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【1421178】温室効果ガス25%削減について

投稿者: とくめい   (ID:Asgc9TlSQLs) 投稿日時:2009年 09月 08日 13:00

昨夜(9月8日)のニュースゼロで、温室ガス25%削減について民主党の具体策例を挙げていたのをどなたかご覧になりましたか?
住宅の断熱化や自動車のエコカーへ移行など直接自分に関係することは覚えているのですが、ほかはどんなことを挙げていたのか覚えておらず調べてもどこにも書いてないので(たぶん調べ方が悪いのだと思います)、どなたか覚えてる方がいらしたら教えていただけますか?
また既に家を持っている場合は、断熱化に改築しなくてはいけないということでしょうか?

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  1. 【1449836】 投稿者: ふふ・・・  (ID:U4/VrdTS65Q) 投稿日時:2009年 10月 02日 13:13

    >エデュでは同一のスレッドでは同じHNを使うことがルールですからきちんとルールをお守り下さい。
    >
    この書き込みをされたスレで、この「ルール」について質問している方がいますよ。
    お返事をされるのが「マナー」ではないですか?
    それとも、ルールを破らなければマナーは悪くてもよいのかしら?

  2. 【1450351】 投稿者: エネルギーコスト削減  (ID:eaFbZMCjYgA) 投稿日時:2009年 10月 02日 19:19

    ハイブリッドさん、日本国内で、いくらの目標を達成できる/できないを、どうして国や個人が予め断定できるのですか?
     個々の企業が、ガソリンなり石油なり電気の使用量の予測に対して削減目標を設定して、努力します。
    企業にとっても、ガソリン代や電気代を節約することは、メリットですよね。じゃないとやる意味がありません。
    各家庭も省エネや電気の節約に努めれば、それは結果的に石油・ガス会社や電力会社の販売・供給量が減ることでCO2排出削減が算出されるでしょう。個々人がどれだけCO2削減できたかなんて分かりますか?
    車の平均的な運転の仕方で、信号などで停車時にアイドリング・ストップするだけでガソリンを7%くらい節約できるそうですが、ハイブリッド・カーならリッター当たり走行距離が表示されて、節約効果を実感できます。
     
    製鉄・加工業のように製品の生産自体に石油や電気が必要だったり、石油が原料の化学製品を使用している企業など、省エネするには生産量を減らさなければならないような業種は、CO2削減は困難だし、一律な削減割り当てなど出来ないでしょう。
    しかし、石油・ガソリン・ガスなどの消費量が減って需給が緩めば価格は下っていくので、結果的に製造コストが下っていくと思います。
    日本にとっても、石油輸入額を減らすことは貿易収支を黒字化できます。海外から石油の輸入に多額を支払っていることこそ国富の流出でしょう?
    結果的に国内の達成度が不足すれば、国としてCO2排出権取引することも可能でしょう。
     
    ↓NECは、「CO2削減」を「エネルギーコスト削減」に置き換えてアピールすることで、IT製品の省エネに対する関心を高める「エネルギーコストキャンペーン」を開始し、自らも大きな削減効果を出しているようです。
     
    NECのCO2排出量を“実質ゼロ”にする計画、「順調に推移」 - Enterprise Watch
    http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20090703_299853.html
    日本電気は「NEC環境経営ビジョン2010」なる指針で環境活動を進めているが、「2008年度は、2010年度の目標を2年前倒しでほぼ達成できた」「CO2以外を含む温室効果ガス(Green House Gas:GHG)の総排出量を165万トンに抑えることができた。これは、2007年度の208万トンから20.7%減となる結果。2010年度目標の163万トンまでも残り2万トンとなり、2年前倒しでほぼ目標達成したことになる」

  3. 【1450643】 投稿者: ハイブリッド  (ID:iisKsIISPos) 投稿日時:2009年 10月 02日 22:51

    エネルギーコスト削減(ID:N9CHFqKhPRk)様
    HNを変えないようお願いしたはずです。
    なぜ自分への質問をはぐらかすのですか。
    自分がどれだけCO2を削減できるかは環境家計簿でもつけてみたら簡単にできるでしょう。
    あなたのようにいろいろな情報をご存じのかたならとっくに知っているはず。
    平均的な家庭ではマイカーのCO2が約3割を占めていますから、マイカーの利用をすべてやめられれば3割は削減できると考えられるのではないでしょうか。
    マイカーをやめ、太陽光発電をしたら半分くらいにできるかもしれませんね。
    発電には石油を使っているので太陽光発電にすれば石油を節約できますしマイカーをやめればガソリンを使いませんから、かなり石油の輸入は減らせるでしょうね。
    国全体の削減については環境省あたりが試算をだすのだと思いますが断定はできないでしょう。私が断定できると書きましたでしょうか。
    直嶋経産相は2020年までに90年比8%削減ができるかどうか全くわからないと言っていましたが・・・

  4. 【1450881】 投稿者: 企業戦士  (ID:6x2VlWEVKsA) 投稿日時:2009年 10月 03日 03:05

    またスレが進みましたね。いろんなご意見や論議が進むのは良い事ですが 頁も進み
    前・後と確認しながら内容理解して書き込むの大変(苦笑)

    ドンマイ様 
    お互いに排出削減の必要性も、又 環境ビジネスの可能性も認識してある意味では近い視点を
    分ち合ってるとも思いますが、今回のドンマイ様の書き込みで相違点もはっきりして来た気も
    します。貴方様も触れていらっしゃいます"鳩山首相の国連演説の意味に対する認識の違い"ですね。

    ドンマイ様は、今回日本が他国より先陣を切り積極的に削減公約をする事で、この件で曖昧或いは
    敢えて逃げている 米・中、更にインド等を議論のテーブルに着かせる効果と この事により
    環境事業で日本が イニシャティブを取る可能性が高まるとお考えの様に感じましたが
    その理解で宜しいでしょうか? 
    結論から申し上げますと、私は逆に今回 25%という厳しい数字で公約してしまったのは
    日本の国際社会での将来的な 牽引者となりうる可能性を弱めてしまったと感じています。

    日本人的な考え方・社会では 恐らくドンマイ様のご見解の方が私より正しいのかも知れません。
    でも、公約を行ったのは 契約社会を前提とした 欧・米を筆頭とした諸外国との間でです。
    従い 2020年に25% 達成できる見通しがつかない限り 日本は今後の交渉で 公約破りとの
    不合格者的見方をされ、交渉もゼロからではなく マイナスからのスタートになり兼ねないのでは
    と危惧してます。  既に何名の方からご発言がありました様に、鳩山さんも少しはその点には
    配慮されて、米・中等の各国が同じテーブルに着く事を前提との断りはいれられてましたが、
    恐らく この点で仮に 米・中が日本の発言を無視する等しても 日本が25%削減に対し
    それなりに評価される結果(欧州以上の削減達成等)を示せないと国際社会からは納得して
    もらえないと思います。 そう感じる理由は2つあって、1つ目は 中国や米の削減行為と
    日本の削減行為に直接的な関連性が無いためです。 例えば日本は削減努力をしていたが
    米国企業の日本への進出とその中での排出量が多かった為出来なかった等あれば 話しは
    別ですが、そんな事態は非常に可能性も低いですよね。 むしろ、逆に中国からこの様な指摘を
    言われ兼ねない位です。 2点目は、 上記1点目の理由もあり この鳩山さんの前提条件が
    殆ど国際的には認知されてないのではと感じているからです。 私も少しだけネットで調べてみました。
    鳩山さんのスピーチに関する米・欧メディアの記事例です。 (英文で済みません)

    英国サイト : http://uk.news.yahoo.com/22/20090922/tpl-uk-climate-japan-sb-04b64de.html

    米国サイト : http://www.forbes.com/feeds/reuters/2009/09/22/2009-09-22T174153Z_01_T293715_RTRIDST_0_CLIMATE-JAPAN.html

    記事元はどうも同じなので記事も同じですが(すみません)、懸念した通り 米・中などが同等の
    削減義務を受け入れるのを前提との条件は見当たりません。 そんな、話しが違うと感じても
    これが外からの受け止め方です。 

    これまで何回か"政府もしたたかさを持つべきだ”と述べさせて頂きましたが、この様な契約社会
    で且つ 認識も異なる海外との交渉事だからこそ そういってます。
    その意味では今回のG20に関して言えば、鳩山政権は ある意味 とても都合の良いカードを持ってました。
    政権が発足してから 会議まで僅か2-3週間しかなかったのです。 従い、新しい鳩山日本としては
    CO2削減で国際的にリードする気なら、 もし踏み込むとしても ”前政権の目標を更に発展させ、
    EUの掲げる目標すら上回る努力を進めて行きたい”程度で留めて置くことも十分に出来たと思います。
    むしろ僅か20日間程度の期間しかない政権が大きな数字を掲げた心意気は良しとしても実現性の検討が
    全くなされてないのではとの疑問は誰でも持ちますよね。 上記海外メディア記事でも具体的な内容が
    なかったとばっさり言われてます。
    それを25%という具体的な数字まで出してしまった (日本の中で出るのは政権の想いとしての事なので
    構いませんが国際会議でとの意味です)のは 交渉が下手と危惧せざるを得ません。
    そんな事も恐らくは全く判らない訳ではなかっただろうに、それでも公約したのはやはり 目立ちたがりだったのか、それか その行為を背景に更に支持団体を増やしたかったのか?等の懐疑的な疑問が生じます。

    誤解頂きたくないですが何も民主党に否定的なのでも、自民党の肩を担ぐものでもありません。
    逆に 今回 変革を期待され新たに発足した現政権には 本当にこれからの日本をどうしたいのか
    そのビジョンの提示を期待してます。 CO2削減もその中で大きな影響を持つ1つの課題です。
    他の方が言われてましたが、全てを 皆満足にするそんなバラ色の絵なんてありません。
    その中で 今の製造業を中心とした社会から 英国的な金融・サービス中心の社会へとしたいのか?
    或いは 一次産業を伸ばし自給率も高めながらより内向的な社会とするのか? はたまた 
    やはり自給自足は不可能との判断で輸出による外貨を稼ぎながら国際競争力を高めることに重きを
    置くのか? (小泉改革はこの路線だったと思います、その後 阿部さん、福田さんで自民党も
    何が遣りたいのか全く見えなくなりましたけど)。
    Co2削減の具体的な政策はこの目指す姿を見える形にしてくれるのではとも思います。
    只、一方で 現政権に対し、(それは全ての方々に対してでなく、実際 ビジョンを描こうと努力されている
    民主党の議員もいると感じてますが)もう絶対安定多数を持つ押しも押される与党なのだからいつまでも
    野党根性を引きずるなといいたいです。 政府として やはり全てバラ色は無いから 目指す方向を
    明確にしてその想いを元に 国民からの支持を得ることを努力して欲しいのに、 次の参議院選目線
    なのでしょうが、論議されていることは マクロの方向より 外国人参政権(これは重要な問題なので
    もっと時間掛けてといいたいけど)、金融モラトリアム等 それぞれ特定のターゲット層に対する
    支援獲得政策ばかりの気がして・・・ って 選挙対策委員長が強すぎるのがいけないのでしょうか・・

    最後は少し話しがずれたかな、でも CO2削減の件って 経済や雇用に直結する話しでもあるので
    本当に 政府の次の日本の姿に対する想いが無いとできないと感じてます。

    ところで、上記海外メディアの記事を探していて見つけたのですけど、9月30日に
    日本政府とチェコの間で2009年、2010年の 2年間のCO2排出量枠4000万トンを 約500億円で
    購入決定したとの記事を目にしたのですが、何故か この件日本のメディアでは
    扱われてませんね。 何故に触れないのでしょうか?
    英語版時事 :http://uk.news.yahoo.com/18/20090930/tsc-czechs-sell-20-million-carbon-credit-2becb7e.html
    日本語版 : http://jp.reuters.com/article/jpEnvtNews/idJPJAPAN-37154020090325
    いずれもロイター発

    長くなりましたので今日はこの辺で。(ふふ・・・様 楽しく読ませていただきました、ありがとうございます)




     

  5. 【1450952】 投稿者: 企業戦士  (ID:PrJP44bC2Jo) 投稿日時:2009年 10月 03日 08:38

    おはようございます。 
    私のスレに対し、ご自身のお考えや経験談をお書き込み頂きましたふふ・・・様に
    最後の一行コメントでは失礼と思い またやって来ました。

    ふふ・・様

    飲み屋で愚痴るサラリーマンとは強烈です(笑) 確かにその様な事も無いとは
    言いませんが、今は車通勤なので余りその様な機会もありません(苦笑)
    でも 貴方様がある意味ご丁寧にご意見を述べられていると感じましたので
    楽しく拝見させて頂きました。

    "したたかさ"について、私の意見は既に上のスレでも申し上げてますが
    中国を例にもう少し彼らのしたたかさも触れたいと思います。
    ご存知の様に 中国は今回も削減枠の義務化には同意してません。 一方で
    削減そのものは自国政策として実施すると公言してます。 
    更に 単に言葉だけでなく、世界第一とも言える経済成長により豊富な外貨資金等も
    使い 政府(共産党)主導で削減への取組を進めている様です。人も技術も更には
    会社だって今の彼らには買おうと思えば買える資金力を持ってますからね。
    でも、一方で では中国の実際の企業はというと、排出規制なんて全くお構いなし。
    何処吹く風で 今は兎に角 事業を拡大しアメリカを追い越す事だけを視野に活動してます。
    様はダブルスタンダードですね。 中国政府は国際的世論を敵にはしたくないので
    砲火が向けられないギリギリのところで留めてます。
    少し前に中国製粉ミルクが大きな問題となりましたよね。 あの時の中国政府の
    対応の早かった事、問題を起こした企業があっという間に閉鎖されました。
    国際世論の火の車状態を恐れての本当にすばやい動きでした。
    でも、日本との間だけで問題となった餃子事件では 未だに? です。様は影響も
    世情もそれなりに計算して最も得という線を選択してます。 共産党の国なのに
    実際は日本や殆どの資本主義国以上に資本主義が徹底しているかと思ってしまいます。
    だからある意味本当に中国ってすごいというか怖いとさえ思います。

    勿論私は日本という国にここまでのしたたかさを持って欲しいとは思いません。
    潔さも忘れたくないですから。 でも、認識しないといけないのはこの様なしたたかな諸外国
    との間での交渉が CO2削減の件では避けられない事。 また その成り行き次第では
    上にも書いたように排出枠取引を始め 企業の海外移転等 間違いなく多額のお金が
    国外へ流れでてしまう危険性を孕んでいることです。 だから 国際的な立ち回りは
    パーフォーマンスでは困ると思います。

    今回の鳩山首相の公約について、また例にもれず 受験生での例(ちょっと苦しい例ですが 苦笑)
    で言うなら、 つよし君とたけし君という 二人の受験生がいました。
    つよし君が たけし君に”たけし君が一緒に受験してくれるのなら 僕 難関校受験するよ”
    と提案し、たけし君も 受験すると言ってくれました。
    でも やはりたけし君は心代わりをしてしまい、つよし君1名で受験した結果 残念ながら
    不合格でした。 この時 ご自身のお子様でもない つよし君の不合格は たけし君が
    一緒に受験しなかったのが原因と感じられますか? 身内でもない限り 不合格は
    やはりつよし君の努力と学力が足りなかったからだ!と言われるのではないでしょうか?
    この視点から考えると やはり 米・中国が削減しての前提といっても外の世界からは
    通用しないのではと懸念します。  その様な外からの目線に耐えうる外交を
    鳩山政府には行って欲しいのです。

    企業人である前に人間ですから、最終的には 大きな削減が必要である事もそれをビジョンとして
    掲げる事にも否定はしません。でも 中国ではないですけど 外部からの義務としては
    (できなければお金だしても遣らないといけない)押し付けられたくないって
    そう感じてるのです。 恐らく ある意味 ハイブリッド様も 似たような感覚でいらっしゃるのでは
    とも思うのですが (間違っていたらごめんなさい)

    営業ノルマの件 おっしゃっていることとても良く判ります。 ノルマって本当に大変ですものね。
    今回 ノルマも 会社(日本)全体でのノルマしか表に表れておらず 製造、運輸、電力、鉄鋼、民生など
    それぞれの部門ごとのノルマが示されてないので それを早く示して欲しいと思ってます。
    その内容が 例えば 製造業はこれからは日本丸の牽引エンジンにならなくても良いというのか、
    国内には鉄鋼業は要らない、鉄鋼等部材・物資は外からの輸入に頼るというのか、或いは
    民生 国民一人一人にもっと痛みを分ち合えというのか 政府の目指している日本の姿が
    浮かび上がってくると思うからです。 でも それもなく バラ色の姿で公表され、知らない間に
    排出量獲得でお金だけが外に出るのも怖いですけど。 

  6. 【1451033】 投稿者: ドンマイ  (ID:tz9B1kJJigU) 投稿日時:2009年 10月 03日 10:10

    企業戦士様 いつも「僕」に対するコメントをありがとうございます。
    自分は環境問題の専門家でもないので、この機会に調べて勉強しつつ、自分の考えに適い裏付ける専門家の意見を引きながら紹介しています。この分野に詳しい方は、日本の温室効果ガス削減の困難さを予想し、鳩山首相の目標表明を批判されるのかも知れません。

    会社で働くようになった頃から、将来「自分がこの世に生きたがために、ほんの少しでも世の中(会社や業界でも)が良くなったと思える」ことを理想に仕事をしてきました。だから、何に対しても前向きに考えます。自分の損得よりも、正しいと思うことは有言実行する性格です。自分を必要とする人を支援して、自分と同じ志を持った人達と協力して夢を実現していくことは楽しいことです。新しいことを先駆けて達成する満足感や誇りも感じられます。
    口だけ偉そうなこと言ってると思われるかも知れませんが。(余談)僕の成果は今年も日経新聞や朝日新聞や雑誌(名前入りも)などに4回は記事になっています。たぶん、日経ビジネスにも。
     
    そんなことはさておき、
    産業革命からこれまで温室効果ガスを大量に排出して今の地球温暖化を引き起こしたのは、大量消費によって経済発展してきた先進国ですから、やはり日本にもCO2排出削減の責任があると思います。日本が過去に排出したCO2を遡って削減・吸収することはできませんから。
    当然、アメリカの責任は大きく、京都議定書を批准しなかったブッシュ政権は批判されるべきだし、実際、ブッシュ元大統領は何にしろ世界から評価は最低ですよね。
    そして日本も、EUなどから、高い省エネ・環境技術を持ちながらCO2排出削減に積極姿勢でないと批判されたり、途上国からは先進国として高い中期目標を打ち出すよう期待されていました。鳩山首相の-25%削減目標の表明は、その日本に対する評価を一変したと思います。
    ですが、それが公約として意味を持つのは、次のコペンハーゲン会議で世界の主要国が削減の枠組みに参加して目標に合意し、各国が批准して発効してからですよね。どうして、「今から日本だけが責任・義務を負ってしまった。果たせなければ世界から非難される。」などと批判されるのか?分かりません。
    もちろん、日本として高い目標を表明したからには、その実現を目指して努力しなければなりませんし、本当の名誉を得るのは実際に達成できた時だと思います。
    個人的には、これからは従来の省エネ技術の延長線ではなく、新しい技術革新やエネルギー革命が起きて生活様式も大きく変化すると思うので、多少楽観的です。鳩山さんも東大・工学部卒の理系なので(菅さんも東工大卒)、科学の力を信じて期待しているのかも知れません。
    いずれにしろ、12月にコペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約締約国会議の結果を見守りたいと思います。
     
    それから、チェコから排出権を500億円で購入したのは初耳でした。
    日本政府は、2008年から2012年までの5年間で排出権を計1億トン取得する方針で、これまでは、途上国で温暖化ガス排出を減らすプロジェクトに投資し、見返りに排出権を得る「クリーン開発メカニズム」での契約規模が2008年度までに2300万トン以上あり、ウクライナの3000万トン、チェコの4000万トンと合わせ、日本政府の排出権取得はほぼクリアしたとみられる。
    (自民党政権と官僚が決めたことですが)京都議定書の削減義務を達成するには仕方ないと思いますが、クリアしたことも驚きです。ロシアの大量の余剰排出権が出ると価格暴落も危惧されていたので、1250円/1トンは、ちょっと高い気もしますが。この排出権購入を不服とするなら、日本国内で省エネ投資に減税や補助金助成して排出削減するか、もっと外国とのクリーン開発メカニズムや共同実施できれば良かったでしょう。排出権を購入することは、過去に排出してきた分への省エネ投資だと考えては?
     
    検索で知ったこと

    欧州連合-EU-気候変動:欧州委員会、コペンハーゲンで気候変動に関する合意を得るための提案を発表
    http://www.deljpn.ec.europa.eu/modules/media/news/2009/090128.html
    12月のコペンハーゲン気候変動会議、新協定合意への期待後退 | ワールド | Reuters
    http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-11632220090924
    洞爺湖サミットからコペンハーゲンへ - G8サミットNGOフォーラム
    http://www.g8ngoforum.org/2008/07/post-75.html
     
    MRI環境講座 洞爺湖サミット連動特別編(1)―福田ビジョンと中長期目標 | GLOBIS.JP
    http://www.globis.jp/526
    「福田ビジョン」をどう読むか――洞爺湖サミットの「舵取り」と日本の針路を見通す(08/06/19) | NIKKEI NET 日経Ecolomy
    http://eco.nikkei.co.jp/column/iida/article.aspx?id=MMECcm000018062008&page=1
    2009年コペンハーゲンで開催するCOP15での、国際合意に向けて vol.5|NTT Com
    http://www.ntt.com/business/kankyo/data/trend04.html
    太陽光発電、3~5年後に半額 低炭素社会行動計画を閣議決定 次世代車増加も vol.6|NTT Com
    http://www.ntt.com/business/kankyo/data/trend05.html
     
    リコー、気候変動に関するコペンハーゲン声明への賛同を表明 | Ricoh Japan
    http://www.ricoh.co.jp/info/090921.html
    リコーは2005年に「2050年長期環境ビジョン」を設定し、これを実現するために、リコーの事業のライフサイクルプロセス全体で発生する温暖化ガスを2050年までに2000年度比87.5%削減、2020年までに同30%(1990年度比34%)削減する「中長期環境負荷削減目標」を掲げました。

  7. 【1451044】 投稿者: ドンマイ  (ID:tz9B1kJJigU) 投稿日時:2009年 10月 03日 10:16

    書き忘れましたが、チェコなど東欧の余剰排出権を購入したのは日本だけなのでしょうか? EUの高い削減目標も、東欧の排出権購入を見込んでいたと思うのですが。EU内でも原発の進んだフランスなど国ごとには排出権を購入していませんか?

  8. 【1451079】 投稿者: So Good So Nice  (ID:1mGkN/3.vWc) 投稿日時:2009年 10月 03日 10:41

    HNを企業戦士さんに一票からSo Good So Niceに改めます。

    今回の鳩山総理の国際公約(と言っても今やいいでしょう)で危惧するのは新しい外交問題へと
    発展しかねないということと排出権相場の高騰です。

    企業戦士さんも、次のように書かれていますね。

    >既に何名の方からご発言がありました様に、鳩山さんも少しはその点には
    >配慮されて、米・中等の各国が同じテーブルに着く事を前提との断りはいれられてましたが、
    >恐らく この点で仮に 米・中が日本の発言を無視する等しても 日本が25%削減に対し
    >それなりに評価される結果(欧州以上の削減達成等)を示せないと国際社会からは納得して
    >もらえないと思います。

    ワタシも「米・中等の各国が同じテーブルに着く事が前提」という主張は免罪符にならないと思いますね。
    むしろ、問題は更に複雑化すると思います。2020年(或いは削減状況が予想できる2015年頃でも
    いいのですが)、仮に25%削減できない状況が見えて、各国(実質上、米・中の名指しにならざるを得ない)
    が同じテーブルにつかなかったからだと発言(言い訳)した場合、米・中はただ無視するだけでは
    終わらないように思います。いいがかりだと直接反論せずとも、別の外交問題にすりかえて難題を
    持ちかけてくるような気がしてなりません。これは、外交の常套手段です。

    また、排出権は今や完全にビジネスになっていますから、買う気満々(と言うより買わざるを得ない)
    相手に「適正価格」で排出権売却する国はあるのかということも危惧します。政府からCo2削減25%の
    ガイドラインが示され、そこに排出権購入のスキームが入ってきたとして、そのコストは一体どうやって
    はじくのでしょうか。相場はどんどんつり上がると思います。

    そうなると相場が上がる前に排出権を買ってしまえとばかりに諸外国と交渉をもつと、返って
    相場があがる時期を早めるだけのような気がします。いずれにしても先に手の内を見せてしまった
    日本はビジネスとして全く不利です。

    それでも環境に対する貢献は尊いという国内のコンセンサスがあれば最終的にコストを負担する国民は
    納得することもできるでしょう。だから、早くガイドラインを示してくださいとお願いしているのです。

    以前にも書きましたが、ワタシ個人はばら色の数字が出てきたら将来を危惧します。
    厳しい数字がでてくれば将来は明るいと感じます。懐がさびしくなっても、それに耐えるという気概が
    あれば(やせ我慢かもしれませんが)、気持ちは明るい。

    ただ、そうは思わない国民も多数おられると思います。だから議論するためのたたき台(ガイドライン)
    が早急に出てくることを期待して待っているワケです。来年の参議院選挙などの政局がらみで
    鉛筆をなめたり、提出の時期を遅らせたりしないよう希望します。

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