男の子が将来、生きづらさを感じないために、過ちを犯さないために、今できること

こんにちは。7歳、5歳の息子がいる緑茶です。

長男はますます活発になり、友だちとの外遊びが楽しいようす。家の中は砂だらけです。
次男はまだまだ甘えがあって、ずっと私にくっつき膝の上で暴れています。
おとなしくテレビを見ていても、なぜか部屋が汚れます。そしてなぜかけんかが始まります。

子育ての場面にも現れる「ジェンダー問題」

息子たちはぬいぐるみも大好きです。手荒に扱うのでところどころ切れていたりします…。

男子の行動をおもしろいなと思いつつも、その激しさに「女の子とは違うのだろうな…」と感じています。一方で、「男だから」「女だから」という子育てはどうなのかなとも思っています。

今回は、男の子の子育てにおける疑問に、ジェンダーの視点で思ったことを綴ってみました。

息子の暴言「女みたいキモ!」…。ジェンダーバイアスはいつから?どこから?

息子の暴言「女みたいキモ―!」…。ジェンダーバイアスはいつから?どこから?
100均でも扱うようになった「レジン」。けんかしながらも楽しんでやっていました。制作したあとの散らかりようは半端ありませんが…。

息子たちに、すでに「ジェンダーバイアス」が植え付けられています。

たとえば、折り紙のピンクを見て次男が「女みたいキモ―!」と言ったり、鬼滅ごっこでは、長男が次男に「お前禰豆子ね~」とからかったりしています。

兄弟げんかの折に、相手に勝ちたいがために引き合いに出される「お前女だから」という言葉。
なぜ使うのかというと、女は弱い存在で、男は女よりも強い存在、だから「俺はお前よりも強い!」としたいからでしょう。

家では「男の子だから強くあれ」とは一切言っていません。
しかし、「男は女よりも強い」「女は弱いものだ」「男は強いことがいいことだ」という「刷り込み」が知らず知らずのうちにあるのだろうと思いました。

性別で強さ、弱さを決めつけることは、個人の行動を制限し縛ることになります。男女ともに、その呪縛に苦しめられてきた歴史があります。そしてそれは今も続いています。
子どもたちの世代に受け継きたくないなと思います。