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投稿者: 教えてください (ID:E3t6mUNBUl2) 投稿日時:2007年 08月 22日 23:52
図形の問題を言葉で説明することのわかりにくさをお許しください。
二等辺三角形ではない方の三角定規の
30度の角をA
直角をB
60度の角をC
とします。
辺ACの長さが20cmのとき、辺ABを1辺とする正方形の面積を求めなさい。
三平方の定理(でしたっけ?1:2:√3ってやつですね)を使って、
答えが300cm2になるいうことはわかったのですが、
小学生的、つまり「算数」での解き方がわかりません。
よろしくお願いします。
とは書いてみたものの、質問だけならまだしも
答えを図を使わずに・・・は無謀でしょうか。
ですが敢えてここには親切な方がいらっしゃるのでついつい書き込んでしまいました。
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【699875】 投稿者: 6年生男子の父 (ID:sI8ZUxGsagw) 投稿日時:2007年 08月 23日 08:35
簡単ですが公式の意味を考えさせる良い問題ですね。
中学受験レベルでは (ACの2乗)=(ABの2乗)+(BCの2乗)という公式までは習いますが、平方根は習いません。この公式の意味を置き換えてみると、(ACを1辺とする正方形の面積)=(ABを1辺とする正方形の面積)+(BCを1辺とする正方形の面積)ということになります。
従って求めるべき(ABを1辺とする正方形の面積)=(ACを1辺とする正方形の面積)−(BCを1辺とする正方形の面積)となり、ACの長さは与えられていますのでBCの長さが求まれば回答に至ります。
次にBCの長さですが、CとBを中心として対称な点C’を考えてください。三角形ACC’は全ての内角が60度であり正三角形となります。従ってBC=AC×1/2=10?となります。
以上から(ABを1辺とする正方形の面積)=20×20−10×10=300平方センチとなります。
我が家の息子にやらせたら、私と同じ方法で解いたので、小学生ではこの解き方になると思います。御三家レベルの子なら数秒で答えを出すでしょうが、一般の受験生には難しい問題ですね。息子も3〜4分くらい唸ってましたから、御三家は程遠い現状です。 -
【700033】 投稿者: 教えてください (ID:E3t6mUNBUl2) 投稿日時:2007年 08月 23日 14:17
なるほど。ありがとうございました。
6年生でしたら、これでよいと思います。
この問題、4年の子が授業で先生から出された問題でしたが・・・。
でも、どの学年でも理解出来る子にはできそうですね。 -
【700210】 投稿者: 受験算数の解き方 (ID:iCKUwQhH4Ws) 投稿日時:2007年 08月 23日 21:37
3つの角が30度、60度、90度の三角定規を4枚用意し、最長の辺(斜辺)がどれも外側にくるように4枚並べます(内側に正方形ができます)。このときにできる図形全体の面積は20×20=400 次に、そのうちの2枚を移動させ、斜辺どうしが重なるように他の2枚の直角三角形に張り合わせます。そうすると、図形全体の面積は変わらず、2番目に長い辺を1辺とする正方形と最短の辺(これが10cmになることは「6年生男子の父」様の説明の通り)を1辺とする正方形ができますから、求める正方形の面積は400−10×10=300となります。なお、三平方の定理の公式を教える塾は多くはありませんし、その公式を知らなければできないような問題は中学入試には出題されません。
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【700312】 投稿者: 算数大好き (ID:7OQ1bv5ZT9Q) 投稿日時:2007年 08月 24日 01:29
確かにできる子は三平方の定理を知っているのでしょうが、相似と比を使う方が小学生にはポピュラーな解き方かもしれませんね。
まず、Bから辺ACに垂線BHを引きます。
△ABCは正三角形の半分なのでBC=20÷2=10
△BHCも正三角形の半分なのでHC=5
AH=20−5=15
△ABCと△AHBは相似なので、AC:AB=AB:AH
外項の積と内項の積は等しいので、AB×AB=AC×AH=20×15=300
よって、辺ABを1辺とする正方形の面積は300cm2 -
【700505】 投稿者: 受験算数の解き方 (ID:iCKUwQhH4Ws) 投稿日時:2007年 08月 24日 15:23
相似な三角形について学習した後でしたら「算数大好き」さんの解法は私の解法よりも受験生にはきっとわかりやすいでしょうね。もっともこの問題は6年生の難関校を狙う生徒にやらせるレベルのもので、4年生に与えるような問題ではないですよね(遊び半分にやらせたのかもしれませんが)。
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【700719】 投稿者: ねた親 (ID:uY6lBsCzhnU) 投稿日時:2007年 08月 25日 00:30
算数大好き さん: 曰く
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> まず、Bから辺ACに垂線BHを引きます。
>
> △ABCは正三角形の半分なのでBC=20÷2=10
> △BHCも正三角形の半分なのでHC=5
> AH=20−5=15
AH=15を出して頂いているので、拝借して
その先、図形的に面積を計算するパターンだと...
D−−−F−−E−−−G
−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−
C−−−−−−−−−−−
−−H−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−
B−−−−−−A−−−−
二等辺三角形ABCを上図のように置き、
辺ABを1辺とする正方形をABDEとします。
Bから辺ACに垂線BHを引き、
直線BHが辺DEと交わる点をFとします。
ここで、三角形BDFは三角形ABCと合同なので、
(証明は省略します、)BF=20cm です。
BF//AGとなるような平行四辺形ABFGを作ると
正方形ABDEと平行四辺形ABFGは、
底辺が共通(AB)、高さが等しいので、面積は等しくなります。
そこで、平行四辺形ABFGの面積を求めます。
図を左上から右下に見て
平行四辺形ABFGの底辺をBFだと考えると、
高さはAHになります。(AHとBFは垂直なので。)
どちらも長さは分かっているので
求める面積=底辺BF×高さAH=20×15=300cm2
最初から、AH=15 をあてにしていて(結局、どこかで比を使っていて)
-受験算数の解き方- さんのように
パズル的に図形(面積)を移動させる形にはなっていないので
中途半端ではあるのですが。
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【700807】 投稿者: 受験算数の解き方 (ID:iCKUwQhH4Ws) 投稿日時:2007年 08月 25日 09:50
「ねた親」さんは中学受験生の親御さんですか?私は「受験算数」を飯の種にしているものですが、この解き方(特に補助線の引き方)はすごいですね。私の解法を含め、「算数大好き」さんの解法、「ねた親」さんの解法を受験生に説明したときに、どんな反応をするのかをぜひ、知りたいですね。スレ主の「教えてください」さん、お子さんの反応を教えてください。
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