enaで頌栄に合格された方へ｜掲示板スレッド

頌栄帰国入試を目指されている皆様

まず、スレ主様へ

どなたかもレスされてましたが、有資格者か否か確認をなさって下さい。帰国後から受験までの年数が決められています。当校独自の基準ではなく、都の私学連盟の申し合せに基づいているはずです。

頌栄は、一般も含めて、一切の依怙贔屓なしの学校です。帰国入試資格がなければ、帰国枠では受験できません。

有資格者の場合、在学した現地orインターのお嬢さんの成績評価レポートを大切に保管しておいて下さい。手元に無ければ、至急、在学した学校に問い合わせ、再発行をお願いしましょう。出願の必須書類です。

以下、有資格者のみなさんへの受験アドバイス（になっているかどうか心配ですが）です。

頌栄の帰国入試は、競争試験ではなく、資格試験との理解が必要です。受験期になるとよく「倍率」が話題になりますが、ここの帰国入試は、英語力が一定のレベルに達していると評価されれば、そこで合格です。そのレベルとは、学校曰く、「英語圏の初等教育を普通に終えた１２才の子供のレベル」とのことです。何よりも重視されるのは、英語圏の標準の１２才の子供が不自由なく操れる日常のコミュニケーションレベルということです。大手書店では「アメリカの小学生の教科書で英語を学ぼう」などという書籍も手に入りますので、かの国の小学生の英語レベルを知る手掛かりになります。

したがって、普段から、聞く、書く、話すの各面で英語に触れ続けることが肝要でしょう。その上で、enaなり、jobaなり、KAなり、小学生ですから、通いやすさとその他、ご家庭の事情で、塾などを選ばれるといいのではないでしょうか。

その他、ご家庭で実践できる英語力保持法を、我流ですが、ご参考まで。

1.ライティング
写書きがお薦めです。英語圏の小学高学年～中学初級レベルのペーパーバック等を求められて、アトランダムで結構ですから、見開き1ページを目安に、日々、丁寧に写書きをします。毎日継続することが大事です。当校の特徴である自由作文の対策（物語の書き方）にもなります。写書きをすることにより、自然と読解の力もついてきます。「声に出して読みたい」を謳い文句にした書籍が日本にもありますが、音読を合わせることにより、更に学習効果が高まると期待されます。

2.オーラル
とにかくネイティブの方と話す機会を作ることにつきます。ヒアリングも兼ねて、ご家庭では、テレビを英語の副音声にしたり、こども向けの洋画を原語で再生するなど、英語環境に置くことが一番でしょう。近所にネイティブの方がいらっしゃたら、積極的に友達になりましょう。川崎の洗足学園は、帰国入試志望者向けに、秋頃（詳細は同校にお問い合わせを）に英語の模擬面接を行なっていました。実力を図る良い機会になると思います。頌栄帰国入試の会話試験はまさに小学生の英語会話力を試す試験です。毎回、工夫を凝らした問いかけがなされるとのことです。

3.筆記対策
以前、率直にお伺いした際、「概ね、センター試験レベル」との説明をいただきました。センター過去問や、予備校等の対策問題集が多数出版されていますので、実力を図る目安にはなるでしょう。本試験の問題で最低でも65％、望むべくは8割（200点満点中150～160点程度、最初の発音問題は除いて8割ならok）を目指しましょう。予備校の出している問題集は文章が本試験よりも若干難解なようなので、６割程度を目指しましょう。

幼少時に英語に触れ、一定の会話力、ヒアリング力を得たことは、貴重な財産のはずです。みすみす手放すのはもったいない気がします。日本人小学生として期待される他の教科のレベルも高めつつ、楽しく学習できるよう、見守って上げてください。

ご参考になれば幸いです。

スレ主ではありませんが、便乗書き込みさせて頂いた者です。
親切かつ的確なアドバイスをありがとうございました! 我が娘は、説明会や学校案内に参加させていただきとても気に入っている学校です。
帰国子女と言えども、隠れ帰国と言う立ち位置に悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
そんな状況で帰国受験を受けた方のアドバイスがあればお聞きできれば幸いです。

娘が受験した時点では頌栄の受験資格は帰国後３年ではなく、「原則として帰国後３年」で、わが家は３年を超えていましたが、説明会の後の個別相談で受験の許可をいただけました。
個別相談で受験の許可をいただけるのは6年生になってからだけれど、それ以前に学校に足を運んでおいたほうがよいと在校生のお母様に聞いたので、4・５年生のときにも見学会や説明会に参加しました。

(概ね帰国４年くらいまで許可をいただけるのではないかと在校生の方には伺いましたが、現在の事情や、本当に４年でもOKなのかは確かめてはおりません。)

enaについてですが、enaの頌栄講座は過去問や類似問題の演習とエッセイ対策ですので、とても役立ちましたが、enaの日曜のレギュラー講座や家庭での学習などで英語力全体を合格水準に持っていかなければ志望校対策の効果はあまり期待できないかもしれません。

わが家では志望校対策よりも、enaのレギュラークラス(エッセイ、面接対策の講座も)の復習、年齢相応の読書・ディズニーチャンネルなどでのテレビや映画の視聴、NHK BSのABCニュースシャワーの視聴などで、英語全般を伸ばす努力をし、英語１教科の学校は洗足学園帰国Aと頌栄に合格できました。

どちらの塾に通われるにしても志望校対策に早くから偏るのは心配です。
帰国が早い場合には語彙力不足である場合が多いので、英検準１級対策の単語集なども役立つと思います。
頌栄にあったかどうかは覚えていませんが、英検の級を書く欄が願書にある場合もありますので、余裕を持って準１級をとっておくのもおすすめです。
娘は文章で覚えるタイプの単語集を6年生になる前の春休みに仕上げ、中学受験にもとても役立ちました。

どなたかのお役に立てればうれしいです。

わが娘も帰国3年で、頌栄を受験し合格を頂いたものです。
小４直前に帰国しましたので、一般受験を考えていましたが、あまりの国語力のなさに4教科受験をあきらめ、2教科と英語の勉強を3年間していました。2教科は一般受験塾に通って、英語はK塾に通っていました。経験者のかたには、一般塾は帰国受験の傾向と対策ができないから、enaやjobaのような一括してみて頂けるほうがいいのでは？とアドバイスされましたが、英語塾は変えたくなかったので、そのまま受験に突入しました。

学校見学をしていくうちに、娘は頌栄が気に入り第一志望を決めましたが、5年、6年になって塾にどんどん帰国生が入ってきて自分の英語にかなり劣等感を感じていました。ですが、それを乗り越えて通っていた英語塾で、とても丁寧で親身な指導でエッセイを仕上げてもらい合格をさせていただきました。6年の最初まで幼稚なエッセイでしたが、夏以降素晴らしいエッセイが書けるようになりましたのでお子さんのやる気にもよると思います。

帰国3年は、どちらにもころべるという意味でとても微妙な年数だと思います。ですが、逆に選択肢が増えるという利点もありますので、前向きに取り組んでくださいね。

少し見ない間にたくさんのご返信があり、本当にありがたいです。細かくアドバイスしてくださる方もおり、心より感謝致します。
頌栄の受験資格はあります。諦めようと自分に言い聞かせておりますが、目指したい気持ちはまだ残っています。
皆さん、算国英の勉強で続けられておられたようですが、時間配分が難しくはありませんでしたか？
英語のテレビを見せてリスニング対策
洋書を読んでリーディング対策
グラマーは問題集を解き、ボキャブラリーは暗記
それを毎日やり、週に一度エッセイ、となると、算国の時間がなかなか作れないのですが、頌栄第一希望でも最後まで両立されましたでしょうか？
リスニングやリーディングは毎日の積み重ねなので、省くと良くないですよね？どなたか、何卒ご助言のほど、よろしくお願い致しますm(_ _)m

上の子供がenaに通い頌栄と洗足学園に合格をいただきました。帰国したのは５年生の半ば。英語力は英検準一級程度でした。英語メインでの受験を考えていたので英語はKに通い、算、国をenaで。

enaの帰国生むけの算国は質、量共に一般受験の内容から見ると本当に基本的なことのみで、帰国受験でも３教科や算国重視のところを受験する場合はこれでは不安だという内容です。辛口意見ですが、中にはこういう風に感じた人もいるということで。

勉強の時間配分ですが、我が家は上の子の帰国受験は英語に比重を大きく置いたのであまり参考にならないかもしれませんが、ひとつご参考までにいいたいのは

今下の子供が一般受験のため通塾しています。６年生カリキュラムが始まり宿題の量も塾での拘束時間も上の子の帰国子女受験とは比べ物にならないくらい大変です。それを見るにつけ、上の子は「私は帰国子女受験が出来てほんとうにラッキーだった」と言います。

時間がないというのは言い訳に過ぎないと感じられてきます。一般受験の子供達は４教科勉強しているし、中には帰国枠での受験も見据えて英語もやりながら一般受験の勉強をしている子供もいます。

帰国生の中での受験勉強は、今一般受験を控えた下の子の勉強に比べるとかなりゆるいものではないかという印象を持たざるを得ません。もしよかったら帰国生受験の掲示板だけではなく一般受験の掲示板も時々のぞいてみて下さい。みなさんがどれだけ血眼になって勉強しているかというのが感じられると思います。

おっしゃること、よく分かります。
上の子も帰国受験したのですが、四科受験より負担が少なかったのは明白です。
英検一級所持で、算国のみ大手塾に通いました。英語に貯金があったので、算国に集中でき、結果、算国重視校に行きました。


下の子は、準一にも届かないので、準一級所持者に追いつくために、英語に時間を取られます。平日は毎日5時間ほどの勉強量ですが、やはり少ないのかもしれません…ですが、睡眠時間が足りないとへろへろになって勉強できる状態になりません。
これで、頌栄の帰国クラスに入りたいなんて、結局、無理な願いなのかもしれませんね。

頌栄帰国は受験生も多いですが合格者も目いっぱい大量に出してくれます。合格者のレベルはレンジがとても広いですので、あまり思いつめないで気楽に受験なさったらどうでしょう。"なにがなんでも"の第一志望というよりも、受かればラッキーぐらいの気分でいた方が、お嬢様も一般教科を頑張りやすいのではと思います。それにリラックスしていた方がお嬢様も頌栄的カジュアル英語脳に切り替えやすくないですか？頌栄の帰国入試を親子の間で無暗に理想化し過ぎないことが肝要かと。