中学受験の「モヤモヤ期」を乗り切る方法(3ページ目)

モヤモヤ沼からの脱出

そのころ塾の先生とも話したのですが、この時期が中学受験生にとっては一番の「モヤモヤ期」なんだそうです。

試験本番までには少し時間があり、受験校も決定していないことが多いため目標を見失いがちに。スランプを感じやすい時期でもあるようです。

その後娘は「夏越しの祓」の効果か、徐々に調子を取り戻すことができました。

それにモヤモヤしていた間、本人もこのままではいけないと思っていたようで、1週間分まとめてやっていた計算問題を、毎日小分けにしてやるようにしてみたり、テスト当日、計算の調子が上がらないと感じたら図形の問題から解き始めたり。

自ら乗り切る方法を考えて受験勉強に取り組めるようになったのは、思わぬ収穫でした。

湯島天神に行った時の御朱印と、今年湯島天神から送られてきた形代。形代にけがれをうつし、記名して納めます。
湯島天神に行った時の御朱印と、今年湯島天神から送られてきた形代。形代にけがれをうつし、記名して納めます。

しかし、今考えてみると一番は「気の持ちよう」だったのではないかと感じるのです。しかも、娘ではなく、私の。

些細なことだったのに、私が取り乱してかけた言葉や態度から、娘に不安な気持ちが伝播して「モヤモヤ沼」に引きずり込んでしまったような。

「お祓いしてきたから、もう絶対大丈夫!」

今回は「夏越しの祓」がきっかけになって、私の気持ちが落ち着いたことで「モヤモヤ沼」から脱出することができましたが……。

今年は、新型コロナの影響もあって「モヤモヤ沼」はさらに拡大しているように感じます。
引きずり込まれそうになっている方、いらっしゃいませんか?

その後まるみは些細なことに動じずドーンと構えることができるような境地に達したいと、時間を見つけては寺社巡りをするように。御朱印集めが趣味となりました。

この話はまた後日……。