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【610444】やはり正しかった??働き蜂の原理

投稿者: 超エリートの幻想   (ID:vQNaX1U/uaw) 投稿日時:2007年 04月 05日 11:49

蜂の集団を観察していた生物学者が次のような法則を発見しました。


働き蜂の集団のうち熱心に働く優等生は1〜2割。怠け者が1〜2割。
残りは普通。
このグループから、優等生だけを選び出して新しいグループを作ると、
優等生ぞろいのエリートグループになる、と思いきや、やはりよく働く蜂
は1〜2割。1〜2割は怠け者となってしまいました。
これを、「働き蜂の原理」と言いますが、このアナロジーが人間集団に対
して成立するかどうかは議論があります。(この掲示板でも以前に大論争
がありました。)


さて、日本一のマンモス校として知られるT学園は、早慶合格者数も日本
一を誇っていましたが、なんしろ人数が多いので合格率はあまり高くなか
ったのです。
そこで校長先生が「早慶に現役合格できるのは上位1〜2割くらいだから、
上位1割を抽出して別学校を作れば、早慶現役合格率100%の趙進学校が
誕生する!」と考えた(らしい)のです。


その結果がどうなったかというと、エリートを集めた新しい学校でもやはり
早慶現役合格は上位1〜2割くらいで、期待されたほどの良い結果ではありま
せんでした。
一方、成績上位層を抽出されてしまった元の学校は、合格実績が下がり、結局
両校のトータルの成績は昨年を下回ってしまいました(慶応合格者数日本一の
座も失いました。)


この種の「実験」の評価は大変難しいので、即断はできませんが、この結果を
見た限りでは、人間の集団にも「働き蜂の原理」はある程度適応できるのかも
知れません。


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  1. 【611184】 投稿者: ちょっと違うんじゃないかい?  (ID:6sUg05vm/rw) 投稿日時:2007年 04月 06日 18:23

    超エリートの幻想 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > T学園中学(在来校)とT中等教育学校(新学校)は全く別の学校で、母体の
    > 学校法人が共通しているだけ(のはず)です。
    > したがって、入試も別個に行うのが普通と思われるのですが、なんと両校
    > の入試は同時に、同一の入試として行われるのです。そして、合格者の上位
    > だけが中等教育学校に進学し、残りの合格者は在来校に行くことになります。
    > (細かく言うと系列小学校からの別枠進学などもあり、もっと複雑ですが)。
    >
    >
    > ですから成績上位者だけ「すんなり」新しい学校に進学するわけです。


    当事者じゃないから正確には知らないけど、こういうのは一般に
    どちらかに願書を出し、第二志望として他校を希望するかどうか
    付記するんじゃないの?
    同時に同じ問題で試験するのは別に問題ないと思うけどね。
    成績上位を中等教育に入れ、それ以下を従来校に入れると言うのは
    確かなの?
    従来校を希望したら受験結果が良かったので学校から中等教育への
    シフトを勧められる事はあっても、それは飽くまでも本人がどちらを
    選択するかの問題では?

  2. 【611194】 投稿者: 実態は  (ID:ROrI8wHE/oA) 投稿日時:2007年 04月 06日 18:50

    > >
    > T学園中学(在来校)とT中等教育学校(新学校)は全く別の学校で、母体の
    > > 学校法人が共通しているだけ(のはず)です。
    > >
    > したがって、入試も別個に行うのが普通と思われるのですが、なんと両校
    > >
    > の入試は同時に、同一の入試として行われるのです。そして、合格者の上位
    > >
    > だけが中等教育学校に進学し、残りの合格者は在来校に行くことになります。
    > >
    > (細かく言うと系列小学校からの別枠進学などもあり、もっと複雑ですが)。
    > >
    > >
    > >
    > ですから成績上位者だけ「すんなり」新しい学校に進学するわけです。
    >
    >
    > 当事者じゃないから正確には知らないけど、こういうのは一般に
    > どちらかに願書を出し、第二志望として他校を希望するかどうか
    > 付記するんじゃないの?
    > 同時に同じ問題で試験するのは別に問題ないと思うけどね。
    > 成績上位を中等教育に入れ、それ以下を従来校に入れると言うのは
    > 確かなの?
    > 従来校を希望したら受験結果が良かったので学校から中等教育への
    > シフトを勧められる事はあっても、それは飽くまでも本人がどちらを
    > 選択するかの問題では?
    >
    >
     
    実際は、願書は1枚です。
    そこにチェック欄があって、中等だけを希望、中等と従来型を併願というチェックを入れられるようになっています。(従来型だけを選択できるかどうかは詳細には覚えていません)
    中等と従来型、両方を希望した場合、中等が不合格でも、成績が足りていれば従来型には合格する制度です。
    同一の試験を、同一日に受験します。
     
    そこで実態がどうなっているかですが、
    中等に合格した生徒は、ほぼ100%中等に進学しています。
    中等に合格しても従来型に進学する生徒は、ほぼいないと思います。
    後期課程から、中等では単独チームになる関係で
    クラブ活動を続けるために、数人、従来型高校に編入する生徒がいますが
    ほんの数人です。
     
    桐蔭は高校からの募集人員も多いので、桐蔭の上位10%が必ずしも中等に集まっているとはいえませんが、
    中学入学時点では、中学入学者の上位層がほぼ中等に集結しています。
    (小学部からの内進者も、基本的には成績で中等と従来型に振り分けられます。
    これもほぼ成績どおりに上位が中等に進学します。)
     
    中学入学時点での上位層が集められたのに関わらず、なぜ実績が出せないのか不思議でしたが、働き蜂理論の話を聞いて、そういうこともあるかもしれないと思いました。
    中等でも、落ちこぼれが問題になっています。
    校長にエリート集団と呼ばれる中等でも、落ちこぼれが出てしまうのです。



  3. 【611241】 投稿者: はるこ  (ID:rFtcFwgGVCw) 投稿日時:2007年 04月 06日 20:39

    上位層といっても、中等自体の入学者偏差値がそれほど高いわけではありませんよね。そのとおりの実績ではないのでしょうか。

  4. 【611321】 投稿者: ちょっと違うんじゃないかい?  (ID:6sUg05vm/rw) 投稿日時:2007年 04月 06日 22:44

    実態は さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 実際は、願書は1枚です。
    > そこにチェック欄があって、中等だけを希望、中等と従来型を併願というチェックを入れられるようになっています。(従来型だけを選択できるかどうかは詳細には覚えていません)
    > 中等と従来型、両方を希望した場合、中等が不合格でも、成績が足りていれば従来型には合格する制度です。
    > 同一の試験を、同一日に受験します。


    桐蔭の公式HPに中等と従来(男子)の1〜3次の出願者数がそれぞれ載ってますが、
    これによると従来の志願者は中等より毎次100〜60人ほど多いですね。
    仮に中等志願者の全員が従来校を第二志望で志願した(ダブルカウント)としても
    残り100〜60人の説明がつきません。
    要するに、従来校単独志願者が少なくても毎次100人〜60人いるという事は
    従来校単独志願の願書は存在するという事になりませんか?
    実際には中等でなければ従来は望まないという人もいるだろうから、この数字は
    更に開きますね。
    桐蔭は色々な選択肢があるようなので、従来校に入ってサッカーやラグビー、
    柔道、剣道などをやりたい、できれば高校総体位はチャレンジしたい、早慶の
    推薦入学を狙いたいという人もいるでしょうから中等最優先とも限らないのは
    仰せの通り。

     
    > 中学入学時点での上位層が集められたのに関わらず、なぜ実績が出せないのか不思議でしたが、働き蜂理論の話を聞いて、そういうこともあるかもしれないと思いました。
    > 中等でも、落ちこぼれが問題になっています。
    > 校長にエリート集団と呼ばれる中等でも、落ちこぼれが出てしまうのです。


    「働き蜂理論」か「働き蟻理論」か知りませんが、働き蜂の寿命は精々一ヶ月。
    ゴム紐が伸び切ってしまうらしい。
    従来、働き蟻の生態も「働く蟻」「怠ける蟻」に分けられるとされていたが
    研究が進むに連れ実際は怠けているのではなく通路の整備(匂い付け)とか
    運搬以外の諸々の役割を担っているという説が浮上。
    中等も上澄みの上位合格者だけ集めるとどんな現象が起きるのか更に研究が進む
    (この際、生徒が研究対象になるのは已む無し。親もそれを覚悟で新しいプロ
    グラムに子供を預けたと見るべき。それを上手く行かないと直ぐ学校の所為だと
    騒ぐ。)だろうから単年度でとやかく言うのは程々がよろしかろう・・・・と。

  5. 【611338】 投稿者: 慧眼  (ID:15B/6d7VBvQ) 投稿日時:2007年 04月 06日 23:03

    超エリートの幻想 さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 蜂の集団を観察していた生物学者が次のような法則を発見しました。
    >
    >
    > 働き蜂の集団のうち熱心に働く優等生は1〜2割。怠け者が1〜2割。
    > 残りは普通。
    > このグループから、優等生だけを選び出して新しいグループを作ると、
    > 優等生ぞろいのエリートグループになる、と思いきや、やはりよく働く蜂
    > は1〜2割。1〜2割は怠け者となってしまいました。
    > これを、「働き蜂の原理」と言いますが、このアナロジーが人間集団に対
    > して成立するかどうかは議論があります。(この掲示板でも以前に大論争
    > がありました。)
    >
    >
    > さて、日本一のマンモス校として知られるT学園は、早慶合格者数も日本
    > 一を誇っていましたが、なんしろ人数が多いので合格率はあまり高くなか
    > ったのです。
    > そこで校長先生が「早慶に現役合格できるのは上位1〜2割くらいだから、
    > 上位1割を抽出して別学校を作れば、早慶現役合格率100%の趙進学校が
    > 誕生する!」と考えた(らしい)のです。
    >
    >
    > その結果がどうなったかというと、エリートを集めた新しい学校でもやはり
    > 早慶現役合格は上位1〜2割くらいで、期待されたほどの良い結果ではありま
    > せんでした。
    > 一方、成績上位層を抽出されてしまった元の学校は、合格実績が下がり、結局
    > 両校のトータルの成績は昨年を下回ってしまいました(慶応合格者数日本一の
    > 座も失いました。)
    >
    >
    > この種の「実験」の評価は大変難しいので、即断はできませんが、この結果を
    > 見た限りでは、人間の集団にも「働き蜂の原理」はある程度適応できるのかも
    > 知れません。
    >
    >
    >

    御慧眼御見それしました。
    桐蔭中等は、設立時には【早慶現役合格率100%】のスーパー進学校を作ると
    校長が言っていましたね。
    具体的な学校名も出して、浅野は抜き、駒場東邦並みの実績を出すとも。
     
    何で要らぬ喧嘩を売るようなことを口走るのか、理解できません。
     
    しかし、実際は働き蜂理論の通り、早慶合格できたのは1割〜2割。
     
    大口を叩いた割りに、あまりにしょぼい結果で笑ってしまいました。

     


  6. 【611347】 投稿者: 願書  (ID:mF5WjSPH.UQ) 投稿日時:2007年 04月 06日 23:12

    >従来校単独志願の願書は存在するという事になりませんか?

     
    1枚の願書に、中等のみ希望、中等と従来型の両方を希望、従来型のみ希望
    の3箇所のチェック項目があります。
    それぞれをチェックすればいいわけです。
     
    中等を目指す大半の生徒は、「中等と従来型の両方を希望」を選びます。
    (中等がダメだった場合、保険になるので)
     
    従来型のみ希望の生徒は、入試直前までスポーツをやっていて
    中等には受からない、あるいは受かってもついていかれない、勉強ではなく部活に重きをおきたいと最初から勉強面では降りている生徒がほとんどです。
    勉強も頑張りたいという生徒は、ほとんど「中等と従来型の両方を希望」を選択しています。
    部活でレギュラーになれなければ勉強に専念、うまくいって部活で活躍できれば、
    後期から従来型にうつります(実際は2、3人〜5人くらいしかいません)
    学力が中等に足りていて、中等の勉強についていかれると思う生徒で
    最初からわざわざ従来型を選ぶ人はほぼいません。
     

  7. 【611438】 投稿者: から騒ぎ  (ID:2ya6dKBpPrc) 投稿日時:2007年 04月 07日 02:31

    全く同感。さんへ: ご返信、ありがとうございます。
    -------------------------------------------------------


    >  娘も東大出身者よりもその下のW・K出身者の方が断然興味あるみたい。


    それは良いお心がけです。笑
    下じゃない、斜め横です。軸が違うから。
    僕はKの方ですが。
    勉強よりもモテたので、KOボーイが似合うかな?と。現役で早く大学に行きたかったし。
    「結婚式で徒党を組んで若き血を歌うのがウザい」って書かれたら、どうしようかと(-。-;)


    >  医者、弁護士…いざと言う時に臨機応変の対処が出来るのはさてどっちだろう。
    >  勉強だけしかしてこなかった者に、果たして人の命が任せられるのか、人の人生を罰せられるのか。


    僕など、東大目指して合格できる人など、
    勉強の他に(幸か不幸か)やりたい楽しみが見つからなかった、
    青春の甘いも酸っぱいも知らないで過ごした人だと思いましたが(失礼)、
    やっぱり、弁護士や医者になりたいとか、最高学府で学問を追究したり学者になろうと、
    目標を持って受験競争を乗り越えられる人はスゴイなぁと、感心や尊敬もします。
    人間的に好きかどうかは、人それぞれですけどね。


    >  世間はとかく毎年東大の合格数を中・高競う風潮にあるけれどナンセンスだと思う。
    >  その先の人生どう生きるかでしょう、結局は。
    >  東大出てその先が勝負じゃない?


    人が生きる上で学ぶべき理由は、福沢諭吉の「学問のすすめ」に書かれています。
    何を学ぶかは志と目標次第です。


    「学問のすすめ」
    天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり。
    されば天より人を生ずるには、万人は万人皆同じ位にして、生れながら貴賎上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働を以て天地の間にあるよろづの物を資り、以て衣食住の用を達し、自由自在、互に人の妨をなさずして各々安楽に此世を渡らしめ給ふの趣意なり。
    されども今広く此の人間世界を見渡すに、賢き人あり、愚かなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、其の有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。
    其の次第甚だ明なり。実語教に、人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なりとあり。されば賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由て出来るものなり。


    >  この先、流石!東大出身と言うお話が聞きたいものです。


    東大脳の方にお任せします。

  8. 【611487】 投稿者: 印象派  (ID:VTsTws28vwU) 投稿日時:2007年 04月 07日 08:44

    から騒ぎ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 下じゃない、斜め横です。軸が違うから。
    >
    言い得て妙ですね。あなたはKのようですが、Wの方も納得するでしょう。

    >
    > 「学問のすすめ」
    > 天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり。
    >
    福沢は「門閥制度は親の仇でござる」と言いましたが、最近の慶応の
    結束の強さ(三田会)は「門閥制度」を髣髴とさせるものがありますが、
    どうでしょうか。
    慶応の下位2割(幼稚舎出身)を守るための福祉制度なのでしょうか。
    上位2割の構成はどうなっていますか(中学から? 大学から?)。


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