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【3753075】4年生の裏庭 2015

投稿者: ヒマジン   (ID:N1mvr2Y0o5U) 投稿日時:2015年 05月 30日 13:06

4年生の広場では相談しにくい、サピックス以外の家庭学習、習い事、先取り内容を含む多くの情報を共有しましょう。

長文、乱文、誤字脱字、自慢なんでもOKですが、他者の考え方・学習方法に対する批判は禁止です。

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  1. 【3938017】 投稿者: K.551  (ID:vst2mALWpVY) 投稿日時:2015年 12月 24日 03:30

    ネットで良く見かける思考パターンのコメントがあったので少し考えてみました。

    幼いころに「僕もノーベル賞取れるような人になるぞ!」と夢見る子供がいました。
    が、小学校のテストはいつも30点以下です。

    ここで
    A:学校のテストで30点も取れないんじゃあ無理だよな
    B:とにかくノーベル賞受賞者について調べる

    Bを選択した子供はノーベル賞受賞者が小学校では劣等生だった事を知り可能性を見出します。

    親の対応にも様々なものが考えられるでしょう。

    A:小学校で30点しか取れない奴が学者になれる訳ないだろ
    B:あなたはこの病院の跡取りなんだから、将来は医者になるのよ
    C;そんな馬鹿なこと考えてないでサピの宿題やりなさいor勉強しなさい
    D;エジソンは空を見て(どうして雲は浮いてるんだろ?)って悩んでたんだって
    E;どうやったらノーベル賞取れるような人に育つんだろうねぇ~?
    F:ノーベル賞とったって年収はたかが知れてる。メジャーリーガーの年収は・・・だぞ!
    G:ノーベル賞受賞者の伝記を与える

    他にも様々あるでしょうが、挙げだすときりがありません。
    夫婦で考え方が違う場合、二種類のアドバイスを子供は受け取ります。
    夫婦で考え方が一致していれば、一つのアドバイスを受け取ります。

    子供の思考を促すのは、D,E,Gですかね。
    Fは別の可能性を与えていますが残念なところは評価基準です。
    子供ですから(いっぱいお金がもらえない人はノーベル賞とっても駄目な人)と考えかねません。


    息子は幼児の頃にはミニカー、小学生になったら昆虫採集。ごく普通の子供でした。
    私は幼児の頃にはミニカーの幼児用の図鑑、小学校になった頃には大判のカラーの図鑑を 昆虫、魚、宇宙、いろいろ一揃い買い与えました。
    どこのご家庭でもされているような事です。

    子供が昆虫飼育に興味を示し、大判の分厚い昆虫図鑑をほぼ全暗記したのを見て夫は子供に「昆虫博士になったらどうだ?」と「ファーブル昆虫記」を手渡しました。
    夫はGを選択した訳です。(因みに現在、昆虫博士を目指してはいません。)

    算数に関しては子供が幼児期は自宅にとある分野のスペシャリストやら投資家の男性が集まって朝まで飲み明かしたり良くしていました。
    子供が3才位の時には「投資家ゲーム」(詳細は忘れてしまいました)というのを子供も交えてやっていました。
    それで、幼稚園に入る前にはスーパーに行くと「合計はいくらでおつりはいくら」とレジに並ぶとカゴに入れた物をレジより早く計算して良く言っていました。
    特にドリルをやったとかではないのですが、数字に対する興味を日常生活の中で引き出せたんだと思います。

    子供の思考を伸ばす切欠は、幼少期の親のちょっとした反応次第かなというのは最近痛感します。

    上の子も下の子も「好きな事は繰り返す」傾向があります。
    上の子は好きなアニメを「完全暗記」するまで繰り返し見ます。
    下の子はそこまで記憶力が良くないようですが、親がもう嫌になる位気に入った番組は再生して見ています。

    上の子は数をこなす詰め込み式の学習は自分には非効率で合わないと早々に気付いたので、親から見ればあまりに少ない学習時間に呆れますが、マイペースに自分流に学習を進めています。
    詰め込み式の学習が合っているお子さんもいますし、それぞれでいいと思います。
    自分に合った学習スタイルを早くに確立する事が大事で、手法は関係ありません。

    個人的には子供のあらゆる可能性を最大限にまで引き出すのに成功したら、大満足です。
    その後、その中から子供がどれを選択するかを親がレールを轢いて乗せてという発想がそもそもありません。

    種の保存の法則から、子供は親を超える事が子育ての成功だと考えていますので、親の思い通りになるようでは、子供は親を超えられませんしね。
    親の想像を超えた人生を我が子には送って欲しい。
    それが母親である私の願いです。
    父親は社会的リスクを踏まえいろいろ教えているようですけれどもね。
    それでも「昆虫博士」を勧める位ですから。

    きちんと人として社会貢献できてさえいれば、子供の選んだ職業はたとえ親だとしても文句が言えません。「職業選択の自由」は法律で保障されている権利です。
    「困る!」と、文句言うのは自由ですけれどもね。

  2. 【3938018】 投稿者: K.551  (ID:vst2mALWpVY) 投稿日時:2015年 12月 24日 03:41

    >きちんと人として社会貢献できてさえいれば、子供の選んだ職業はたとえ親だとしても文句が言えません。「職業選択の自由」は法律で保障されている権利です。
    「困る!」と、文句言うのは自由ですけれどもね。

    ちょっと変な日本語でした。

    きちんと人として社会貢献できてさえいれば、子供の選んだ職業はたとえ親だとしてもその選択を規制できません。「職業選択の自由」は法律で保障されている権利です。
    「困る!」と、文句言うのは自由ですけれどもね。

    に、訂正致します。

  3. 【3938134】 投稿者: 胃袋  (ID:qro9a3pVm0Q) 投稿日時:2015年 12月 24日 09:24

    こういう小難しいことをあれこれと小難しい文章で書いてくださる、551さんの文章を読むのは楽しくて好きです。ありがとう。

    ジュピターなのか豚まんなのか、いつか教えてくださいね。

    ちなみに、我が家の会話だと、子どもはBで、親はCとD。
    反省します。

  4. 【3938180】 投稿者: 分かる気がする  (ID:qS.SltaQE32) 投稿日時:2015年 12月 24日 10:41

    K.551さんの上の書き込みを拝見し、我が子の幼い頃を思い出しました。

    確かに幼児期に勉強として教えたことはないけれど、子供の「なぜ?なぜ?」につきあっているうちに興味が広がり、その中から特に興味があることを自らみつけていったように思います。

    息子の場合、数や空間認知に対する感覚は幼児期についたように思います。

    興味があることは日常の中でどんどん吸収するのだと思います。
    受験という意味では、4年後半には灘や栄光、麻布などの過去問を楽しんで解いていました。塾にいく必要がなかったです。

    そして凡人だった親の私は、 K.551さんがおっしゃるところの「種の保存の法則」を体で感じました。

    子供は親を越えていくべき。それは高校生以降の話だと思っていましたが、そうではなく実は幼児期からその子ごとに持っているものを最大限引き出すことが肝要だと本能的に感じました。

    いくら勉強しようと本を読もうと、人間が自分自身で知り得ることには限界があります。
    別の人間の才能を見いだすということは大変難しいことであると想像します。

    ましてや我が子となると、自分自身の一部分身のような錯覚を持ちがちであり、自分にないものをこの子は持っているという当たり前のことを乳児や幼児の子供に感じることは難しいことだと思います。

    親が引き出すのではなく、子供が欲するまで待つ。
    そして興味を持ちはじめたことに気づく。
    その事に対してこちらから質問する。(親は生徒の立場で)
    そしてその世界を邪魔しない。

    それが本来のその子のもつ能力を最大限に引き出す方法のように感じています。

  5. 【3938750】 投稿者: かまぼこ  (ID:p7XdHsM5n7c) 投稿日時:2015年 12月 24日 22:23

    K.551さんにうかがいたいのですが、お子さん方は発達障害ではないですか?
    (発達障害についての偏見を助長する意図、お子さんを貶める意図はございません)

    「好きな事は繰り返す」「完全暗記」というあたり、まさに私の兄がそうだったなあ…と思ったので発達障害の特性では?と考えた次第です。

    常人にはない集中力をもっている私の兄は、小学1年生時には人体の骨や臓器を正確かつ緻密に描ける子どもでした。いろんなエピソードがありますが、妹の私からすれば「異常」「天才肌」「変人」でした。

    昔は発達障害という概念がなかったですが、いまは「発達障害」だと、周りも本人も認めています。

    ちなみに兄は難関国立大へ進み、現在は有名企業に勤務しています。

    兄は、大学に入ったあたりからなぜか「ふつうでありたい」と考えたようで、だんだん行動がふつうに近くなりました。ただ、それは意識して努力した結果のようで、何度か「ふつうは難しい」とボヤいていました。

    いまでは「何かに夢中になる度合いが常人より少し強い変わり者」程度です。私からすると、さびしいというか、もったいない気もしています。
    甥が血を受け継いではいますが。

  6. 【3938806】 投稿者: K.551  (ID:N5WGTowZ2F2) 投稿日時:2015年 12月 24日 23:28

    鳶が鷹
    これは、個人的にはない訳ではないと思います。
    遺伝子結合の多様性から考えても、あり得ない筈がない。

    ただ、鳶は鷹の育て方を知らない。
    鷹が生まれたとしても鳶は鳶として扱い鳶として育てる。
    だから実際には鷹であっても、その鷹は鳶として成長する。

    個人的に知っているケースで鳶の子の鷹が鷹らしく成長するケースは
    母親が働いていて割りと子供の教育には無関心。本人主義。
    が、当てはまる気がします。

    下町の散髪屋の倅が勝手に勉強して東大に行った
    このケースは親は子供の教育に関与していない(できない)。
    が、子供が勝手に勉強する事を止めもしない。
    子供の人生の方向付けもしない。自分の子供を散髪屋にさせようとも思ってもいない。

    http://itmama.jp/2014/09/27/67419/
    ネットで判り易い文献がありましたので、続きはこちらをどうぞ。


    え~私には複数人の子供がおりますが「発達障害」ではないですよ。全員。
    親の私も「アスペルガー」は疑いましたが、専門家が否定しました。

    一番記憶力の良い子供は、小学校で「竹取物語」の原文を三回読んで全暗記できた事を切欠に、「自分はほかの人より頭脳スペックがいい」と気付いたらしいです。

    「今は昔、竹取の翁(おきな)といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造(みやつこ)となむ言ひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。翁言ふやう、「我、朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて、知りぬ。子となり給ふべき人なめり」とて、手にうち入れて家へ持ちて来ぬ。妻(め)の嫗(おうな)に預けて養はす。うつくしきことかぎりなし。いと幼ければ籠(こ)に入れて養ふ。」

    三回読んで全暗記できますか?

    それまでにもNHKの「日本語であそぼ」の「じゅげむ・・・」を普通に見ていて(NHKは同じ内容を繰り返ししますから)全暗記してペラペラ話していた時期がありました。
    特に、不思議に思った事も親はなく、最近になり子供が「我が家は特殊だ」と説明してくれたりはしますね・・・。
    我が家では当たり前の事がほかでは当たり前ではない事は、それはある意味普通ですし各家庭で常識が違ってたり、地方によって違ったり。しますよね。

    サピのα1にはもっと凄いお子さんが複数いる事から、「トップにはなれないけれど二番手にはなれる存在」と子供は自身を評価しています。
    もっと凄いお子さんはサピのテキストを見ただけでほぼ全暗記できたそうです。

    私も「普通の人が出来ない事が得意なんですね」と特定分野で言われてきた人間ですので、子供を「普通の子に育てる」という考えがそもそもありません。
    生まれた子が「普通の子」なら、そのままその資質を伸ばそうという考えはありますが、普通とは違った子を普通にするというのは自然な状態を湾曲するという考えです。

    それぞれ違った個性があるからこそ、社会のさまざまな職業が成立するのであって、「変わった子」にも社会はポジションを与えてくれるものなのだと個人的経験から認識しています。

    私は「普通でありたい」とは願いませんでした。
    私の親は私が「皆が・・・だから私もそうしたい」という理由では絶対にYesと言いませんでした。
    私は親を説得する為に小学生の時に親が納得できるであろう理由を必死に考えました。それが早期のアイデンティティーの確立に寄与したと考えています。
    ですが、我が子にはそれぞれの子供の特性を見極め、他の子と同様でなければストレスを感じる子に対しては、そのように出来るようにサポートしています。

  7. 【3938851】 投稿者: かまぼこ  (ID:eTuWJiOR3B6) 投稿日時:2015年 12月 25日 00:40

    ご不快に思われたようで申し訳ありませんでした。

    ちなみに…個性を殺すことをよしとした教育を兄が受けていたわけではないことをお断りいたします。
    (そう思われたようでしたので)

  8. 【3938860】 投稿者: K.551  (ID:N5WGTowZ2F2) 投稿日時:2015年 12月 25日 00:53

    あ~え・・・と。
    全く不快に思っておりませんのでご心配なく。
    他者の言動を不快に思う事は日常生活でもほぼ皆無ですので。

    >個性を殺すことをよしとした教育を兄が受けていたわけではないことをお断りいたします。 (そう思われたようでしたので)

    これもそう認識しておりません。
    ご心配なく。

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