ここへ来て第一志望変更！？｜掲示板スレッド

塾の先生から伺った実話です。
あるお嬢さんが、御三家のひとつを本命としていました。その前に１月校をすべり止めとして受けました。
当然受かると思っていた学校にまさかの不合格。親のほうがここが不合格なら２月校はもっと危ないと、娘さんに内緒で、第一志望校の日にＷ出願しました。
試験日、前日娘さんを呼んで、「合格間違いなしの１月校に落ちてしまった、これでは本命の明日の学校の合格も危うい、明日は本命の学校を受けるのを辞めて、実はＷ出願してあった別の学校を受けなさい」と告げたそうです。娘さんは「わかった」と納得したようにみえたものの、自分の部屋にこもったきり出てこない、何をしているのか見に行ったところ泣きながら、今まで勉強してきた塾の参考書を片っ端から片付けだしている。「どうしたのか、早く寝なさい」と親御さんが声をかけると
「今まで第一志望校に受かることだけを目標に頑張ってきたのにその学校を受けることができないのなら何のために今まで頑張ってきたのか、もう、勉強する意味がないから方付けている」と娘さん。
　それを聞いた親御さんそんなにも思い入れが強かった第一志望校、そんな本人の気持ちも考えずにほかを受けなさいとは、悪かった。それでは、明日はどんな結果になろうとも、自分の行きたい
学校を受けに行こう。と言うことになったそうです。
　で、結果は見事、合格。
　受けなければ、合格ということもなかったわけで、親の思惑で子供を振り回してしまった。というお話でした。

　この話を聞いて、我が家も第一志望校は変えずに頑張るつもりです。うちの場合は、再考の余地あり状態。塾の先生からも危ないと言われてますが。
　うちの娘曰く「落ちるために受けるんじゃない、合格するために受けるんだ」
　どんなにほかの学校の文化祭に行こうが、合格可能性が低かろうが、頑として決心は固いようです。
　親の私もいろいろ葛藤がありましたが、もう、あとわずか。残りの日々、本人の頑張りに期待するしかないと、マイペースの娘を見て思う今日この頃です。
　「やらなくて後悔するなら、やって失敗して後悔するほうがずっといい。」とは、私のモットーです。

　お母さんの不安、焦りこれは子供に伝染します。
　母親としても今は、大変なときですがお互いに頑張りましょうね。

　娘の受験が終わるころに花が咲くようにヒヤシンスの球根を植えました。
「あなたが合格したころにきれいな花が咲くわよ。頑張ろうね」と言いながら。
　

ブルーさんのお話、とてもいいお話でした。悔いが残らないようにしてあげたいですね。
でもその一方で、押さえ校も必ず入れた作戦を立てたほうがよろしいかと存じます。
チャレンジ校や適正レベル校ばかり揃えて厳しい結果になる子も少なくないようです。

お嬢さんの第一志望校の過去問との相性はどうでしょうか？
娘は第一志望校はＹＴの模試で４回すべて８０％でしたが、過去問の算数が全然解けず、それでも受験しましたがやはり不合格でした。
息子が６年生ですが、第一志望校は第１回ＹＴ模試では５％、第２回は８０％でした。第３回は自己採点ですがおそらく５〜２０％だと思います。ただ、過去問の点数がとれるのと、親子共々この学校への思い入れが強いため、このまま受験予定です。

きつい事を言って申し訳ありませんが、５％なら合格は無理でしょう。難関校はまぐれで落ちる事はあっても、受かる事はありません。この時期になると皆さん、極少数の「幸運な結果」にばかり目が行き、その裏に何十倍もの不合格があることに目をそらしがちです。また、万一、合格しても入学してから娘さんが辛い日々を送るのは目に見えています。「入学前の成績なんて関係無い、その後の努力次第」と言う人もいますし、そういう例もありますが、大部分は成績低迷で辛い日々を送っているのが実情です。
でも、ここで第１志望を変えることによって、娘さんの受験へのモチベーションが落ちることが予想されるのであれば、第１志望はそのまま挑戦し、第２志望以下でしっかり固めるのが良いでしょう。モチベーションが落ちると受験全体に影響が出ます。
偏差値は目安ですが、大きく外れることはありません。夢を見るのと同時に、現実も良く見て受験校を選定しましょう。昨年も全滅組みがかなりでましたが、昨年に増して今年は受験生が増えています。甘い選定をすると全滅しますよ。

　昨年成績が尻上がりになり、志望校別、第4回合不合でようやく1日の第一志望が80%に到達。不安はありましたが、3日のチャレンジもそのままにして、本番突入。3日は1日の状態を見てから受験を決めるW出願も考えましたが、1日がだめで3日もチャレンジを受験しなかった場合、3日のW出願した学校に満足していけるかどうか熟考して、3日はそのままチャレンジを受験しました。
　結果、両方だめ。結果は5日校に進学することになりましたが、ここは息子に（1日校に集中させるため）「受験する可能性が低いから過去問やらなくていい」と言っていたところ。急遽4日に過去問を紐解き、5日校に幸い合格しましたが、親から「そこは行く事のない学校」といわれ、4日に初めて見た学校に行くことになった本人のやる方無い鬱屈した気持ちはしばらく続きました。もしかしたら、今も（心のどこかで）引きずっているかもしれません。
チャレンジや、第一志望が万が一だめだったことも考え、それ以外の学校も「あそこもいいところだ、いい学校だ」と本人の気持ちを切り替える対策を立てておくことも必要かと思います。

涙をのんだ経験さん
2日・4日はどうされたのですか？受験しなかったのですか？

小５と中２の子供がいます。
上の子のときも強気受験（適正偏差値校も受けて）で全滅のお子さんが回りにいました。
子供のモチベーションは下げたくありませんが、親の方は奇跡の合格よりもまさかの不合格も念頭に入れておいた方がいいです。
合格率も過去問もばっちりなのに不合格になった時、親も子も本当にきつかったです。
第一志望校の合格率に不安があるなら尚のこと、偏差値１０位下の学校まで視野に入れて併願対策をしておかないともしものときに本当にきついと思います。
同じ塾で精神的、体力的に疲れ果てて偏差値１０下の学校にも落ちてしまったお子さんもいました。逆にチャレンジで受かったお子さんも数人いました。
合格率は充分目安になっていると思いましたが、イレギュラーもあり、まさか自分の子がそれに当てはまるなんて思えませんでした。
必要以上に弱気になることはありませんが、備えあれば憂いなし・・です。