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【644068】音読みと訓読みについて

投稿者: アプレ   (ID:gqXXMLiKt36) 投稿日時:2007年 05月 26日 11:16

現在、漢検の6級を目指す子供を持つ親です。
問題集によく音読みと訓読みが出てきますが、これは中学受験にも必要でしょうか?
漢字を書くのは得意なようなのですが音訓は苦手なようで、どこまできちんとさせるべきなのか迷っております。
初めての子供で受験も初めてなので、あれこれ手探り状態です。よろしく御教示お願い申し上げます。

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  1. 【644135】 投稿者: 来月受けます。  (ID:2ULrxJIAc/w) 投稿日時:2007年 05月 26日 13:52

    うちの息子は、2月に7・6級と同時に受け、両方合格しました。
    来月は5級に挑戦します。

    うちの息子もアプレさんのお子様と同じように、読み書きは完璧。
    音訓や、同意語などが少し??でした。


    私は合格するのが目標だと思って、過去問も購入しやらせていますので、
    何が中学受験に必要かとか、必要じゃないから、この部分は点数がなくてもいいか
    とは思っていません。


    うちも中学受験する予定ですが、今のうちにとれる段階までとっていると、
    あとあと、学校での漢字にも素早く対応できるだろうし、
    得意なこと(いろんな漢字を読めたり、熟語・同意語が理解できるなど)が色々あると、
    受験の時にも、苦手なところに時間を割けるかなと思っています。


    漢字の読み書きのためだけに漢検を受けられるのなら、音訓は完璧じゃなくても
    いいんじゃないでしょうか。

    ただ、どんな試験でも、やはり合格すれば、子供も嬉しいと思いますから、
    とりあえず、合格を目指して頑張ればいいのでは・・・と思います。

    それに、うちの息子は、苦手なことを後回しにする癖がありますので、
    こういう機会に努力するということを感じて欲しいと思っていますし。


    お互いに頑張りましょうね。



  2. 【644778】 投稿者: 音訓の理解は基礎なのでは?  (ID:cMPwCPVrvdI) 投稿日時:2007年 05月 27日 16:24

     音訓を同時に覚えることは漢字学習で一番大事な部分だと思っていました。同音異義語が多い音読みの熟語を理解するためには、読みから意味がわかる訓読みの同時習熟が必須でしょう。そもそも同じ漢字の音読みと訓読みを、学校では同時に履修するようになっていないのが問題です。そのようにメソッドが洗練されていない公教育だから、家庭でしっかりやらねばならないのです。

     実際、漢字を覚える際にもイメージを連結していくために、音訓同時学習は効率的で効果的だと断言します。そもそもこれは基礎学力の部分であって、もっとも基本的な学習メソッドであって、漢字検定や中学入試以前の常識的な教養だと思います。受験などの特殊な目的ばかりが先行して、常識的一般的な教養が不十分ではバランスを欠いた学習といわざるをえません。

     うちでは子どもにしょっちゅう音読みの熟語を訓読みの言葉に直して説明させるようにしています。そうすると熟語の意味の理解が深まり、漢字の習熟も早く、とんでもない当て字を書くような不愉快な事態はほとんどありえなくなります。

     なお、当然ですが部首の習熟も同様に重要です。基本的にその漢字の意味を表す部首と発音を表すつくりを同時に覚えておいて損はありません。たくさんの関連することを同時に覚える方が、記憶はスムーズに行われるというのはよくいわれることです。

     話題からはずれますが、効率が悪く効果のないメソッドが同じ漢字をただ何度も書くことです。関連することを同時に覚えることなく、ただ物理的に手を動かして勉強をしたという自己満足感に浸るだけの、学力向上目的としては無意味な学習法です。

  3. 【645298】 投稿者: 同感です。  (ID:mDoDmkWHZoc) 投稿日時:2007年 05月 28日 10:41

    音訓の理解は基礎なのでは? さんへ:
    -------------------------------------------------------
    >  音訓を同時に覚えることは漢字学習で一番大事な部分だと思っていました。同音異義語が多い音読みの熟語を理解するためには、読みから意味がわかる訓読みの同時習熟が必須でしょう。そもそも同じ漢字の音読みと訓読みを、学校では同時に履修するようになっていないのが問題です。そのようにメソッドが洗練されていない公教育だから、家庭でしっかりやらねばならないのです。
    >
    >  実際、漢字を覚える際にもイメージを連結していくために、音訓同時学習は効率的で効果的だと断言します。そもそもこれは基礎学力の部分であって、もっとも基本的な学習メソッドであって、漢字検定や中学入試以前の常識的な教養だと思います。受験などの特殊な目的ばかりが先行して、常識的一般的な教養が不十分ではバランスを欠いた学習といわざるをえません。
    >
    >  うちでは子どもにしょっちゅう音読みの熟語を訓読みの言葉に直して説明させるようにしています。そうすると熟語の意味の理解が深まり、漢字の習熟も早く、とんでもない当て字を書くような不愉快な事態はほとんどありえなくなります。
    >
    >  なお、当然ですが部首の習熟も同様に重要です。基本的にその漢字の意味を表す部首と発音を表すつくりを同時に覚えておいて損はありません。たくさんの関連することを同時に覚える方が、記憶はスムーズに行われるというのはよくいわれることです。
    >
    >  話題からはずれますが、効率が悪く効果のないメソッドが同じ漢字をただ何度も書くことです。関連することを同時に覚えることなく、ただ物理的に手を動かして勉強をしたという自己満足感に浸るだけの、学力向上目的としては無意味な学習法です。


    全く同感です。
    (ただ、うちの子は「苦肉の策」の当て字は時々見られるのですが…汗)
    漢字の字面だけを覚えても使えるようにはなりませんよね。
    漢字は「意味がある」文字なので、文字自体の意味も覚えると言う点で音訓は欠かせない要素です。
    私の中学時代の国語の恩師は、毎時間、1文字ずつ「字源」から漢字を解説して下さいました。おかげで漢字の勉強が楽しかったですし、効率的に漢字や熟語を覚えられたと感謝しています。
    機械的に繰り返して書く練習ばかりではきっと嫌いになっていたと思います。
    うちの子どもは、漢字の練習の時に、短文を作りながら練習しています。
    決められたページ数の中で、書く回数が少なくはないか、と問いただすと
    「この方が飽きないし、意味や使い方もついでに覚えられるでしょ」と言います。
    まあ、本人が工夫した学習方法なのでよしとしています。

  4. 【646468】 投稿者: 歴史好き  (ID:hujTtK3ZxN2) 投稿日時:2007年 05月 29日 18:20

    現在、小3で、今度6級を受験する子を持つ母です。 
    音訓が中学受験必要かどうかは、わかりませんから、お答えにならないかもしれません。
    うちは、きちっと、音訓が区別できなく、今、苦労しています。 合格ラインの70%を考えると、音訓の区別は「捨て問」かもしれません。

    でもね・・・
    娘には、「外来語は、ケーキとか、カタカナで書くでしょ。 漢字も中国から来た言葉で、中国も外国。 だから中国語に近い発音は、カタカナで、辞書に書いてあるよ。」と言っています。 漢字が中国から来たとしたら、いつから、使っているんだろう?なぜ、漢字を使うことにしたんだろう? のような疑問を持ってもらえたら良いな、と、思います。

    6級に出る「2つの漢字熟語の成り立ち」も、下から上に読む場合って、漢文のレ点に通じません?

    お子さんの出来具合を見て、取捨選択をすればよいと思います。合格が現時点の目的なのか、学問や歴史への興味がゴールなのか。
     
    私としては、後者です。 でも、時期やお子さんのタイプによっては、とりあえず、前者でも否定しません。

  5. 【646555】 投稿者: 音訓  (ID:NKeT7nfCCmo) 投稿日時:2007年 05月 29日 20:27

    覚えておくといいですよ。


    音読み 中国読み  拗音  読み方が一つしかない漢字(陸など)


    訓読み 日本語読み 読み方が2つ以上ある日本語読み


    中学受験に読み方は出ませんが、覚えていて当たり前と言う感覚です。出来て当たり前にしておきましょう。


    小4の6月に6級をとりました。初めてだとハードルが高い級ですが受けるだけの価値はあると思います。1つでも合格すれば勉強のコツがつかめると思います。頑張ってくださいね。

     

  6. 【646943】 投稿者: ニコチャン  (ID:F5FfBnhHRHc) 投稿日時:2007年 05月 30日 12:07

    投稿者さんは中学受験のことをきいておられるので、その点についていえば、何が音読みで何が訓読みというより、正しく読めて意味がわかるかどうかです。
    例えば次の文
     「初日の出を拝む」と「相撲で初日が出る」
     「物心がつかないうちに両親と死別した」と「物心両面で応援する」
     「生物ですのでお早くおめしあがり下さい」と「火星に生物はいない」
     「頭数をそろえる」と「飼育中の豚の頭数」
     「強力粉でうどんをつくる」と「新田次郎の『強力伝』」

    同じ漢字でも、音訓で読みも異なり意味も異なります。(最後の文は重箱読みと音読み)
    中学受験では音訓の区別よりは、これらを理解する語彙力のほうが重要かと思います。

    ただし、漢字検定では、音読み訓読みの区別を問われるので、これはこれで別物として覚えるのがいいと思います。


     

  7. 【648328】 投稿者: アプレ  (ID:E3rZJPJf8y2) 投稿日時:2007年 06月 01日 09:49

    皆様
    ご親切にご教示頂きましてありがとうございました。
    今改めて考えてみますと、子供よりも私が音訓に苦労し子供に明確に伝えられないもどかしさがあり、捨て問にしたいという安直な気持ちがあったのだと思います。
    ここ数日皆様からのメッセージを拝読し、あせらず少しずつ積み上げていこうと考えることが出来るようになりました。
    皆様の学問に対する真摯な姿勢は大変参考になりました。ありがとうございました。、

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