中学受験と視力低下｜掲示板スレッド

昨日コンタクトレンズを購入してきました。
（ワンデーです）
18歳で失明しかけて丸7年ほど
片目にはコンタクトレンズが入れられませんでした。
その後ハードを使用して、今度はアレルギー。
ちょうど黒目のはしに傷ができてしまったので
現在、医師の勧めでワンデーを使用しています。


昨日の医師の説明で
「ワンデーは非常に酸素透過率が悪い。現在は2ウィークに良いものがあるので
　そちらに変えたほうがよい。どうしてもワンデーということなら
　1日12時間を限度に使用するように。
　でもいずれ現在のワンデーは使えなくなる」
ということでした。


「通りすがりの眼科医」さまにおっしゃるとおりですね。
こういうこともあるのなら
あまり年少（小学生）からは使えないのかな・・。
と別の意味で思いました。
コンタクトは一生使用できると思っていたので
ある意味ショックでした。
うまく説明できないのでやはり大きな病院の眼科で
きちんと説明を受けてからの購入をお勧めします。

通りすがりの眼科医 さんへ:
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子供は左右の視力差が激しく、メガネでは視力調整できないと言われ中一からソフト使用しています。
ハードでしたら、問題はあまりないのでしょうか。
ソフトにする際、私も子供の目にはハードのほうが良いのではないかと伺いましたが、大丈夫だということでした。ソフトの危険性については、眼科医の中では常識なのでしょうか。それともいろいろな考えがあるのでしょうか。
かかっているのは、個人医ですが、近所では評判の非常に良い病院です。このように悪いものを勧められるのであれば、今後は病院を変えなければいけないかなと心配になっております。

世間でソフトレンズが主流になるには、それなりにハード＜ソフトの理由があります

異物感、異物感による流涙
装用訓練
装用スケジュールが厳しい(無理して使えない)
充血しやすい
落下による紛失や破損(破損は無料交換対象)
ずれたときや張り付いてしまったときに、冷静に対処できるかどうか(非常に痛い)
フィッティング調整に手間がかかるなど

コンタクトレンズそのものが、一部の医療用を除き、美容上や快適さのための存在です。快適さを求めて高い買い物をしたのに、痛かったり充血するとは何事だ。と、ハード処方では苦情が出やすく、医療上の利点を説明しても納得される方が少ないのが実情です。あるいは、理屈上は納得できても、その後の装用訓練でリタイアされるケースも若年者ほど多いといえます。
したがって、量販店などでは初めからフィットするソフトレンズを薦めることが多いと思います。

眼科医の立場からすれば、体に害のないのは眼鏡しかありません。
しかし、屈折の左右差が大きい場合は、眼鏡だと左右の像の大きさがそろわなくなるので、コンタクトレンズによる矯正が適応になります。酸素透過性や感染リスクから言えば、若年者はハードが望ましいと思いますが、それは自分でケアできるという前提の上です。また、あまり知られていないことですが、ハードレンズの長期装用(20年くらい)により眼瞼下垂といってまぶたが下がってくることがあります。これはハードレンズを外すとき独特の上まぶたを上に引っ張るという操作のためだといわれています。片眼装用の場合はこれが生じたときに目立つかもしれません。

ソフトレンズの一番の問題は、装用感が快適であるために無茶することです。装用歴が長くなるにつれて、このくらい大丈夫という感覚になります。日常何時間使っていますか？という質問に、朝起きてから寝るまで...と答える方が多く、トラブルで受診されたときに眼鏡をもってないのでコンタクトを入れないと家に帰れない、という方も増えました。また、48時間つけっぱなししていたら(友達と遊んでいたので外せなかった)目が痛くて開かなくなった。目が開けられないので歩けない...と深夜三時や四時に救急車で来院され、車椅子に乗って診察室にこられる方も多いです。

コンタクトレンズは、おしゃれをするのに便利な品物ですし、スイミングやスポーツでは大変役に立ちます。生活の質を向上させる道具として上手につきあっていければ恐ろしいものではありません。若年者で使用せざるを得ない場合は、保護者の方が確実に管理なさってくださいね。

通りすがりの眼科医 さんのお書きになっていることは、とても良心的でニュートラルなご意見で、心から同感します。


> 眼科医の立場からすれば、体に害のないのは眼鏡しかありません。


まさにこのひとことに尽きると思います。
私自身も高校生の頃からハードコンタクトを使っており、コンタクトの快適性も利便性もよくわかっていますが、本当に目の健康を考えるなら、眼鏡がおすすめです。
特殊な場合を除き、コンタクト装用開始年齢は、遅ければ遅いほどいいと思います。
そして、コンタクトを使うようになっても、使用時間は最小限にして、できるかぎり眼鏡で過ごしたほうがいいです。


> トラブルで受診されたときに眼鏡をもってないのでコンタクトを入れないと家に帰れない、という方も増えました。


これは本当に困ります。
コンタクトを作るなら、必ず眼鏡も持っていなければなりません。
中には、次第に度が変わって、コンタクトはどんどん新しい度に合わせて作りかえているのに眼鏡が古いままで、コンタクトがないと仕事ができません、とおっしゃる方もいます。そう言って泣きつかれても、眼科医としてはトラブルのある目にコンタクト装用は許可できませんから、どうかそんな困っために合わないためにも、きちんと「使える」眼鏡を持っていて下さい。


>
> コンタクトレンズは、おしゃれをするのに便利な品物ですし、スイミングやスポーツでは大変役に立ちます。生活の質を向上させる道具として上手につきあっていければ恐ろしいものではありません。若年者で使用せざるを得ない場合は、保護者の方が確実に管理なさってくださいね。


本当にそのとおり。

私自身、昔ソフトコンタクトでひどいことになったので、子どもにはコンタクトを許していません。
子どもは納得しているのですが、メガネもうっとおしいらしく、授業以外は裸眼です。
０．１もないはずなのに・・・。本人は困っていないようですが、それでいいのか悩んでいます。

通りすがりの眼科医 さんへ:
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とてもわかりやすい説明、ありがとうございました。
わたしの眼科医がハードよりソフトを勧めた理由もその通りでした。でも、手軽さゆえに落とし穴があるのだなと怖くなっています。ソフトをきちんと使わないことの危険性をもっともっと子供に言い聞かせようと思いました。
目の色を変えるためだけのコンタクトもありますし、街中でもソフトを勧めるチラシを配られていますよね。世の中で、安易にソフトが売られ過ぎていますね。怖いことだと思います。


わたしもハード利用して30年を超えます。
まぶたが下がってきたような気がしています。私は単に老化現象のひとつだと思っていたのですが。今度、眼科にかかるときに伺ってみます。

ただ、ちょっと思い出しましたが、若い頃、ハードコンタクトだと視力が進みにくいと聞いたことがあるような気がします。
実際はどうなのでしょうか？ご存知の方がいらしたらよろしくお願いします。

ハードコンタクトにすると、度が進みにくくなるというのを、私も聞いたことがあります。


しかし、お母さんはコンタクトを使っているのに、子供にはコンタクトがダメって可哀想な気がします・・・。コンタクトは携帯電話と一緒で、そういう便利なものがあるのだったら、子供だからといわず、どんどん活用した方がいいという意見もあります。高校生になるまで眼鏡って、子供にとってはすごく長いと思います。