合格体験記｜掲示板スレッド

第一志望校はわりと早い段階で決まり、サピの先生からも、校風と性格がピッタリと推されていましたし、SSももちろん第一志望校のコースで、学校別SOや過去問との相性も良く、本人もかなり思い入れが強かったのですが、
直前期、親はずっと「もし他の学校に行くことになった時」のケアを想定し「なにがなんでも第一志望校」となり過ぎないように気を付けていました（某塾に対する皮肉ではありません）。
併願校はすべて、文化祭か学校説明会に行き、実際に通学可能で、通うことになっても親子共納得できる学校を選びました（偏差値的には持ち偏差値-10以上～+5と幅はありました）。学校によっては秋～冬頃に、入試説明会でけっこう詳細な入試情報（出題分野や採点時気にする点など）をいただける所があり、偏差値で余裕がある学校でも行きました。受験パターンは複数通り考えていましたので、何度も足を運んだのに、結果的には受けずに終わった所もあります。
併願校の試験前には、「この学校の〇〇部の文化祭の発表凄かったね」とか、「修学旅行で〇〇に行くんだって」とか、「カフェテリアのメニュー充実してたよね」とか、とにかく受験する学校に対するモチベーションが少しでも高まるような会話を心掛けました。
「ただの練習、行く気ないし」と思って受けるのと、「この学校に入りたいな」と思って受けるのと、ギリギリの粘りみたいなものが違うかな、と思いまして。
１月校で合格をいただけたため、第一志望校の2/1は、「ここがダメでも行けるところがある」と気持ちに余裕をもって臨むことができ、本人も悔いのない戦いができたようです（試験会場から、「やり切った！」と満足した顔で出てきました）。

早い段階で1月の前受は栄東Aと渋幕を選定。どちらも実際には通えない遠距離。栄東Aは初めての本番入試での場馴れと12月SO以来の模試代わり、渋幕は2月の本命入試に向けた試金石と第一志望受験生が大勢いる真剣な環境での本番経験を積むためと目的設定。

直前まで積み残しがあった2月の本命対策に注力せざるを得ず、渋幕にはほぼ無対策で臨むことに。渋幕には偏差値は十分足りていたが、さすがに無対策では不合格の可能性が相当あると考え、2月の本番前にショックを与える事態を避けるため、「どうせ通えないし、合格に慢心してはいけないから、合格発表は親だけが確認して合否結果は2月の入試が終わるまで言わないよ」と子供には予め伝えた。蓋を開ければ渋幕はやはり不合格。予定通り本人には伝えず、サピ校舎への不合格報告の際も「子供には言わないので宜しく」と念を押して、2月本番までの1週間を過ごした。2月は1日の第一志望も3日の海城も合格。2日の併願校は特待合格。後で本人に渋幕受験後の手ごたえを聞いたら「微妙だったから合否どっちもあり得ると思ってた」ので、伝えないことにしておいて正解だったかなと。

第二志望と第三志望は残念でした。本人はご満悦ですが、親的には一生忘れられない恐怖体験になりそう、たぶん死ぬまでゾットする感じを記憶から消せない気がします。

うちは繰り上がりではないですが、偏差値に見合った第2志望・第3志望残念で、止めるよう説得も振り切って受けたチャレンジ校(＝第1志望)合格でした。

>たぶん死ぬまでゾットする感じを記憶から
>消せない気がします。

私もあれから2年経っても消えません。特にこの時期になると毎日思いだしてしまいます。心配していた成績も何とかついていけていて楽しく通学しています。だからこそ、この感覚が余計に消えません。

当時、合格体験記なんて書く余力なかったです。

第二志望、第三志望が残念でチャレンジの第一志望に合格とは一発勝負の試験ならではのことでしょうが、まずはおめでとう。