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投稿者: ミッキー (ID:OI6JCKwZN6c) 投稿日時:2008年 02月 16日 21:03
掲示板でもよく話題になりますが、あまり勉強しなくても難関校にスルッと合格を頂けるお子様は地頭が良いと言われるようです。地頭には、遺伝と環境両方の要素があると思いますが、遺伝はどうにもならないとして、環境でなんとかするには何を気をつけるのが良いのでしょうか?うちは今度小一なのですが、ともかく色んな学習経験をさせたいと思っています。でも、それだけでは普通の気もして、話題の育脳とか右脳教育とかそういうものも必要なのか、と悩んでいます。例えばDSやゲームは脳に悪いという説もありますし、ソフトを選べばいいという説もあり、素人の私にはよくわかりません。地頭良くお育てになった皆様で何かこれが良かったというような教育法はありますでしょうか?
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【853489】 投稿者: 本当の学問 (ID:O825wd4UPSI) 投稿日時:2008年 02月 22日 14:03
教えて欲しい さんへ:
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> 受験数学だけなら十分いけたのですが、その道へ進むことは無理と感じたところです。
> 大学で文系にも関わらず数学の授業もとっていたのですが、黒板いっぱいの式を展開させ
> 「ああ、美しい…。」と教授がつぶやき数学科の生徒達からも同様のため息が出た瞬間
> やはり自分にこの道は無理だったと再認識しました。
> ただ解けばいいという世界ではもはや無いのですよね…。
> 息子にはこの嗅覚があるので、その意味においては純粋にうらやましいと感じます。
私は逆かも・・・
自分の地頭がいいとは思いませんが、大学で受験数学でない本当の数学に触れたとき、数学って本当は面白いものだったんだ!って思いました。
(受験数学は、点数としては悪くありませんでしたが、数学が好きだとは思いませんでした。私の入った大学は、入学時には学科に分かれていませんでしたので、最初は数学科に行くことは考えていませんでした)
でも、高校時代、テクニックを教えられてそれを利用して問題を解くことばかりに慣らされていたので、大学での数学への取り組み方がわからず、ひどく戸惑ったものです。
独力で1冊の数学書を読み通してみたとき、はじめて、数学の学び方が解ったような気がしました。そして、数学科を志す同級生たちは高校時代に既に数学書をいくつか読んでいたということを知って、今まで受験数学を数学だと思っていた自分は本当に浅はかだったと思いました。
そんなわけで、我が子には、最初から本物に触れて欲しい!と願っています。 -
【853539】 投稿者: 思うに (ID:YG/bSZ16uZI) 投稿日時:2008年 02月 22日 14:45
「ゼロ」の概念がインドで発見されたように、本物の数学者が育つ環境はそこに深い思想、哲学の土壌がありますね。
ガロワのように20歳で恋敵とピストルの決闘をして死んでしまった天才数学者がいる一方、「日本の心」を書き残した日本の数学者岡潔も。
個人的に私が好きなのはアメリカのバックミンスター・フラー。建築家ですが美しい数学を見せてくれた天才でしょう。フラーは思想家でもあり詩人でもあります。すべて繋がっていますよね。
すみません。いつの間にか地頭から天才の話に移ってました。
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【853753】 投稿者: たぶん (ID:1C3En5nmSmI) 投稿日時:2008年 02月 22日 18:39
ギルフォードの知能構造モデルに基づいたテスト
を受けると、いわゆる地頭の知能に関する部分のレベルと、
分野別の得意不得意が一目瞭然でわかります。
知能指数(IQ)はでませんが、全体のなかで上位何%くらいになるのか、
ということもわかるようです。
知人の子供は、幼稚園時代にこれを受けて
「もし東大に入れなかったら、環境選択を誤ったせい。親の責任です」
といわれたそう。(地頭なので、基本的に一生結果は変わらない)
ギルフォードの知能構造論は有名な理論ですから、
文献をあたれば、男女別の知能構造の違い、
とか既に発表されているかもしれませんね。
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【854252】 投稿者: 思うに (ID:YnA5eQpr156) 投稿日時:2008年 02月 23日 07:44
まあ天才は同時代に同レベルの人がいないわけで周りがどうあろうと勝手に伸びていく人なのでしょうが、地頭君(さん)は適度に泳がせつつ適度に刺激を与えながら、然るべき年齢になったら能力を少し上回る負荷をかけてやって山を越える訓練もしてやるといいのでしょうね。放って置けば自分磨きのチャンスなんてほとんどやって来ない昨今、現代っ子にとって中学受験は大人が見守れる中での格好の試練でしょう。
大人への歩を進めていく中高時代も、親は精神的な支援を惜しまず与えつつ、良い出会い(書物や友人や親以外の大人)が1つでもある環境で多くの時間を過ごせたらいいのでしょうね。 -
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【854588】 投稿者: このスレの感想 (ID:4QDy8SMDWEI) 投稿日時:2008年 02月 23日 13:39
いろいろな意見があり、面白く読ませていただいています。
地頭の良さのレベルの想定にしても、皆さんの間でかなり幅があるようですし、
その質についても、数学的能力、言語能力(この二つは、論理力ということで
共通している?)、空間認知能力、芸術的表現力、一部には身体能力まで、
含めて議論がありますね。世の中で、皆さん、それぞれさまざまな「頭が良い人」
に遭遇しているのだなあと思いました。HN−乏しい経験から-さんの、東大での
経験というのも、楽しく読みました。
加えて、「地頭が良い人は、幸せか?」という疑問まで出てきて、面白いスレ
だなあと感じました。天才児の親御さんのご苦労というのも、なるほどと思い・・・
フェルミ推定とか、シュタイナーとか、面白そうな情報も得られたので、
そういう類の本も読んでみようかなと刺激も受けました。
私自身は平凡な人間で、あまり取り柄もないのですが、大学の研究室でパートを
していた経験で、頭の良い人というのには出会ったことがあります。私の経験は、
社会科学系の研究者の方々に限られますが、少数ながら、真に成功していると
思われる学者の方に接したことがあります。その特徴は、
(1)知的能力が高い
(2)コミュニケーション能力が高い (人とうまく付き合える)
(3)自分の能力を公共性の高い目的のために活用している
(自分のことだけでなく、社会や世界に対して理想がある)
(4)打たれ強い・情緒的に強い・失敗しても立ち直りが早い
(劣等感があまりない、プライドも不当に高くない)
(5)生育環境、成人後の自分自身の家族の関係などが良好
(ほとんどの人が配偶者も素晴らしい人である)
(6)現実的である
ご参考までに。
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【854600】 投稿者: 言語能力 (ID:cwAqoMnT4Vk) 投稿日時:2008年 02月 23日 14:00
ほかの方もおっしゃっていますが、音楽的センス(特にリズム感)と運動能力は
知能にも大きく関わっていると思います。
つまり、地頭がいいお子さんは、その両者に優れている子が多い。
逆に言えば、その両者が標準より著しく劣っている場合は、早期教育や詰め込みで先取りし、小さいときは優れているように見えても、実は地頭がいいわけではないので、長じるにしたがって低空飛行になってしまう、ということです。
たとえば東大生には、プロを目指すことも可能と思われるレベルの楽器演奏の能力を持っている人も少なくないようです。
また、早稲田や慶応のオーケストラもすばらしいですね。下手な音大より上かもしれません。
教えて欲しいさんの書き込みを見ていて、子どもの幼稚園時代の同級生を思い出しました。
入園時の知能テストの成績が抜群。年長のときから、件のS学園のお教室に通い、受験を是非にと勧められたお子さんでした。
教えて欲しいさんのお子さんが周囲の方に言われたセリフと同じことを、そのお子さんのお母様からも聞いたことがあります。
ただ、教えて欲しいさんのお宅と異なる点は、お母様が高卒だったということです。しかも職業科。
ただし、遅く生まれたお子さんで、今大学生の子の親の中でも高齢のほうだったので、ここにいらっしゃる皆さんの親くらいの年代ですから、今とは比べられません。
お父様のほうは、高名な数学者がお身内にいらっしゃる血筋でした。
S学園の入学願書は私が代筆しました。もう10年以上前ですから時効だと思い、お話しますが。
無事S学園に入学したそのお子さん。
紆余曲折を経て、大学は国立はおろか、早慶でもなくいわゆるGMARCHと呼ばれる学校の理系に進まれたようです。しかも一浪でした。
確かに数的センスは抜群のお子さんでしたが、言語能力に長けていたかというと…
女の子、ということもありましたが、少なくともうちの娘のほうが言語的には上でした。
うちの娘は知能テストも平均値。地域の公立小中に、何も考えずに進みましたね。
しかし、前にも書きましたが、言語能力だけは卓越しており(作文コンクール入賞歴も多数あります)英語と論文の力で、難関大学に合格しております。
しかし、そのお子さんの場合は、言語能力よりリズム感、運動神経が非常に劣っていたことが、今でも記憶に残っています。
たとえば行進のとき、右手と右足が一緒に出てしまう、何度やっても交互に出せない、というレベルです。
ピアノも小さいときからおうちに先生を呼んで個人レッスンをしていたようですが、それでも、家にピアノがなく幼稚園のピアノでお友達に教わっただけでほとんどの子が弾けてしまう「猫踏んじゃった」がいつになっても弾けませんでした。
このお子さんのことを思い出して、やっぱり「地頭のよさ=算数の能力」ではない、と改めて思った次第です。
個人的には、どなたかがおっしゃっていた「わらべ歌を親子で歌う」ことは、能力を花開かせるために、とても効果的だと思いました。
手前味噌ですが、私も胎教にはクラシック音楽と語りかけを、産まれてからは童謡や学校唱歌を歌って聞かせ、俳句の暗誦、作文作りを熱心にやってきました。
子どもの言語能力はそこから培われたのだと思います。
地頭、という面から言えば、中の上、いや数的センスなら並以下の子どもでも、このように育てることができると証明され、国語の指導にも活かしております。 -
【855709】 投稿者: やりたいことを見つける才能 (ID:vp4B.Ac6e86) 投稿日時:2008年 02月 24日 16:40
昨日のサイエンスミステリー見ましたか。
優秀な子供を生むために、精子バンクでノーベル賞学者の精子を購入して、IQ180のを子供を生んだ女性の話。
子供に才能(地頭)を求める女性は異常でしたし、その子供も不幸でした。
(変えられない)地頭なんてどうでも良いです。
生まれてきたことを感謝して、幸せに暮らせる人に育てることが大切です。
そして、一番幸せなのは、地頭が悪くても、お金が儲からなくても、やりたいことを見つけてそれに熱中して生きることです。
結果的にそういう人は、地頭が良くてもやりたいことが見つけられない人よりも成功します。
好きこそ物の上手なれです。 -
【855713】 投稿者: 塾で言われましたが・・・ (ID:XZwIqsv2Wlo) 投稿日時:2008年 02月 24日 16:44
筑駒・開成・桜蔭などに、するっと入る子は、生まれた時から頭が違うって。
幸いにも、うちは、そう言う学校に興味はなかったので、(ミッション狙いでした)
良かったのですが。
地頭は、生まれつきですよ。
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