将来の選択肢が広がる学部合同説明会
受験する学校選び2
以前は偏差値表や大学合格実績を頼りにできるだけ偏差値や大学合格実績の良い難関校を目指すご家庭が多かったのですが、現在はお子さんの性格や目指す将来像に適した学校を選ぶご家庭が顕著になっています。
探究型の学び、グローバル教育、STEAM教育、リベラルアーツ等の教育内容やイベントが多く楽しそうな学校等の教育環境で選ぶご家庭が増えています。
社会や大学受験等が大きく変化する中、どのような学校を受験するのが良いのか、情報共感しませんか。
相変わらず、偏差値、大学合格実績、教育内容、社会での活躍を全部一つの物差しで語っていますね。
特に致命的なのは、進学者偏差値が分からないから学校の教育効果が比較できない、という発想です。
それは逆です。進学者の初期学力が同じでない以上、大学合格実績だけでは学校の付加価値は識別できません。逆に初期学力を完全に揃えた比較も現実にはできない。教育効果を論じるなら、本来は入学時学力、家庭背景、志望選択、性別、帰国生比率などを統制した上でアウトカムを見る必要があります。
しかも東大、医学部、海外大を並べて学校の優劣を語るのも、アウトカムの選択バイアスを無視しています。東大を受けなかった生徒を東大実績の母集団から消してしまえば、東大合格率は能力ではなく志望行動も測ってしまう。
だから、進学者平均偏差値が分からないからお買い得か分からない、までは正しい。
しかし、そこから学校の価値を偏差値と合格実績で測ろうとすると、寧ろ自分で比較不能な指標を作ってしまっている。
学校比較で本当に問うべきなのは、入学時点の生徒が卒業時にどう変化したかです。そこを測らずに入口と出口の数字だけ並べても、教育効果の比較にはなりません。
確かにそうですが東大医学部合格実績を比較する人が多いので一つの目安として提示しただけです。自分は開成と渋幕や桜蔭と渋渋を上にも下にも見ていません。現実的には中学入試がペーパーテストしかないので偏差値しか指標がありません。論文などはありませんし基本的には。
いや、私が問題にしているのは東大医学部実績を目安にすること自体ではありません。目安と、そこから学校の優劣やネット効果を推論することは別です。比較指標がないなら、結論もそこまでです。ないデータを偏差値や合格実績で代用して、教育効果まで語ることはできません。
そこは東大OBとしても少し違うと思います。東大合格という出口を入学時偏差値と比較しても、学校の伸長効果は測れません。生徒の選抜、家庭環境、塾、志望選択が混ざるからです。
そもそも東大に入ってみれば、浪人組の中に突出した天才もいれば、現役合格者の中にどうやって通ったのかと思うようなフロックもいる。実際、入学後に留年する人もいるから、受験の一発勝負は所詮瞬間最大風速と分かります。センター、共テ、二次だろうと、神風が二回吹けば良いだけなのだから。CoDや推薦を除けばペーパーテストになる、というだけで能力を完全に測れるわけでも、まして教育効果を識別できるわけでもない。入試偏差値と合格実績の差は、教育効果ではなく複数要因の合成値です。
自分もそう思いますが最初に渋幕がお買い損を偏差値で測ろうとしたのは自分ではありません。渋渋も同様です。進学者平均偏差値の方を見てみた方がより確度が高いと思っただけです。東大ではありませんが京大でフィールズ賞を受賞した広中平祐さんは浪人です。浪人だからと言って優秀性を否定するわけではないです。






























