海城・攻玉社・芝・城北・巣鴨・世田谷・本郷 （～2016年5月頃）｜掲示板スレッド

今年の最終集計はまだ終わっていません。芝の国公立医学部合格者は８人という想定で計算していますが、もし、２０人ならば、芝が初めて２位になります。

2016
海城｜287｜30｜06｜15｜15｜40｜106｜36.9%｜理Ⅲ1、京医1
巣鴨｜244｜13｜03｜06｜05｜29｜056｜22.9%｜
芝　｜281｜18｜08｜05｜14｜08｜053｜18.8%｜＊国医８（暫定）
玉社｜240｜21｜00｜07｜10｜05｜043｜17.9%｜
本郷｜323｜11｜05｜07｜06｜11｜040｜12.3%｜理Ⅲ1
城北｜354｜11｜02｜05｜09｜14｜041｜11.5%｜
世田｜202｜07｜00｜04｜06｜04｜021｜10.3%｜

部分的には勝っているところもあると何度も必死に訴えている姿をみていると、「一度でいいから勝ちたい」という熱い思いが伝わってくる。

全体（現浪）も部分（現役）も大事だな。加えてトレンドも大事だ。
だからこれらを総合的に見てみよう。

◆東大合格者数 2016←2015←2014

海城 30(うち現役20) ←56(うち現役43)←40(うち現役23)
攻玉 21(うち現役18) ←21(うち現役18)←21(うち現役14)
芝高 18(うち現役15) ←14(うち現役13)←11(うち現役07)
巣鴨 13(うち現役07) ←21(うち現役08)←26(うち現役14)
城北 11(うち現役09) ←08(うち現役06)←18(うち現役10)
本郷 11(うち現役11) ←09(うち現役07)←09(うち現役08)
世田 07(うち現役07) ←07(うち現役04)←07(うち現役07)

去年は過去数十年で巣鴨が初めて東大現役合格が攻玉社と芝に抜かれた年だ。
そして今年は巣鴨が初めて現浪でも攻玉社と芝に抜かれ、現役では本郷にも抜かれた年になった。

【参考：巣鴨オバサンの過去ログ】
> 投稿者： 世間一般(ID:q1333cbWHmM)
> 投稿日時： 14年 06月 29日 19:23
進学校の実力を測る最もポピュラーな指標は東大の合格実績。もっとも一般的なケースの場合ね。マニアックな世界もあっていいが、世間一般の見方となると、やはり、「東大」だろうね。週刊誌などの編集方針もそうなっている。もちろん、ネタが尽きてくる６月ごろには「現役」の特集記事をヒネリ出したりもする。ただ、３月ごろに掲載する記事の目玉は毎年のように東大の合格実績でしょう。今も昔も、今後も。

芝の国医が伸びて、どこまで巣鴨に迫ることができるのか興味深い。それに、過去に最も巣鴨に迫っていたのが城北だったというのも面白い。攻玉社の全盛期（２０１４−２０１５）でも、巣鴨との差は１．９ポイントあった。２０１０年に城北は１．０ポイントの僅差で肉薄していた。さて、２０１６年はいかに。

巣鴨オバサンへ (ID:.0AtKidntl.) さんのレス、いろんな意味で完璧な内容だと思う。

確かに、志望者が理系の一部に限定される医学部で比較するより、もっと幅広く人気のある東大で比較する方が適切であろう。
（少なくとも文系学生には医学部などどうでもいい話だし、どうしても医学部比較をするなら、その学校の理系生徒の人数や医学部志望者の人数をベースに議論しないと不正確。）

また、「浪人込の実績だけで比較して欲しい」という一部の学校の偏った願望にも配慮して浪人込の実績も記載する一方、そんな小学生でも騙されないような単純かつ表面的な比較にとどまらず、“現浪内訳”や“短期的トレンド”といった付加価値の高い情報を織り込み、より学校の教育力の実態を浮き彫りにしている。

当然ながら、６年間の一貫教育の成果は、まずは現役時に発揮される。だから現役の実績を比較すれば、学校の実力が測定できるわけだ。
同じ不合格になった者のうち、浪人して再度東大を受験するか、そのまま現役で併願の早慶等に進学するかは、好み、志向の問題であり、浪人の実績にはこういう学力以外のバイアスがかかるのだ。東大実績で現役率の高いところは、全体の学力が高いことは自明として、東大残念組が浪人して再調整せずに早慶に現役進学する傾向があるわけで、もし“浪人してでも東大に再挑戦しよう”というムードになれば、さらに実績が加算されるのだろう。

また、トレンドも重要。特にこれから入学する方にとっては、今年の実績だけみてても、自分が大学受験する６年後と一致するとは限らない。重要なのは今の実績ではなく、６年後の状態であり、今の実績をベースに、増加傾向なのか、横ばいなのか、減少傾向なのかをしっかり見極め、その傾向を含めて６年後の実績を予測する必要があるだろう。特に偏差値が低下している学校が万一あるとすれば要注意だろう。（そういう意味では、偏差値データもあれば、さらに素晴らしい）

芝の国医が８人だったら、芝と巣鴨の差は４ポイント以上も開いてしまう。昨年の攻玉社は１．９ポイント差まで近づいた。それが突き放されてしまう。

このスレの趣旨はどこが、２位の学校に最初に追いつけるのかだろうから、もう少し芝の国医は数字を上乗せしてもらいたい。

偏差値の要素も大学合格実績を比べるときには非常に重要だと思いますね。８年前も芝は巣鴨の偏差値を上回っていたと思います。ですから、本来なら芝は巣鴨に対して、８年間で８勝０敗ぐらいで丁度いいはずですね。でも、なぜか、実際は０勝８敗のようです。２０１６年については、暫定値ですから、１勝７敗になるんじゃないかと期待しています。

巣鴨が海城に勝てなくなって、７校スレの万年２位の学校になってしまって以降、３位の学校（あるときは芝、またあるときは攻玉社）との差は縮まっているように思える。特に２０１５年はかなり巣鴨の実績に迫ったように感じるが、また、２０１６年は背中が遠くなったのかもしれない。

2012年:8.6ポイント
2013年:4.2ポイント
2014年:5.1ポイント
2015年:1.9ポイント
2016年:4.1ポイント（暫定）