかです。
医局に残らない道はいくらでもあります。
市中病院で形成外科の修練を積むこともできますし、専門研修プログラムに所属する選択肢もあります。
つまり、医局を避けることと、修練を避けることは全く別の話です。
しかし、直美ルートの問題は、修練そのものをスキップする構造になっている点です。
ここが本質です。
更に、寿司職人や美容師と同列に語るのも適切ではありません。
寿司職人は失敗しても命に関わりません。
美容師も同様です。
しかし医療は違います。
一度のミスが、取り返しのつかない後遺症や人生への影響につながります。
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実際には、外科系の専門医取得を目指して厳しい研修を続けている若手医師は多数存在します。
つまり、これは世代の問題ではなく、構造の問題です。
高収入と短期成功を提示する自由診療の仕組みが、経験の浅い医師を引き寄せているという構造の問題です。
そして、ここで最も重要なのは、個人のキャリア選択の是非ではありません。
医療の質を担保する仕組みが崩れ始めているという点です。
知名度があるから
医局が嫌だから
下積みが嫌だから
このような理由で高度な医療行為に参入できる構造が広がれば、最終的に不利益を受けるのは患者です。これは個人批判ではなく、医療システム全体の問題です。
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問題は個人の自由ではありません。
自由診療という市場構造が、医療の訓練プロセスを短絡化している点です。
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この時点で、論理がすでに破綻しています。
そもそも、人間社会にエネルギー保存やエントロピー増大を持ち出すのは、典型的な擬似知的な比喩です。要は的外れ。
物理法則は閉鎖系における自然現象の法則です。
社会は制度設計と政策介入で変化する開放系です。
社会制度の議論に物理法則を持ち出す時点で、説明ではなく雰囲気づけに過ぎません。賢く見られたいのか、難解風にして煙に巻きたいのか。
この手の比喩は、議論を深めるどころか、寧ろ思考停止を招く典型例です。
更に、藤原道長の例も同様。
歴史の比喩としては面白いかもしれませんが、医療制度の構造分析としては何の説明にもなっていません。
摂関政治の衰退は、武士階級の台頭、荘園制の変化、地方武装化など複合的な要因です。
単に慢心の象徴として引用するのは、歴史を単純化し過ぎていますよ。
つまり、物理法則も藤原道長も、議論を深く見せるための装飾に過ぎず、何ら実質的な分析になっていません。勿論議論の深化やソリューションからは程遠い。




































