算数オリンピック・Jr.算数オリンピックのメダリスト・ファイナリスト達｜掲示板スレッド

算オリは知名度が低すぎて、好成績を収めても受験母体がきちんと上位層を取り込んでいないためそこまでの評価につながるとは思えません。
同じ理由でファイナリストがみな難関私国立中に行けるレベルとも限りません。（メダリストなら別ですが）

本当に算数・数学に強い子は小学生の時点でもジュニア数学オリンピック(ＪＪＭＯ)を受けると思います。
ＪＪＭＯは予選通過後は高校生と同じ本選に進み、その成績次第では数学オリンピック日本代表選考合宿まで出られます。
小学生で合宿まで行った人は聞いたことが無いですが、中２くらいならいますし、本選進出までは十分可能です。

ちなみにオリンピック算数(数学)と受験算数(数学)はかなり性質が違います。共通点が無いこともない(特に中受)ですが、オリンピックではパズル的思考がかなり要求される一方、受験では処理スピードが物をいいます。

＞その後中学・高校などでも、数学やほかの分野などでも輝かしい活躍をされているでしょうか。

これには？かな。子供がメダリスト二人と友人ですがおふたりともオリンピックはもうやっておいでません。1人は入試でほぼ全滅。もう一人は全勝で一見勝ち組に見えますが、この子はその後数学の塾複数に通っており小学校のときと同じく先取りしてますが数Ⅱのある分野が苦手でヒントをたくさんもらわないと解けず先へ行けてません。まあファイナリストくらいなら難関中高一貫に行けば掃いて捨てるほどいるし、お互いに名前を知っていて社交の1ツールぐらいにはなりますが、意外に後から参入し、頭角を現す子が少なくない世界ですよ。

は、結構小学生のころから頭角を現していたけど、
算数オリンピック知らなかった、知っていたけど周りで薦める人もいなかった、他にも興味があることがありそっちで熱中していたというタイプの
お子さんが多いようですね。

つまり、はやめにやっていれば算オリでも頭角を現していたというタイプ。
周りにはある程度才能はわかっていたというタイプ。

まったく算数や数学に縁もゆかりもないタイプではないようですよ。

第５０回２００９年 国際数学オリンピック（ＩＭＯ）ドイツ大会での日本人金メダリスト５名のうち３名は、算数オリンピック入賞者ですよ。

算数オリンピックでゴールドメダル？だった人は、
サピから開成にいきました。
この人は、中学３年から３年連続数学オリンピックでゴールドメダル。
当然東大数学科。大学院は京大。
娘の同級生３人は、算数オリンピックに出ていました。
この３人もサピから桜蔭で、東大に行きました。

あと私がききかじった情報を少し。

算数オリンピック入賞者のお子さんはほぼ全員、筑駒を熱望するようです。
その気持ちはファイナリスト末席のうちの子と親の私にもよくわかります。

ただし、筑駒合格には４科目苦手がないことも大切ですから、
算数だけ飛びぬけている子は筑駒残念で、開成進学する場合結構あります。

昨年入賞者にもそういうケースありましたし、今年もあったようですね。
入賞者で報告書加点されても、他が悪ければ、それ以上は下駄履かせられませんものね。

ただしレアケースとして、開成で数学めちゃかんたんな年に、開成落ち筑駒合格も過去あったと聞いたことはあります。

客観的事実として、数学オリンピッ参加者の過半および日本代表の大部分を支えているのは算数オリンピック経験者です。
数学オリンピックと算数オリンピックは直接つながりのある団体ではないようですが、昨年の数学オリンピックでの団体世界2位の結果とメンバーを見ても、算数オリンピックが才能ある子供たちを掘り起こし、育んだ功績は大きいと思います。

算数が入試上重要な科目（点差がはっきり付く）なので、算数が難しい年などは結果として関係があると思いますが、調査書に関しては殆ど関係が無いと思います。
筑駒の場合は、調査書は受験４科目以外の成績の確認に使われていますので、算数オリンピックの賞は書いてあっても関係ありません。
灘の場合は、基本的には入試だけでの選考です。
櫻蔭はよくわかりません。（当方、男子だけだったので）