東北大　vs. 東工大｜掲示板スレッド

何だかんだと言っても、総合大学の方が華があるだろう。
「総花的」なんて言葉があるくらいだから。世界の趨勢を
見てもわかる通り、今や単科大学は時代遅れと言われている。

かつて、一ツ橋大・東工大・東京医科歯科大・東京外語大の四つの
大学が連携して大学の連合のようなものを創ろうと画策したことが
あった。東大に対抗しようとしたわけでもあるまいが、これは当然
うまくいかなかった。なぜ連携しようとしたのか。単科大学では
限界があって大学機構としては不十分だからである。例え連携だけでも、総合大学のもつ優位性を獲得したかったからである。この例を見てもわかる通り、単科大学においても総合大学のもつ有利さやステイタスが希求されているということである。
　というわけで、単科大の東工大をはずして選ぶべき総合大学は、東北大ばかりでなく名古屋大・大阪大も推奨されるだろう。

東工大は理工系だけの単科大学であるが、世界に覇を唱えられるだけのトップレベル
の学術分野が無い。また、出身者で著名な国際賞を授与されたのはノーベル
化学賞の白川さんだけで、フィールズ賞、ラスカー賞、日本国際賞などの受賞者は
皆無である。この点、東大・京大・東北大・阪大に大きく遅れをとっているといって
よいだろう。これらの総合大学からはノーベル賞受賞者はもちろんのこと、
上述したような数々の国際賞の受賞者が輩出されている。ここに総合大学と単科
大学の相違があり、単科大学の悲哀がある。世界の大学の歴史を見てもわかるとおり、
数百年の歴史を有する大学はすべて総合大学であり、単科大学が永らえた試しは無い。
世界トップレベル研究拠点に東工大が選ばれなかったのは理の当然というべきであろう。

他大学院に入るのはそんなに簡単ではないです。
やはり、旧帝であれば同大学からの生徒も優秀ですし、
同大学からの志望学生よりも他大からの志望学生を選ぶのであれば
それなりの理由が求められます。
なにより、本人は、大学院に入れるかどうかわからない不安定なまま、
就職活動もおろそか、もし落ちたら、
大学院には行かれない、就職もできない、になります。