SAPIX4年生、塾の宿題タスク管理は親がやるしかない(2ページ目)

どこまでできる?αクラスに上がるために必要なこと

どこまでできる?αクラスに上がるために必要なこと

まず、椅子に座って長時間勉強する習慣ができていなかったので、椅子に座らせるところからスタート。集中力が切れては任天堂Switchをやり始めるので、条件付きで時間を区切りながら勉強する工夫を行いました。

4年生の段階では、宿題をきちんとこなすことが成績向上のポイントのようです。しかし、4年生だと宿題の管理は子ども自身だと難しいので、親がタスク管理をして、進捗状況を確認し、マネジメントすることが必要です。

そうこうしているうちに、10月のマンスリーテストではαクラス目前のところまで点数を上げてきました。

αクラスの子どもはSAPIXの宿題を全部こなすということは当たり前、普通の子どもが落とす問題ができる、又は正答率の高い問題はすべてミスなく取ることが必要なようです。

となると、SAPIXの宿題を全部やる以外に回答の精度を上げる、難問もできるようにするという対策が必要になりますが、ここから点数を上げるのは、勉強量を増やすことが必要でかなり大変な気がします。今はもう少しでαというところで本人も満足してしまい、少し気が抜けてしまっている状況です。

ここまで書いて気が付いたのですが、SAPIXのクラス昇降制度は本当によくできていて、子どものモチベーションに直結しています。最初はそんなにクラスがコロコロ変わる厳しい世界に放り込んで、大丈夫か心配でした。しかし、始まってみると子ども自身はそれほど気にせず、楽しく淡々とやっています。