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投稿者: 4年女子 (ID:53wwZSuUUHw) 投稿日時:2009年 09月 22日 06:14
Wに通っている小4女子です。
一応最上位クラスにいるのですが、算数に苦手意識を持っていて困っています。
宿題も計算や簡単な問題はこなすのですが、ちょっと考えなければいけない問題がくると、すぐ途中でやめてしまい、気付くとマンガなど描いている始末。
集中してやればすぐ、終わるよ。その分後で遊べるよ、と何度も言っているのですが、全然わかっていないようで。
夏休み前までは算数も理科もちゃんと土日で復習して、集中してできていました。ところが、夏休みから集中力が切れています。
夏休み明けて復活するかと思ったのですが、全然です。
小さいころからゲームとか家族でやってこなかったせいか、じっくり考えることをしたがりません。
問題をやっていても、「だってつまんないんだもん」なんて言う始末。
5年生からはもっと難しくなると聞いています。
こんなことで大丈夫なのか、やっていけるのか、と私は不安になり夜も眠れない日が続いています。
国語は得意(物語は好きだけど、説明文は苦手)と思っているようです。
本人のやる気がないと伸びない、ということなのでしょうが、このやる気どうしたら出てくるのか、など明けても暮れても娘の勉強のことを考えてしまいます。
この先長いのに、続けていけるのか不安でいっぱいです。
どうかよいアドバイスよろしくお願いいたします。
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【1445167】 投稿者: イデムリン (ID:DOlFoCL7IQ6) 投稿日時:2009年 09月 29日 05:25
>4年女子さん
少し落ち着かれたようですね。良かったです。
もう既にお分かりかとは思いますが、最初の御発言でご質問になっていた内容に関して、「修正方法」をお答えします。
>宿題も計算や簡単な問題はこなすのですが、ちょっと考えなければいけない問題がくると、すぐ途中でやめてしまい、気付くとマンガなど描いている始末。
「考える問題」に対して拒否反応が出るのは、周囲の大人が「じっくり考えること」に関して価値観を示せていない証拠です。
子供には「言いとこ取り」は通用しませんから、「じっくり考えること」の価値を子供に教えたければ、「スピードに関しては目をつぶる」必要があります。
逆に「早く早く」と子供をせき立てれば、ほぼ確実に「じっくり考えることを拒絶する子供」が育ちます。
要は「どちらを採るか」なのです。
既にご説明したように、4年生のうちからスピードを要求するのは、得策とは言えません。
○いくら時間をかけて考えても良い。
○その結果「寝る時間」が来たら、「寝る時間」を最優先して、そこで切り上げて良い。
○「作業を終わらせる」ことには何の意味もない。「有効な時間の使い方をする」ことこそが大切だ。
○なぜならば、「頭は真剣に使った時間に比例して成長する」のだから。
○だから、疲れたらいつでも休憩して良い。「真剣」ではなく「ダラダラと」頭を使うのは、時間の無駄だ。
このようにお子さんに言ってやれば、それでも「勉強が嫌いだ」というようなお子さんには見えません。
是非試しにそう言ってみて下さい。
>集中してやればすぐ、終わるよ。その分後で遊べるよ、と何度も言っているのですが、全然わかっていないようで。
というわけで、これは最悪のアドバイスです。
「終わらせる」ことには、何の意味もありません。
>夏休み前までは算数も理科もちゃんと土日で復習して、集中してできていました。ところが、夏休みから集中力が切れています。
非常に単純なことです。
夏休みに、お母さんが1人で気合いを入れすぎて、オーバーワークになったのです。たぶん。
>夏休み明けて復活するかと思ったのですが、全然です。
これは、「やる気を失った」ということでしょう。
>小さいころからゲームとか家族でやってこなかったせいか、じっくり考えることをしたがりません。
>問題をやっていても、「だってつまんないんだもん」なんて言う始末。
「だったらゲームをすれば良い」と申し上げましたが、実はこの原因は「過去」にあるのではなく、「今」にあります。
要するに、本人が言っている通り、「つまらない」のですよ。ただそれだけです。
「始末」なんて言われても、つまらないものはつまらないんだから、仕方がないのです。
これを解決するのは、簡単と言えば簡単ですし、無理だと言えば無理です。
お子さんが心から信頼している大人が、「これは面白い!」と本気で面白がって見せれば、子供もそれを面白がります。
たったそれだけのことなんです。
これより先は、既にお話しした通りです。
お話を伺っていると、お子さんはまだそれほど重症ではないようです。
お母さんに必要なのは、お子さんへの信頼と、自分自身の恐怖心と闘う忍耐力のようです。
子供は疑えばどこまででも逃げますが、信じればどこまででも期待に応えようとしてくれます。
子供の潜在能力を引き出すのに必要なのは、「信じ抜くこと」「最悪のときにも、1人だけでも子供の味方でい続けてやること」です。
要するに、サッカーのサポーターと同じです。 -
【1445179】 投稿者: 4年女子 (ID:53wwZSuUUHw) 投稿日時:2009年 09月 29日 06:12
算数は脳味噌のスポーツださん
>来年の1月までの期間で、まず一番大切なことは「勉強を好きにさせること」です。ただそれだけです。
考えさせられました。算数は脳味噌のスポーツださんの
>お嬢さんの叫びは本当に痛々しく感じられます。
娘の気持ちを感じてくださりありがとうございます。
母親の私が子供を辛い状況に追い込んでいたこと、痛感しています。駄目な親ですね。
できることなら時間を戻したい、と思います。
今後は私が落ち着き、娘を追い詰めないようにします。
<各塾の特徴>ありがとうございます。
良くわかりました。早稲アカはオプション講座が多く有ります。
全部やれば効果が上がる、など浅はかな考えをしていました。
塾に振り回されることなく、取捨選択していきたいと思います。 -
【1445192】 投稿者: 4年女子 (ID:53wwZSuUUHw) 投稿日時:2009年 09月 29日 06:42
イデムリンさん
分かり易いお話本当にありがとうございます。
<論理的文章苦手要因>大変参考になりました。
娘は確かに「接続詞」問題を間違えます。
なんで?という間違えをしていて驚きます。
日々の会話などで意識して使うこと実践していきたいと思います。
時間の使い方に関するアドバイス、娘に伝えます。
考えてみれば私は娘に何でも「早く、早く」と言っていたように思います。
なんだかすべて裏目に出るように娘に接していたような気がします。駄目な親ですね。
子供は親の背中を見ている、と言われます。
私がしっかりしなければなりませんね。
>お母さんに必要なのは、お子さんへの信頼と、自分自身の恐怖心と闘う忍耐力のようです。
本当にその通りですね。
これからもいろんな面でばたついてしまうことがあると思いますが、この一言を肝に銘じて乗り越えたいと思います。
親の接し方次第で子供の人格・性格などが決まっていくのですね。
今更痛感させられました。
子育ては本当に難しいです。 -
【1445718】 投稿者: 算数は脳味噌のスポーツだ (ID:OD8bRg3SF46) 投稿日時:2009年 09月 29日 13:07
接続詞のことが出ていましたが…
まだ娘が一年生の時に、学校で作文を書いて持って帰ってきました。
それを読んで「なんとお粗末な作文なのか!?」と驚きま
したが、今の学校では作文指導もろくに行わないという事
もその時初めて知り、二重にショックを受けたことを覚え
ています。
そこで図書館に行って作文の指導についての本を探していた時に、
確か清水義範氏の本だったと思うのですが(書名失念)、
その内容を読んで「これはいい!」と思ったものがありま
した。
(清水義範氏の著作が好きか嫌いかはさておくとします…)
いわく、「接続詞ゲーム」。
(1)プレイヤーは2人以上
(2)プレイヤーAが短文を語り、その末尾に
「ところが」
「それとも」
「それで」
「だから」
「すると」
「けれど」
「なのに」
「そして」
「それから」
「その上」
「ただし」
「または」
「それとも」
「つぎに」
のいずれかを付ける。
(3)プレイヤーBが、Aが語った短文+接続詞の後に
さらに短文をつけくわえ、その末尾に上記の接続詞
のいずれかを付ける
(4)(2)から繰り返し
これは「接続詞」を使った文章のリレーゲームです。
子供と出かけた時、電車の中や信号待ち、ちょっとした退屈
タイムなどに、本当に遊び感覚でやりましたが(今でも
時々やっています)、
子供もノリノリで、親も楽しめますよ(^_^)
スレさん
>日々の会話などで意識して使うこと実践していきたいと思います。
日常生活の中で「気をつけて接続詞を使う」などという
堅苦しそうなことは私も苦手ですが、このゲームだと延々と続けられて、
ある時などは、傍らに居る主人が(ゲームには参加せず)
「真面目に道を歩かないと危ない!いいかげんにしたら!」
と叱られたほどです(^_^;)←これは余談
接続詞には、文章に論理的構造をもたらし展開をうむ働き
があるのですね。
なので接続詞を使いこなせるようになるには、その接続詞
によってもたらされる文章構造が頭に入っている必要があります。
例えば、「しかし」という接続詞を使った文章を組み立て
る時、「しかし」の文章構造が頭の引き出しから出てる…
ということです。
ゲームでこういうことが少しでも身につくといいですね。 -
-
【1445728】 投稿者: 4年女子 (ID:53wwZSuUUHw) 投稿日時:2009年 09月 29日 13:17
算数は脳味噌のスポーツださん
「接続詞ゲーム」面白そうですね。
娘とやってみたいと思います。
使う接続詞を覚えるのが最初は大変そうなので、
早速プリントさせていただきました。
ありがとうございます。 -
【1445737】 投稿者: 算数は脳味噌のスポーツだ (ID:OD8bRg3SF46) 投稿日時:2009年 09月 29日 13:25
上記の文章中…
「傍らに居る主人が」→「傍らに居る主人から」
…でした お粗末でしたm(_ _)m -
【1445897】 投稿者: イデムリン (ID:DOlFoCL7IQ6) 投稿日時:2009年 09月 29日 15:48
↑ これです! まさにこの「格助詞感覚」が中学受験には必須です。
格助詞を変えるだけで「叱った人」も「叱られた人」も変わってしまうということに対して、鈍感な子供じゃ困るのです。
それをいちいち理屈で考えるのではなく、「あれ?何かヘンだぞ?」と感じられる感性というのは、「お勉強」ではなく日常生活の会話によって培われるものですし、
その「お手本」を示しているのはご両親だということです。 -
【1446329】 投稿者: 算数は脳味噌のスポーツだ (ID:OD8bRg3SF46) 投稿日時:2009年 09月 29日 22:38
イデムリンさん、おっしゃるところの
「格助詞についてはガードの甘い大人」
の格好の例となってしまいました!!(> <;)
もし私が中学受験したら、間違いなくアウトですね(;_;)
(その前に学歴で秒殺!アウトですけど)
今後、気をつけたいと思います。
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