城北埼玉はどんな学校ですか？｜掲示板スレッド

雪だるま様
こちらのスレで、英語について質問されていましたので、私なりの考えをお答えいたします。たまたま、友達の友達の子供が今年こちらの学校に入学されるので、英語の件、少し話を聞きました。
教科書についてですが、今年から検定外教科書New Treasureから、どうやら検定教科書New CrownとNHKラジオ講座基礎英語に変わるようですね。
私は、どちらの教科書についても触れる機会があったので分かるのですが、保護者にとって対局にあるような教科書です。何が対局かと言うと、資料の入手の点です。又、子供にとっても解答や参考書が入手できないNew Treasureに比べ、構文集、単語帳、実力テスト、ガイドなどが揃っているNew Crownは、とても使いやすく、勉強しやすいと思います。又、New Treasureについては、Z会の添削のZstudyをやっていれば、ほとんど同じなので、もしトライしてみたいのであれば、その様な道もあります。New Crownの発行元三省堂は、何と言っても冠の辞書「アンカー」を出している会社ですし、編集している教授、先生方も有名な方が多いです。後、発展としては「Crown Plus」と言う検定外教科書も持っているので、中高一貫のサポートもされていると思います。
兎にも角にも、まずは英語に慣れるのと、聞ける事、書ける事、答える事がスムーズにできるようになる事が大事です。一番の問題は、文法などでつまずいて、英語嫌いになってしまう事を避けなければなりません。日本人の思考は、ローマ字が基準なので、英語読みのスペルになれることが大事です。それには、単語を手っ取り早く覚える事、書ける事が大事だと思います。

すみません、三省堂の英語の辞書ですが、「ウィズダム」です。「アンカー」は、学研の辞書です。かなりひどい間違いをしてしまいました。すみません、訂正いたします。

雪だるま様
入学おめでとうございます。
NEW TREASUREの事についてですが、歴史的にはかなりまだ浅いものです。最初は、TREASUREから始まったのですが、一番最初の教科書が一番難しかったと思います。現在は、Second Editionになりますが、どこの私立もですが、前作でかなり進度についていけなく、英語嫌いの子が増えている話も聞いておりますが、Z会の説明自体でも、使用している私立の約8割は、1冊を1年で終える事が出来ず、1年と1学期で何とか終わらせているようです。Z会の教室では、1年できっかり教え込むようですが、かなりの速度と理解力が必要だと思います。大人の私が見て、こんなの分かるだろうと思う事でも、初めは未知のものです。英語を実際に使用したい、覚えたい、理解したいという気持ちが大切で、語学の自然に習得するには一般的に5年程度は必要だと思います。その期間が過ぎれば、自然に頭のスイッチが切り替えられ、その語学圏の人と一緒にいても、違和感はなくなります。ただし、この事は実際の言語の疎通に関する事であり、大学受験のものとは別のものとなります。
到達するところは一緒であっても、その到着するための道はまるっきり違うと思います。ですので、きっと英語に関しては、どちらの道を行っても良いが、大学受験をするのであれば、そちらの道も確保し、海外の大学に行くのであれば、実際に使えるものにしなければ、授業そのものが英語であるので、文化を含めて理解出来なければなりません。
英語の勉強において、学校がどのような選択をしているかどうかと言う事を理解し、それに家庭の方針を合わせて、方法を考えていけば、どの様な方針の学校に行っていても、さして問題は無いと思います。
しゃべれるから、試験が出来る訳ではなく、試験が出来るからと言って、しゃべれて理解できているかどうかというとそうではない、日本の外国語教育には永遠の課題があると思います。
保護者の立場では、どれが一番良い事かどうかと言う選択に迷いがありますね。
まずは、身近な単語から潰していくと良いと思います。殆ど音では知っているはずです。
又、一番の早道は、英語圏の友達ができる事ですね。

学校情報様

ご親切にありがとうございます。
お礼が遅れてしまってすいません。
入学してから今日まで慌ただしく過ごしておりました。
おかげさまで息子は真新しい中学校生活に驚きつつ楽しんでいるようです。
(学校でジュースやアイスを食べられる事が小学生感覚の息子には驚きのようです(笑))
「小学校の時と比べて先生が怖い」と息子は言っておりましたが、親としてはこれから反抗期を迎える男子には少し厳しい位が丁度良いと思っております。
また、まだ入学して1週間ですが穏やかな良い学校だと家族で喜んでおります。

英語についてのアドバイスありがとうございます。
英語の教科書が今年から変更したとの事で、少し気になっておりました。
中高一貫校ではNEW TREASUREなどを使用している学校が多く、なぜ今NEW CROWNにするのか？と思っていましたが、NEW TREASUREは進度が早く消化不良になる子供もいると聞いた事がありましたし、基礎期は学業不振者を出さないようにするという教育方針に合わせての事なのでは…とも思いました。
学校情報様の仰るように始めは英語嫌いにならないように基礎をしっかりと固める方が良いのかもしれませんね。
(配布された英語教材はNEW CROWNの問題集やCDもあり、確かに資料は豊富です。)

雪だるま様

きっと入学後から、ある程度落ち着くまでが、どこの学校でも親子ともに大変だと思います、お疲れ様です。
で、話をまたすぐに教科書に戻しますが、そもそも検定外教科書の問題点は、参考書が手に入りにくく、問題集も無ければ、他の比較的レベルの高い問題集を、そのカリキュラムに充てて、家庭でやらなければならないと言う難しさがあります。又、参考書がない場合、数学では解き方が分からない為に、それを探す時間を要したり、授業を聞きのがした場合、後は頼るのは塾しか無かったりと、学校外の家庭でやらなければならない問題が多々あり、何かしらで特別に参考書が手に入らない場合、どうしたら良いかと言う無駄な時間を使わざるを得ないと思います。例えば、言わずと知れた有名な塾もありますが、その検定外教科書の流れが知りたければ、進研ゼミ中高一貫講座では、英語はプログレスのカリキュラムに合わせてくれますし、Z会であれば、数学は体系数学、英語はNEW TRESUREに合わせてくれます。又、学校によっては、数学、英語に関して、進度2年と2.5年がありますので、リクエストも出来ると思います。(進度2年とは、中学校3年分を2年でやるという事です)又、システム数学については、レベル差がないと思いますが、体系数学については、問題集で標準と発展があり、それと別に基礎から応用というものがあります。勿論、検定外教科書なので、市販はされていませんが、私立の学校によって、その様なところで進度とレベルを変えていたり、そもそも学校の自作の問題集を使ってすごいスピードでこなしている学校もあります。
ですので、検定と検定外の違いについては、進度とレベルの差が大きいので、その中の進度について中高一貫校の2年、2.5年タイプと言う事を気を付けておけば、全然問題は無いと思います。後は、英語の場合は覚える単語数の差だと思います。
ここまで、一般的な事をお話ししましたが、きっとそれぞれの学校の考えがあってやっている事ですので、まずは学校の事をしっかりやって、落ち着いたら家庭の考えで補足をして行く事が、一番良い方法だと思います。

雪だるま様
本当にうんちくをダラダラ書きましてすみません。
そもそも、かなり前の私の高校時代から、板橋の生徒や学校は、よく知ってました。貴校を知ったのはごく最近です。
英語については、板橋もかなりNEW treasureで苦戦している様で、途中からクラウンに変えたと言う話も聞いた事があります。NEW treasure自体、5を扱っている学校は存在するのでしょうか。きっと4までだと思います。だから、英語教育の流れが、昔からあまり変わっていないのかなと、思っていました。私自身、高校時代は、単語テストはいつも全学年で一番でしたが、さして大学受験には役に立たなかった事を覚えています。何故なら、文法が弱かったからです。
では、どの様な方法が良いのかなと考えた時、引っ込み思案な日本人が楽しく英語の勉強を出来る様になるには、先ずは喋ってみる、相手に嫌がられても使い続ける事が、一番の近道で、言葉を現実に利用出来るのですから、面白くもなるでしょう。そこの点をクリアをしてから、学校の勉強が続けられれば、きっと良い方向に向くと思います。言葉には、必ず相手が必要であると言う興味から始まれば、必ず使えるものになり、受験勉強にも役に立ちます。但し、一つだけ、相手がいなく、使わないと忘れてしまうものである事も、理解しておいて下さい。
又、出過ぎた事を言ってしまいました、すみません。

雪だるま様

こんな説明だと、英語に関して心配になられると思いますが、教科書のレベルについては中学3年辺りからかなりのレベルの差が開いていくので、ある英語に程度慣れてから、次の方法を考えるのも、手かも知れません。NHKの講座については、海城でも使用を推奨していますし、灘でも一時期取り上げていました。
私は、個人的にTREASUREとNEWTREASUREのTEACHERS MANUALを持っているので、とても良いテキストであることは分かりますし、又、MANUALの解説は、全てのかゆいところに手が届くほど、詳細にできているので、本当に良いものだと思います。但し、大体の場合、学校関係者でも手に入りづらく、ましてや保護者では、とても高価なオークションなどで購入しなければ手に入りませんし、Z会自体でもコピーすら、渡す事も出来ないようなシステムになっています。それは、Z会の教室でもそうで、授業中は見せるが、渡される事は無く回収します。ですので、これで生徒用の参考書があれば良いのですが、その様なものは存在しないので、その問題点が解決されるまでは、まだまだ生徒にとっては、使いにくい教科書であることは変わりません。
単語についてですが、例えばDatabase3000などは、本書にはCDがついていますし、練習ノートも売っています。結構やりやすいと思います。確か、板橋ではこれで単語テストを行っているはずです。中2で英検3級9割ぐらいと謳っているようです。
検定にしろ外にしろ、日本の英語教育のパターンは、根本は一緒で、それを理解するには、文法の勉強の進み方を見れば良いのです。そうすれば、どれがどれだけ進んでいるのかが理解できると思います。
後は、本人のレベルの進行を見守って考えればよいと思います。

学校情報様

分かり易いご説明ありがとうございます。
お礼が遅れてしまってすいません。

英語については学校の授業をしっかりと受けさせて、息子の様子を見ながら他の教材についても検討していきたいと思います。
学校情報様は教育関係のお仕事をされているんでしょうか？
教材についてもよくご存知なので、また何かありましたらアドバイスを頂けると有難いです。