五年母｜掲示板スレッド

応用自在シリーズ；江村敏行著；計算問題の特訓，改訂新版。発行は日能研ではなく学研です。
この参考書は1998年に改定新版が発行されており，初版はそれよりもかなり前に発行されています。
著者の江村先生は四谷大塚進学教室の看板講師で，予習シリーズの算数を執筆されていました。
この問題集と同時に使う旧版の応用自在シリーズの算数は，旧版の予習シリーズに準拠していました。
この問題集は旧版の応用自在シリーズの時代のものですが，現在でもそのまま販売されています。
タイトルとは違って，図形の問題までも含まれている総合問題集であり，４年前まで使われていた
旧版の予習シリーズで勉強していた受験生の中には，この問題集も使っている受験生もいました。
この問題集は当時の標準的な入試問題を集めてあり，広い範囲の受験生が利用可能でした。
一見薄いようですが，多くの問題が収録されていて，これをすべてこなすのはたいへんです。
市販の問題集の中では，もっとも広い範囲をカバーしている問題集であると言えます。
ただし，古い問題集ですから，指導要領の改訂で現在は出題されなくなった分野も含まれており，
一般的には最近発行された問題集とくらべて問題数も多く，難易度も高いと思います。
解答は懇切丁寧であるとは言いがたいので，使いこなすには指導者が必要かもしれません。
＞偏差値５８程度の子どもにとって、力のつく、手ごたえのある問題集でしょうか。
現行の応用自在の算数問題集よりは難易度が高く，手ごたえはあると思います。

旧版予習シリーズ世代様

お返事ありがとうございました。
薄いからといって侮れない、のですね。むしろ問題数も多く、難易度も高い
問題集であるということ。無知な母親で、薄さにとびついて、お恥ずかしいです。
昨日、子どもに挑戦させてみましたところ、案外、こなせる様子。「わからない。」
という問題は、ふしぎと解説が付いていて、何とか進めていくことが出来ました。
現在、出題されなくなった分野がどこなのか、塾のテキストとも照らし合わせて、
探してみようと思います。お話を伺って、他の問題集に手を広げずに、こなせるまで
これだけでやっていこうか、と思ってもいます。詳しい書き込みいただきまして、
とても参考になり、感謝しております。ありがとうございました。

日能研ではなく、学研の発行だったのですね。
お詫びして、訂正申し上げます。