息子の選択は…?親も想定外のポイント!
皆さん、こんにちは。わが家のダブル受験、前回は次男のお受験塾のことについて、読んでくださりありがとうございました。さて、今回は10月行われた、長男の学園祭についてお話したいと思います。
長男は男子校に通っています。実のところ私は、長男が4月に入学してから、「本当にこの学校に入学して良かったのだろうか?」ということがずっと頭にありました。というのも、今通っている学校は、出願の時期になって浮上した学校だったのです。
長男は今年の2月1日~6日の間に、5校(複数回受けた学校もあるので合計8回)の試験を受け、2つの学校から合格をいただきました。1校は共学、もうひとつは男子校。家からの距離はどちらも近く、さて、どうしたものかと。夫は男子校を激推し!
「中学生男子は、女子の目が気にならない場所でのびのびと育ったほうが自信がつくんだよ。特にあいつはそういうタイプだ」というのです。
私は自分自身が共学校にしか通ったことがなく、男子校に先入観を持っていたというか…何だかみんな落ち着かなくて大変なところなんでしょう? なんて思って、心配していたわけです。思春期に女子がいない環境って、女性に対する免疫(?)的なものが弱くなるのではないか? なんていう、根拠のない勝手な持論を広げてしまいました。
結局、通うのは長男本人ですから、もちろん本人の選択に従おうということに。長男が言った言葉は意外なものでした。
「特待で合格をもらったっていうことはさ、学校から歓迎されているということだよね。歓迎される学校のほうに行きたい」
「共学か男子校か」なんていう尺度は必要ありませんでした。長男の選択には、両親ともにまったく異論なし。それでも、どこか「男子校で大丈夫?」と私はしつこく思っていました(笑)。
学園祭のチケット& iPadを紛失!?
そして迎えた学園祭。学校の様子を知るには学園祭が一番だと聞きます。しかし、先ほども申し上げたとおり、受験ギリギリに決めた学校だったため、学園祭には行っていませんでした。学校説明会のみで(しかもコロナの関係で親はひとりのみの参加で夫が行きました)雰囲気をつかめないまま入学したのです。
中1男子は、やはりあまり家では学校の様子を話してはくれません。連日、遅くまで学校に残って練習や準備をしているという連絡は学校からは届いていました。学園祭前に長男から聞いた情報は3つ。
1. 「クラスでは映画を撮って発表する」
2. 「吹奏楽部では演奏会に出演する」
3. 「チケットは再発行不可」
学校からは「1週間前にチケットを配布します」と連絡用のアプリ内で通知があり、長男にチケットをもらおうとするも、「あ、学校に置いてきた」と繰り返すばかり。前日になって、帰宅してすぐの長男にチケットを催促してみたところ「失くした」というのです。
「ああ、もうこれはヤバイ!」と学校に電話しました。幸い、担任の先生がまだいらっしゃって、対応してくださいました。「あ、○○くんの名前の入ったチケットが、教室に落ちていた気がします。見てきますね!」と、先生。電話口に戻られて、「お母さん、ありましたよ! あと、iPadも落ちてました!」と衝撃の事実を告げられ、平謝りするばかり。
脳裏によぎるのは「やっぱり男子校、あの子には合ってなかったんじゃ…」ということです。チケットは無事に当日の朝、受付で受け取ることができて、iPadも担任の先生から本人に渡してもらえました。