娘がＢＬ小説を書いている！（愚痴）｜掲示板スレッド

誘導なら映画はどうですか？
映画なら、より一般的だし、中学生でも理解しやすい。
例えばベルトルッチとかヴィスコンティとか。
ベニスに死すやルードヴィヒから、音楽への興味も広がるかも。

↑二次元(アニメ)にハマっている子は、実写映画には興味を持ちにくいですよ。

下手をすると、見向きもしません。

詳しくはわからんのですがＢＬと一口に言ってもいろいろジャンル分けされていて、それぞれ好みがあるらしいんですよ。
…「ベニスに死す」は中年男の片思いだよ…。映像は耽美だけど、ＢＬの耽美とは違うのでは？
かなりズレていると思うけれど、私は。
たいていの女の子は美少年×美少年が好きなんじゃないですか。

それから、映画でも誘導とかありえないす。
性的な趣味に親が絡んできたら堪らないですよ。気持ち悪い。

BLも文学の１つでしょう。
文学は、名作と言われるものでも、内容的にはかなり凄いものがあります。
明治時代のものでも、かなり病んでいるものがあります。
大正、昭和になるとさらに…。

要するに文学は、元来品行方正ではないということ。
BLのような作品が生まれるのは、ある意味必然なんです。

ビスコンティの「耽美」は「貴族趣味」だからね。

文学って言えば文学だけれど。
性的な情熱がないと書けないし、つまらないと思いますよ。
悪いとは言ってない。
親が、「文学」だからって教育しようと踏み込むのはまずいっていうか妙なことだと思います。

性的な趣味って言葉はこの話にそぐわないと思うけど、それはさておき。
私は当時から本当のＢL好きでもなかったし、昨今のＢL事情には疎いのでわかりませんが、
たしかにジャンルが細分化され、差別化され、それ以外は受け付けない…という傾向は各方面で見られるかも。
まあ、かつてそんな風にヤオイと呼ばれるようなものから、世界を広げて楽しんでたよ、結構面白かったよ、という話です。
例えば、森茉莉なんかは、まんまＢLだけど、一応文学の範疇ですし、地続きのようなもんだと思いますけどね、本来は。

そうですねぇ、私もＢＬの場合は、性的な趣味というのとは少し違う気がします。

というのも、ＢＬは、自分を投影しにくいので。

あくまで、自分では無い、男✕男の話で、妄想は妄想でも、自分に置き換えての妄想ではないのが、普通のエロ本とは違うところだと思います。

だからこそ、ＢＬ好きの人は国語の読解が得意なのかな、とも思います。

ＢＬ本と、三島の様な同性愛的小説も、実は少し立ち位置が違う気がしますし。
(耽美的なところは共通する場合があるかもしれませんが)