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投稿者: こざる (ID:OikxD4IcQKk) 投稿日時:2021年 09月 27日 03:56
東大附属に入って親も学べると思う事は何かありますか?ありましたらどんな事に学びを感じるか教えていただきたいです。
また保護者会はどの様なものかも教えていただきたいです。
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【6498272】 投稿者: 在校生保護者 (ID:SGuk6YsVKEY) 投稿日時:2021年 09月 27日 12:22
東大附属では「親も学ぶこと」結構ありますよ。
毎年行われるPTAの文化講演会のほか、東大総長・副学長による生徒向け特別授業は保護者も参観できることがあります。
また、生徒と保護者を対象に様々な講演会・ワープショップも開催されています(主に東大の先生が主催)。今月も医学・芸術・AIなどをテーマに数件届いています。
東大教育学部で東大附属の教育に関するシンポジウムが毎年開かれていて(https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/db/sympo/)、保護者も参加できます。報告書をご覧いただくと、東大附属の教育が膨大な理論と実践に裏打ちされていることが分かると思います。
どのイベントも最近はオンライン開催です。保護者も参加しやすくなりました。
ちなみに、ご質問の趣旨は「子供への教育を通して親が学ぶこと」でしょうか? これはこれで色々あります。
保護者会は年数回開かれます。
こちらは「子供達の学校での様子」「今後の予定」「宿泊行事での注意事項」「卒業研究」など一般的なテーマです。
こちらもコロナ以降はオンライン開催です。
ご参考になれば幸いです。 -
【6499262】 投稿者: こざる (ID:v33wixsXi2E) 投稿日時:2021年 09月 28日 09:59
ご丁寧にご教示いただきありがとうごさいました。
学べる事が思ったより多くあり興奮しています。
シンポジウムのページも非常に興味深く、より一層東大附属愛が強くなってしまいました。
東大附属に入れる事を願うばかりです。。
子供の教育を通して親が学べる事も差し支えなければご教示いただければ幸いです。 -
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【6499649】 投稿者: 在校生保護者 (ID:OpKZaP9B7Ig) 投稿日時:2021年 09月 28日 15:10
子供への教育を通して親が学ぶこと、東大附属の授業では「グループでの学び合い」を中心に進めるため、子供同士であれこれ話し合います。
そのため子供が話し好きになり(笑)、夕食時に「今日の授業はこういうテーマだった…」「私はこう思ったんだけど、そう思わない子もいて…」みたいに語ることが多く、親としては授業の様子をつかみながら、我が子の様子もつかみやすくなります。
また「行事も子供を育てる機会」と捉え、体育祭や文化祭も生徒主催で行います。
体育祭も生徒主催で運営し、先生方の役割は審判程度(笑)。そのため、公立小中でありがちな「先生が生徒達を急かして入退場させる」ような運営をしないため、入退場や準備の時間が長く間延びした印象があり、(コロナ以降は参観できませんが)「次はいつ始まるのだろうか…」とイライラすることも。
でも「生徒に任せる」ということはそういうことで、時にはそれにじっと耐えなければならない、急かしてはいけないということかな、と悟ります。
この間延びも徐々に慣れてきますが(笑)「子供も学校で育つように、保護者も東附の保護者として育つのかな」と思ったりもします。
とりとめのない話で恐縮です。ここは保護者さんによって多様な考えがあるでしょうね。
(余談ですが)体育祭といえば、公立中で有りがちな集団演技(ソーラン節、ダンス、組体操とか)は行いません。人工芝のため滅多に延期しませんし、広いグラウンドでゆったり競技しています。
ご参考になれば幸いです。 -
【6501865】 投稿者: こざる (ID:bHRiSTzCz6A) 投稿日時:2021年 09月 30日 14:21
ありがとうございました。
行事などもそうですが、全体を通して子育てへの学びを得られる感じですね。
体育祭はあまり派手にはやらなそうですが、保護者が盛り上がるから危険な事をやらせる的な学校と真逆の様で状況よくわかりました。
体育祭などもコロナの影響で見学できなかったので、
特色がよくわかるコメントをいただき感謝いたします。 -
【6674356】 投稿者: NY市民 (ID:1XTqnS0HAD2) 投稿日時:2022年 02月 15日 18:51
とても良いテーマのとぴですね。
東大附属の在校生の保護者には、高校教員や大学の研究者も複数名います。また、探究学習への関心が高い家庭や、探究的市民の素養のある家庭が、第一志望で多く入学しているという検証結果も東京大学大学院教育学研究科附属学校教育高度化・効果検証センター CASSERの考察されていますので、家庭内の学習観の方向が一致している家庭同士のコミニティは、入学後に大変刺激になるのではないかと思います。
ご参考までに以下、2つの情報提供です。
保護者としての知的好奇心が満たされ、家庭でも子供への実践支援もできると思います。
●東京大学大学院教育学研究科附属学校教育高度化・効果検証センター CASSERの研究者からの附属の授業実績やその効果の発表は、私たち親としての各家庭の学習観を見直す良い機会でした。
「これから求められる主体的・探究的な学びのかたちとは」
https://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/event/2685/
報告書が後日upされ、東大附属の探求学習の子供達への効果が見てとれます。在校生のお2人の話はとても論理的で、理想的な育ちをしていると思いました。
●東大内部で7部局が連携し2021年度から、芸術創造連携研究機構が発足しました。同時に、附属校も芸術に特化したプログラムの連携が開始され、身体性表現と芸術性表現をプロフェッショナルと協働しています。
https://www.art.c.u-tokyo.ac.jp/
https://www.art.c.u-tokyo.ac.jp/fellow/
国際社会で東大附属の子供達が芸術面で飛躍すべく(プレイヤーとしても、デイレクターとしても)その羽ばたきの準備の過程とSTEAMの最先端教育を、今後じっくりと見守れる好機到来です!! -
【6675351】 投稿者: 在校生保護者 (ID:SGuk6YsVKEY) 投稿日時:2022年 02月 16日 11:37
NY市民さん、貴重な情報をありがとうございました。
CASSERのシンポジウム、昨年までは卒業生からの報告でしたが、今回は在校生からの報告も入り、これも貴重ですよね。
あいにく聴講できませんでしたが、毎年詳細な報告書が上がっていますので、今年も楽しみにしています。
芸術関連、こちらの機構との関連は分かりませんが、学校ホームページに「東大附属芸術祭」の告知が出ていますね。今年からの初めて?の企画ですが、小学生が参加できる企画もあり(一部はすでに満席ですが…)、楽しめるうえ学校を知る機会にもなりますよね。