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投稿者: 矢倉 (ID:M4A2Q4MOYfE) 投稿日時:2020年 08月 06日 20:26
プロ将棋界で快進撃を続ける藤井聡太棋士(棋聖)
私もファンでAbemaで藤井棋士の棋戦の生中継を観戦したり、棋譜をレビューしています。(解説付きです!)
兎に角、最近では、藤井棋士の永瀬2冠との挑戦者決定戦(2戦)、棋聖戦での渡辺前棋聖との決勝棋戦や進行形の木村王位との決勝棋戦は、中身も濃く圧巻!
終始深く正確な読みで、序盤から少しづつリードの形を作り強みの圧倒的な終盤力で年配の強敵に勝利し続け、相手を唸らせています。
Edu的にも、得意を伸ばすアプローチと姿勢は子供たちの見本になります。
暫く、藤井総太ウォッチを続けたいと思います。
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【7386265】 投稿者: 日本国民 (ID:.OWnyNq9p5U) 投稿日時:2024年 01月 21日 21:28
(1/21日刊スポーツ) 20日午前9時からの2日制で始まった対局は、21日午後4時前に113手で藤井王将(八冠)が快勝し、連勝した。
敗れた菅井にとっては、つらく長い2日目だった。心なしか背中が丸く、首をうなだれるシーンも目立つ。指し手も弱々しかった。「(初日の)封じ手の少し前に敗着を指してしまった」と悔やんだ。「後手8四角先手7四歩に、自分でも何で後手4五桂(46手目)と指したのか、びっくりしました」。終局後、淡々とした様子で振り返った。
➔ 初日、穴熊で自陣を固めた藤井王将は、先に攻めを仕掛ける手に100分を投じて熟考し、AIが示していた最善手を選んだ。その手に対して菅井八段は先に攻めを仕掛けられたことで普通の手で応じては形勢が悪くなるの判断したか、無理筋での攻めの手で応じ、結果、形勢を損ねることになった。
全体的に、藤井王将(八冠)は、振り飛車対策を自分のものにしたという印象でした。挑戦者の菅井八段が勝利するのは至難の業ですが、何か作戦を講じて第三局に臨むことになるでしょう。 -
【7386630】 投稿者: 日本国民 (ID:nLR24nscswQ) 投稿日時:2024年 01月 22日 10:22
(1/21 ひふみんアイから)菅井八段は、昨年の叡王戦5番勝負第4局の2回の千日手指し直しも含め、タイトル戦では8回連続で三間飛車を採用しています。こだわりがあるのでしょうが、藤井王将が菅井八段への対策として組んだ「居飛車穴熊」があまりにもうまい。相手との攻めのスピード判断に優れています。
大山康晴十五世名人をはじめ、数々の振り飛車の名手と戦ってきた経験から言いますと、四間飛車の方が、居飛車側はこれといった対応策がありません。気分転換の意味も込め、新たな戦術の採用を考えてはいかがでしょうか。
➔ 「藤井王将が菅井八段への対策として組んだ「居飛車穴熊」があまりにもうまい。相手との攻めのスピード判断に優れています。」という指摘は、素人の私もそう感じました。菅井八段は、一週間前の朝日杯トーナメントでの対渡辺九段戦で四間飛車に振って指したというのも、藤井王将戦での対策を考えての作戦検討用だったのでしょうが、渡辺九段上手く指されて敗れどうだったのでしょうか? 次局に向け、作戦面で、どうする菅井八段という追い詰めらえた状況です。 -
【7393179】 投稿者: 日本国民 (ID:6kuKiLcMRxA) 投稿日時:2024年 01月 28日 19:21
(1/28) 王将戦七番勝負の第3局が27、28日、島根県大田市で行われ、藤井聡太王将(八冠)が挑戦者の菅井竜也八段に94手で勝ち、シリーズ開幕から3連勝でタイトル防衛に王手をかけた。
➔先手の菅井八段は、藤井王将もあまり想定していなかった向い飛車に振り、銀を繰り出して攻めの活路を見出そうとしましたが、藤井王将の王が金銀4枚で固められた美濃囲いを完成したのに対して、菅井八段の王は金銀2枚の美濃囲いで金一枚が手つかずの状態で、藤井王将が一閃の攻めを仕掛け、初日封じ手前から藤井王将が優勢を築きました。2日目も駒がぶつかり合いさばいた後は5筋に攻め駒を集中し、分かり易い勝利の形を作り、菅井は八段を投了に追い込みました。
第三局も藤井王将の完勝でした。菅井八段の振り飛車戦法が完全に封じ込められているという印象です。第四局では菅井八段は後手になりますので、今迄と同じ振り飛車戦法では勝機を見出すのは難しいように思えます。どう戦うのでしょう? -
【7398245】 投稿者: 日本国民 (ID:1UefswByOzg) 投稿日時:2024年 02月 04日 19:29
(2/4) 棋王戦五番勝負第1局が2月4日、富山県魚津市の「新川文化ホール」で行われ、同世代の藤井棋王(八冠)と挑戦者の伊藤匠七段の対局は持将棋が成立した。藤井棋王にとっては、2016年10月のプロ入り以来公式戦で初。持将棋は通常の公式戦では千日手と同様に指し直しとなるが、タイトル戦は「引き分け」として扱われるため、スコアは両者ともに「0勝0敗1分」となる。
開幕戦は藤井棋王の先手で角換わりになり、猛スピードで指し進められた。午前中から互いに入玉が見える激しい展開に。緊迫感漂う進行をたどり、どちらも相手玉を詰ます見込みがなくなったため持将棋の成立となった。
➔ 今日はNHK杯の放映対局(録画)も藤井前期NHK杯優勝者(八冠)と伊藤匠七段の対戦でした。本局では藤井前期NHK杯優勝者が中盤で均衡を破り優位に立ち伊藤匠七段に勝利。短い時間での終局で、解説者の佐々木勇気八段が終局後の感想戦で藤井八冠の思考(深い読み筋)を引き出していました。今の藤井八冠の力を分析しての印象が興味深かった。こんな感じ↓。
・藤井八冠の中終盤での読みの深さ速さは対戦者のレベルより相当高く、その差は(今のプロ棋士では)努力や作戦で埋まることは難しい。
・以前は藤井八冠との対戦では、持ち時間の短い棋戦でチャンスがあるのではないかと考えていたが、最近では隙が無くなり、むしろ対戦者の方が短い持ち時間で最善手を指し続けることが出来ず早いうちに形勢を損ねる可能性が高くなった。
そんな中、竜王戦で4連敗、NHK杯で負け、藤井八冠になかなか勝てない伊藤匠七段が棋王戦第一局でどう戦うのか、興味深く観戦しました。持ち将棋か!まずは負けなかったことが大きい。次局に注目です♪ -
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【7400618】 投稿者: 日本国民 (ID:srij/4/3Rx2) 投稿日時:2024年 02月 07日 10:39
(2/7スポニチ)【王将戦】藤井聡太王将 現在地は「森林限界」から「樹海」へ さらなる高みへ「さまよっている感じです」
藤井王将(八冠)が菅井竜也八段の挑戦を受ける王将戦7番勝負第4局の対局(2日制)が2月7日、東京都立川市の「オーベルジュ ときと」にて開始した。
2年前、19歳で五冠となった直後の富士山を望む対局地にちなむ質問「富士登山に例えると何合目か?」への答えは、「森林限界の手前くらい。上の方には行けてません」だった。森林限界とは、低温や水不足のため森林の生育が不可能となる限界を指し、標高3776メートルの富士山では5合目、2500メートル付近を指す。
そして昨年10月、史上初の全八冠独占を果たし、では現在は何合目か?改めて問うと「樹海をさまよっている感じです」。当時から2年。富士山の樹海は標高920~1300メートルにあり、より競技の奥深さを知ったことで半減したということか。
裏返せば全8冠を独占してもなお、認識した理想の棋士像までの道のりの長さ。新たなモチベーションを発見したとも受け取れる回答だった。現在地を再確認した藤井八冠が王将3連覇へ向かう。
➔ 自分の実力を上げることに全集中し、決して奢らず、高い目標を見据えて自分の立ち位置を知り、課題を見つけて目標に近づくよう自己研鑽する藤井聡太棋士の気持ちの持ち様とアプローチは、EDUで教育に関心を持つ人たちの良き道標でもあります。 -
【7402294】 投稿者: 日本国民 (ID:6iP34UUFKl2) 投稿日時:2024年 02月 09日 10:01
(2/9 Abema tv) 藤井聡太王将、“大山越え”タイトル戦20連勝で58年ぶり新記録樹立 挑戦者・菅井竜也八段に無傷4連勝で防衛&V3達成!
決着局となった本局は、後手の菅井八段が「三間飛車」を志向。力将棋となった一局で藤井王将が序盤から圧巻の構想力を披露した。広い視野と柔軟な発想でペースを握ると、立体的ながら無理のない自然な手を重ねてリードを拡大。中盤で突き放すと菅井八段の力を封じるように制圧、勝ちへとつなげた。
終局後、藤井王将は「そのこと(タイトル戦20連勝)は意識はしていなかったですし、棋王戦も開幕しているので、そういったこと(記録など)は意識せず引き続き前を向いてやっていきたい」とコメントした。
➔ 藤井王将のタイトル戦20連勝が、唱和の大棋士・大山康晴に光を当てました。このお2人との対戦を経験した数少ないベテラン棋士は、「大山さんは対戦する人と戦い、藤井さんは将棋(の真理)と戦っている。」とお二人の際立つ強みを表現しました。含蓄のある言葉です。 -
【7403722】 投稿者: 日本国民 (ID:3Y3Gricn8L2) 投稿日時:2024年 02月 10日 22:26
(2/10読売こども新聞から) 棋士ら20人に聞きました「藤井三冠はなんで強いのか教えてください!」前編から抜粋
将棋ソフト水匠の開発者・杉村達也さん「 ふつう、将棋ソフトを勉強に活用される棋士の方というのは、序盤の出てきそうな局面での指し手を覚えるのに使うことが多いと聞きます。しかし藤井三冠はどうも、出てくるかどうか分からない局面で指し手の評価値を見て、自分の評価軸をただすことに使うそうなんです。とてもめずらしい使い方で、ほかにあまり聞いたことがありませんし、そんなことが本当に可能かどうかも、ちょっと分かりません 」
脳科学者の中谷裕教さん。「プロの棋士ならある局面で指すべき手の候補はぱっと見て直感でいくつか思い浮かぶのですが、藤井三冠より前の世代はそれをきたえることこそ大事だと考え、直感を鍛えるようにしてきました。しかし藤井三冠は長考派。直感で手が思い浮かばないのではなくて、直感で思い浮かんだ手も疑ってひたすら考えるのをやめない……それが藤井三冠の強さにつながっているのだと思います 」
臨床心理士の藤井靖さん「 集中するときまって将棋盤に覆い被さるように前傾姿勢になります。ほかにも記者会見で目を閉じて考えてからしゃべったりする様子などを見ていると、『目』から入ってくる情報を制限することで、自分の心やペースを守っているんです。 」
「 子どもたちにも参考にしてほしい。人とコミュニケーションを取るのも大事だけど、まずは自分を守った上で人と関わっていくことが大事 」とも。
1990年代後半以降に生まれたいわゆる「Z世代」。このZ世代についての著書があるマーケティング・アナリストの原田曜平さん「 ゆとり世代の次に該当するZ世代は、目的とやることがずれていません。昔だったら、たとえば『もてたいからサッカーをする』『金持ちになりたいから勉強をする』という動機で物事を始める人が多かったですが、Z世代の特徴は『好きだからやる』。藤井三冠も、おそらく将棋が好きで将棋にのめりこんでいるということなのではないでしょうか 」
いろいろな視点から藤井三冠の強さに迫れそうな気がしてきました。
やはり実際に藤井三冠を間近で見ている人の話をもう少し集めたい、それによって、出てきた「視点」を補完する必要がありそうです。>後編に続く
➔ また養育に関わることになりそうなので、能力を伸ばすためのこういうアプローチは本当に参考になります。藤井聡太棋士のアプローチは、(決して全部フォローできるとは思いませんが)最高の見本です -
【7404888】 投稿者: 日本国民 (ID:tA.qgoCU8sE) 投稿日時:2024年 02月 12日 12:04
(2月10日)朝日杯将棋オープン戦、永瀬拓矢九段が初優勝 藤井聡太八冠に勝利
決勝戦で初優勝を目指す永瀬九段が、練習将棋仲間の藤井を相手に矢倉をぶつけた。「胸を借りるだけ、一生懸命やるだけと思っていました」。意表を突く作戦は、藤井八冠の持ち時間(各40分)を削るという点で功を奏した。終盤、鋭い踏み込みを見せ、藤井八冠が頭に手をやる場面もあった。永瀬九段は終始、力強い指し回しで藤井八冠を破った。「角換わりでは勝負にならないので、違う戦型にしようと思いました」と終局後に話した。
➔永瀬九段の勝利の要因は、藤井八冠の得意戦法を避けたこと、研究による読み筋で持ち時間を残したこと、そして強い指し回しにある。先の王将戦での菅井八冠との棋譜と比べれば、素人目にもその違いが分かる。藤井八冠に勝つことが難しい中で勝機を見出し勝利した永瀬拓也九段の努力と気力は、流石であった。