在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
頭打ちを打破するために
国立前期の発表もあり、2016年の大学合格実績がほぼ明らかになりました。
栄東(東大9人→27人と3倍増)、渋幕(東大56→76人)、県千葉(東大23→32人)、渋渋(2年連続30人)と共学勢が活躍する中、完全に置いてけぼり状態になってしまいました。
【参考:入学時2010年の進学者偏差値(四谷大塚)と2016年東大合格者数】
渋幕61.9→76人
栄東(東大)59.5→27人
渋渋57.5→30人
市川56.1→13人
芝 55.5→18人
桐朋55.1→20人
(上述校の他、男子校だが進学者偏差値の近い芝、桐朋を記載。卒業者数を考えると大きく逆転されている)
「深刻な事態」スレにブレークスルーするための施策についてレスをしましたが、人のスレで意見を主張するのもどうかという思いと、危機感が相俟ってスレを立てさせていただきました。
私は大きく入口戦略(いかに良い生徒を集めるか)、成長戦略(いかに入学した生徒を伸ばすか)、出口戦略(成長した生徒をどこに進学させるか)があると思っています。
この頭打ち感を打破するためのブレークスルーに何が必要か、ご意見を是非。
(以下他スレに記載した入口戦略私見を一部修正のうえ再掲)
入口戦略はいかに優秀な生徒、伸びシロのある生徒を集めるかがポイントと思いますので、以下の施策を提案します。
●4科目オール100点の配点を見直す。
渋幕は理科社会75点、渋々は理科社会50点。
学校には膨大な過去データが蓄積されているのだろうから中学入試結果と大学進学先や高校時の学校成績の相関関係を整理し最も適切な配点に見直す。
このような配点に直すことで単純な偏差値どおりの合格にはならず、80%偏差値が上がるという副次的な効果も期待できる。
●合格者を絞る
ここが重要です。少々の定員割れは恐れず、合格者レベルは落とさないよう繰上げも無しにします。
●高校募集を減らす
高入生の実績は不明ですが、最近は開成ですら100名以上の辞退者が出て一貫生より実績が悪いということですから、別カリキュラムにせざるを得ない高入生は最小限に留めるべきと思います。
完全中高一貫化するか1クラス分40名だけにする位の英断が必要かと思います。
重要なことを忘れてはいけないでしょう。
大学の入試実績というのは、県単位でだいたい毎年同じように合格者が出ています。
例えば、東京都にある高校からなら、東大に1000人前後です。
都道府県単位の東大合格者数というのは、多少の変動はあっても大体一定なのです。
それが何を意味しているかというと、市川が東大合格者数を増せるとしたら、どこかが少なくなる必要があるということです。
東大合格レベルの生徒というパイの取り合いなので、パイを多く取れれば増える、そうでなければ増えない。
まったく取れなくなると減る、ということです。
学校のカリキュラムじゃないんですよ。
あくまでも、入学者にどれだけの東大合格可能ポテンシャルを持っている子がいるかです。
それが重要。
実績を伸ばしたければ、優れた子に入学してもらうしかありません。
でも、それは難しいのです。
どうしても、それまでに実績があったところに、優秀な子の親は通わせたがるのですから。
>5年前のデータ
2011年は現高3、2016年は現中1といずれも在校生の入学時データになりますし、経年比較はとても有用と思います。
>都道府県単位の東大合格者数というのは、多少の変動はあっても大体一定
2016年の千葉県内高校の東大合格者数は150人強(私立が7割)、2000年の80名弱(私立4割)と比べると倍増しています。増加の殆どは私立高校の躍進によるものです。
更に歴史を紐解くと1990年で今年と同じ150人強。ただし、内訳は今年と違い当時は県立高校が8-9割を独占していました。
想像するに千葉県には150名程度の東大合格のポテンシャルを持った生徒がいるが、90年代以降東京の私立に抜けて行ってしまった。最近、彼らの中から千葉の私立を選択するものと東京から千葉私立を選択するものが増加してきた、といったところでしょうか。
私は千葉県優秀層の歩留まりアップと東京優秀層の取り込みによりゼロサムゲームではなく、まだまだ伸びる要素はあると思っています。
入口の各種データを備忘的に貼っておきます。
(データその1)80%合格偏差値推移
各校ともメイン回(市川なら1/20)の入試になります。
結果偏差値(2017年のみ予想偏差値)です。
(日能研R4推移過去10年)
(男子)--08---09--10--11--12--13--14--15--16--17
市川------60--61--62--62--63--62--63--62--62--62
渋幕------66--68--68--67--68--68--68--68--68--68
東邦------61--60--62--60--60--61--60--60--60--60
秀英------56--60--59--59--59--57--59--59--60--60
(女子)--08---09--10--11--12--13--14--15--16--17
市川------61--63--63--64--63--62--62--63--63--63
渋幕------66--69--68--67--68--68--68--68--68--68
東邦------59--62--62--60--60--61--60--60--60--60
秀英------58--60--59--59--59--57--59--59--60--60
(四谷80%推移過去10年)
(男子)--08---09--10--11--12--13--14--15--16--17
市川------60--60--60--61--61--61--62--62--62--63
渋幕------66--67--66--69--69--69--69--69--69--69
東邦------60--59--59--60--60--62--61--61--60--60
秀英------56--57--57--58--59--59--59--58--58--58
(女子)--08---09--10--11--12--13--14--15--16--17
市川------63--63--62--63--62--62--63--65--64--64
渋幕------70--70--68--71--71--70--71--72--72--72
東邦------63--62--61--63--62--64--64--63--63--63
秀英------59--60--59--61--61--61--61--60--60--60
(データその2:進学者偏差値)
四谷大塚による進学者偏差値(全入試の加重平均)
入学----市川---渋幕---東邦---秀英
2003----49.8--60.4--54.4--49.5
2004----51.2--61.0--55.3--50.2
2005----52.8--61.6--56.6--49.3
2006----54.3--62.2--56.8--50.1
2007----56.0--63.1--57.1--51.3
2008----56.7--63.4--56.4--52.6
2009----57.4--63.0--57.1--52.6
2010----57.3--62.7--55.5--52.8
2011----58.3--64.5--57.2--54.8
2012----58.0--63.7--57.4--55.1
2013----59.0--65.6--58.9--54.6
以降データなし。
日能研進学者平均偏差値(2016年VS2011年)
(男子)--2016合格者----2016進学者--2011年進学者
市川-------62.7---------59.2-------59.1(+0.1)
渋幕-------68.5---------64.7-------64.3(+0.3)
東邦-------61.6---------55.5-------57.3(-1.8)
秀英-------58.2---------52.6-------55.3(-2.7)
(女子)-2016合格者----2016進学者--2011年進学者
市川-------63.8---------61.2-------59.5(+1.7)
渋幕-------69.0---------66.1-------64.1(+2.0)
東邦-------62.6---------56.8-------57.5(-0.7)
秀英-------58.1---------53.3-------56.6(-3.3)
週刊誌に現役進学者数が出ていましたので、出口について5年前と比較してみました。
---------卒業生--難関国立--国立(現役)--早慶(現役)--合計(割合)
2012年--431------38---------74-----------93---------205(47.6%)
2016年--429------67--------135-----------57---------217(50.6%)
(難関国立)旧帝国大学+一橋、東工+国公立医学部
合計の割合は3%程度しか変わっていませんが、早慶から国立に大きくシフトしているのが分かります。内訳を示すと下記のようになります。
-----------------2012-------2016
難関国立現役---7.2%-------9.8%
難関国立浪人---1.6%-------5.8%
国立現役------17.2%------21.7%
早慶現役------21.6%------13.3%
合計----------47.6%------50.6%
浪人して難関国立を目指す人数が増え、進学校として体質が変わってきたということが言えるかもしれません。
在校生父兄ですが、学校側や社会の風潮からか進学先が大きく国公立重視にシフトしている気はします
早慶の進学率を底上げするには、今その下のMARCHに進学する生徒の学力をUPするしかないのでしょうね
それと文武両道の学校なので体育系のクラブに在籍するとかなりキツイです
もう少しクラブ活動を緩めにしてくれれば勉強に注力できるのですが、それがこの学校の特色であり良い所でもあるので仕方がないのでしょう
どんな状況でもクラブで身につけた体力と集中力を持ってすれば対応できると生徒の底力を信じているのだと思います
仮にクラブが緩くて時間があれば勉強するとは限らないですしね
凡庸な子供を持つ親としては少々心配ではありますが
文武両道。これを果たしている子供はいるにはいますが、やはりかなり一部の限られた子ですよね。国立上位の中に、最後までハードな運動部をやりとげた子がどれほどいるか…。その話は、どこかのスレにも書かれていましたが、基本的に最上位の子達は、高2ぐらいで部活をやめたり、週3回ぐらいの緩い部活であったり、あるいは、最初から部活に入っていなかったりで、「やっぱりそうだよね~」という話でした。
「武」の子と「文」の子が両方いるということであって、一人で完全な「文武」という子はほんの一握りであるということです。
でも、確かに、市川は恵まれたキャンパスで、部活を謳歌できるところが、それは一人の魅力ですから、進学のために部活は週5回までとか、学校が規制するのも魅力半減ですけどね。
凡人の子の親からすると、部活にはまってしまえば、「そういう青春もあり」とわりきって、それに見合った進学先や浪人をある程度は覚悟するしかないように思います。marchの子を早慶に引き上げるのが、これが一番難しい?
早慶は、筑波・千葉の国立に合格するより難しいですから、その辺りのそこあげは国立とは別の対策が必要、あるいは、全員、東工大レベルになってこないと難しいと思います。
国公立シフト様に同意です!
市川学園は、部活が盛んな事をアピールしてますが、このレベルの地頭の子達に、部活の負荷かけ過ぎではないかと? 高校は週6日で部活時間も長い。合間に塾にも行けない。 都内私立トップ校は、部活日数制限もあり、高2秋引退が主流でそこから受験モードにシフト。凡人の我が子には負荷が大きく、親はヒヤヒヤしています。 我が子は週4で18時までの活動ならば両立できるかなと。 不満なら部活やめれば…お怒りに思うでしょうが、子が望むので全く0には出来きず。 帰宅が遅く、学習に充てる時間は短くなり、また通学も遠い為、疲れと睡眠不足で毎日授業に集中出来ているのやら?
最初から部活日数も少なければ、子も諦めが付き、枠内での活動時間を充実せざる得ない状況となるだろうに。。
部活動に困惑している保護者は、実は多いのではないか? 部活が学校生活の励みになる一方で生徒は負担に感じ、両立に悩んでいないだろうか?
運動部の生徒の成績・進学先と現役率・学習時間の関係を分析し、また所属保護者が考える実際のニーズとの折り合いを調整するなど、今後見直して欲しい。
二兎を追う者は、一兎をも得ず。
分析結果として、盛んな部活動が実は成績不振・進学実績の妨げ要因であれば、本末転倒かと。




































