渡辺淳一ってやっぱり三流作家｜掲示板スレッド

＞作品の奥に作家に人となりをみるってナンセンス。エロはエロ。

作品の奥に作家の人となりをみるって書こうとなさったのかしら。
なぜそれがナンセンスなんですか？
エロはエロ、そう、エロ作家なのに、文壇ではまつられて、日経新聞の朝刊の文化面にしゃあしゃあと過去の女性関係を書き連ねているから、みんな、呆れているのでしょう。
何理解示したふりしてるの？実際に読んでいるんですか？

読んでますよ。


別にエロではないですよ。
渡辺淳一は、マザコンで自分に甘い快楽主義者のような己のゆるキャラをさらけ出して私小説にのごとく物語り、叔父さん達が心の奥底に仕舞いこんでいる妄想を駆り立てる、小説家のエンターテーナーです。


読みたくない人は読まなければいいだけという、
ごく当たり前の言葉を贈ります。

よく考えたら、読んでなかったわ。

笑

本日も渡辺先生はパワーアップ。
隣の風呂場に侵入しようとしたり愛人宅のドアチェーンを破壊しようとして警察に連
行されたり。
ここまで育児に関する記述はいっさい無し。
事実は小説よりも奇なりとはよくいったものです。

渡辺淳一、別に日経新聞小説（失楽園）以外の作品を読んだことはありませんが、
今回は、若い自分を突き動かした衝動を包み隠すことなく、全てをさらけ出して渾身の私の履歴書を晒しています。


ある意味、見事です。
これを日経でやることに（頭の凝り固まった又は疲れた叔父さん達をリラックスさせ男性ホルモン値を高める）価値があるのです。


さて、この話の起・承の次にこれから、どのような「転」そして「結」が描かれるのでしょう？
特に、今まで私の履歴書の最終稿の結びでは、筆者の強い想いが凝縮されてメッセージとして記されてきました。
私は、何もないと思います。自分の欲求の赴くまま生きて、楽しいことも辛いこともあり、そして死ぬ・・・そのような人生を描くのでしょうか。・・・これは、楽しみです。

渡辺先生を嫌う女は自分も同じことを何人もの男とやっていたからだ。

「私の履歴書」には彼の女性観がよく出ていますよね。
「失楽園」「愛の流刑地」とどうして日経は、この方を重用するのだろうと思っていましたら、
日経はときどき渡辺淳一の連載で硬い内容とのバランスをとっている」と以前、読んだことがあります。
ちょっと納得しました。

すでに鬼籍に入られた方も多いでしょうから書きたい放題、
追憶と妄想の入った小説のようなものと思って読んでいます。
でも年頭に持ってこなくてもよかったんじゃないかしら。

連載おわりましたね。
文章としては作家が書いただけあって面白いですが、こんな子どもがそのまま大人に
なったような人の一代記も珍しいでしょう。そして起承転結の結は、インポの話題というのがまたこの人らしくて笑えます。長年連れ添った奥様や家族への感謝の言葉はなく出てくるのは実母と愛人のことばかり。生きている世界がちがうのですね。