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【4133078】地頭と勉強量

投稿者: オリゴ   (ID:wg99LNx4yq6) 投稿日時:2016年 06月 02日 05:55

上の娘は勉強好き。Y60の中高一貫校の中2。家に帰ったらスッと勉強に入り、部活で忙しくても隙間時間に勉強できる毎日コツコツ努力型。定期テストは1週間前から自分で計画、準備、トップではないが上位3分の1位の成績。親が何も言わなくても勉強する楽な子。英語大好き、数学苦手。

下の息子は勉強大嫌い。現在小6。塾の宿題も毎日嫌々で親がしつこく口うるさく言ってやっとギリギリ提出。家では勉強をしたくないがために行動の全てが遅い。外では強がりだが毎晩絵本の読み聞かせをしてほしいと母親にせがむ甘えん坊。理科大得意、算国社は上下するものの平均では毎回Y70。中学に入ったら親も子離れしたいが定期テストで姉のように自ら勉強するとは思えずこのままずるずる下降するのではと心配。

上は努力型、下は地頭型だと思います。
中学受験は地頭だけでそれなりの学校に入れそうな気がしますが、その後の下の息子の成績が心配です。こういう場合、どちらが大学受験成功すると思いますか。

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  1. 【4135124】 投稿者: 地頭とは  (ID:Ao0CGyop9e.) 投稿日時:2016年 06月 03日 21:34

    地頭(力)は、ビジネスの世界で定義されている言葉なので、皆さんが子供の賢さのような意味で使うのであれば、別な言葉を使った方がいいですよ。
    ポテンシャルとか、素質とか。

    地頭(力)とは要するに、「過去に得た知識や経験を生かして判断していく一般的な思考法と違い、ゼロベースから解決策を生み出す力、そしてその応用力」のことです。

    そして、地頭は鍛えられるものとされています。
    そのための手段の一つが「フェルミ推定」。
    有名な「日本にはピアノ調律師が何人いるか?」とか「世界中で今この瞬間トイレにいる人は何人いるでしょう?」のような問題を、回答を知らずにどうしたら答えを出せるか、筋道を考えるのです。

    ただし、若干の暗記は必要ですね。
    ピアノ調律師の問題ならば、日本の人口や世帯数ぐらいが頭に入っていないと、答えを構築していくことができません。
    そして、答えはないのです。
    いかに、それらしい答えの求め方ができるか、ということが重要なのです。

    近年では、外資系の企業などでの採用試験に用いられることでも知られ、「地頭を鍛える」系の書籍も多く出ています。
    少し意味合いは違いますが「とんち」のようなものと考えればいいでしょう。
    それが、「地頭」。

    その意味で「地頭」を使わないのであれば、別な言葉を使った方がいいですよ。
    混乱するだけなので。

    個人的には、素質でいいと思います。
    「素質があれば、勉強が少なくても大丈夫ですか?」
    のような感じでしょう。

    子供(東大生)は、素質はまあまあでしたが、まったく天才とは言えない子だったと思います。ですから、東大に合格するためには、高2の途中から1年半、結構勉強する必要がありました。
    学校のある日で、2時間程度。休みの日は5時間ぐらいやっていたと思います。

    でも、もっと素質がある方などだと、1日1時間で、休みの日は休みだから勉強しない、というようなケースもありました。
    それでも、楽々東大に合格しています。

    勉強量は関係ないのです。インプットタイムがどの程度かということ。
    本を、1冊10時間で読む人に対して、30分で読める人がいれば、20倍の効率です。インプットタイムも1/20ですよね。

    素質がある子は、インプットタイムが少なくていいので、あまり勉強をしないように見えるだけで、インプットなしで出来るようになる子は絶対にいません。

    なお、「暗記」の考え方についても、出来る子たちと、そうではない子たちとでは、意味が違うので、暗記論議もあまり意味がないように思います。
    出来る子たちは、大きな概念としての暗記ができます。個々の特殊算の解法を覚えているというよりは、数字の概念、関数の概念、変数の概念を理解している、と言えばいいでしょう。中学受験で、関数や変数といったものを知らなくても、もうその意味合いをすでに知っているのです。

    子供の友人(とても出来る子でした)は、中学受験をせず、特殊算のことも知らない子でしたが、子供が出した特殊算の問題を、自分で解法を作ることで解いてしまいました。
    そういうことが出来る子が、数学の素質を持った子なのだと思います。
    自分で特殊算の解法を考えついてしまう子なら、中学受験程度の特殊算を教えたら、すべてを1日で理解し、次の日にはどんな問題でも解いてしまうでしょう。
    インプットタイムが極端に短いのです。

    うちの子供はそういう素質はありませんでしたので、愚直に特殊算のやり方を覚えていました。
    それでも、1つの特殊算を覚えるのに、何日も掛からず、覚えたらすぐに応用が出来る感じでした。
    素質はほどほどなので、勉強量もほどほどで済んだということです。

    ちなみに、特殊算の解法を自分で作ってしまった子は、その後、高校受験で国立の高校に進み、東大で子供と再会したそうです。当然のように、理Ⅰ。

  2. 【4135129】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 06月 03日 21:40

    ちなみに、習ったことを組み合わせて応用する能力は、弁護士、医者、官僚などで重要。先例を応用して新しい問題を解決していく、日本人が得意とするカイゼン型だね。一方で、全く一から新しい発想で物事を解決していく創造力は、日本の受験ではあまり試されないが、新たなビジネスを産み出していく起業家などには重要。

  3. 【4135152】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 06月 03日 21:59

    ピアノ調律師の問題はゼロベースとまでは言えないよね。知識が必要。
    自分で特殊算の解法を編み出す子は別世界の天才だと思う。東大でも上位1割くらい。

  4. 【4135182】 投稿者: 理系OB  (ID:ysueN.iEkd2) 投稿日時:2016年 06月 03日 22:26

    地頭は、むしろ、あやしいコンサル屋が、あやしい能力開発法を宣伝するために言い出した言葉で、所詮、バズワードです。
    言葉の定義に目くじらをたてる必要はありません。
    スレで誤解が生じて混乱しているとも思えない。

    私見では、知識量に支えられない創造性はあり得ないと考えているので、必要な知識量を押さえて地頭を測る試験は無意味と思います。

    50年近く生きて、最も大切な能力は、継続的に努力できる力、と思います。
    ある程度、先天的とも思います。
    子供の限界をわきまえずに詰め込む親は、子供を潰すか、親子関係が破綻する。

  5. 【4135208】 投稿者: あら  (ID:yMKK6cnGagk) 投稿日時:2016年 06月 03日 22:53

    >地頭(力)は、ビジネスの世界で定義されている言葉
    初耳ですねえ。そんな定義聞いたことない。
    「地頭」は能のじがしら、歴史のじとうさんぐらいが辞書に載っていることばで、最新の辞書でも、せいぜい、「生まれもっての能力」が定義です。

  6. 【4135351】 投稿者: みなしごハッチ  (ID:ttUrxsp4.go) 投稿日時:2016年 06月 04日 06:46

    >>地頭(力)は、ビジネスの世界で定義されている言葉
    >初耳ですねえ。そんな定義聞いたことない。

    大学生のお子さんをお持ちの方ではないですか?

    就活生が読む本で
    フェルミ推定、地頭、ロジカルシンキング、Googleの入社試験
    などのタイトルが付いたものが流行った時期があるのです。
    buzzwordの一種です。

  7. 【4135479】 投稿者: 人事  (ID:EAMH1mXSDCM) 投稿日時:2016年 06月 04日 09:25

    所詮、外資系ビジネススクール系の人が定義してみた、というだけで、それが唯一正しい定義というわけでもないし、元祖地頭というわけでもない。
    定義で争うのは不毛で、定義はいろいろある、というところからスタートすべき。

  8. 【4135636】 投稿者: 混乱  (ID:o.mVnvo7LDE) 投稿日時:2016年 06月 04日 12:34

    >ピアノ調律師の問題はゼロベースとまでは言えないよね。


    ゼロベースではない。
    だから、


    >地頭(力)とは要するに、「過去に得た知識や経験を生かして判断していく一般的な思考法と違い、ゼロベースから解決策を生み出す力、そしてその応用力」のことです。


    この説明は矛盾している。

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