小学校受験で子どもの意外な一面を発見する【ママまる vol.3】

みなさんこんにちは! ママまるです。小学校受験では、ほとんどの方が本番を終えた時期ではないでしょうか。紺色のお洋服に身を包んだ親子を見ると、心の中で「頑張ってー!」とエールを送っています。すでに遠い昔のようで、不思議な感覚があります。

今回は、次男の小学校受験から1年たってみて思うことをお話したいと思います。

塾からの情報なしでは乗り越えられなかった

塾からの情報なしでは乗り越えられなかった

次男は「伸芽会」に通っていました。年長の5月までは、ほかの塾に通っていて受講生が2名というとても小規模なクラスでした。伸芽会でのクラスは20名ほど。ここで授業や模試をたくさん受けられたことで、受験当日も親子ともども、緊張することなく迎えられたのだと感じます。

塾を移って良かったと思うことの1つ目は、「本番さながらの人数の子どもたちがいるなかで、自己表現する力がついた」こと。少人数は手厚い指導で良い面もあるのですが、実際に多くの人の前で発言する機会は、ほかの塾と合同で行う模試くらいなので、回数が圧倒的に少なかったのです。

2つ目は「情報の多さ」です。受講生の数だけ情報が集まってくるのですから、それは当然情報の量も多いわけですよね。これは入ってみないと実感できないことでした。

どんな情報が役に立ったのかというと、実際に出題されたペーパー問題の傾向を始め、面接で聞かれたことのほか、試験会場の待合室や教室内での配置、看板に書かれていたこと、どこに何人の先生が立っていて、待っている子はどんな風に過ごしていたか…といった細かいことまで教えてもらえるのです。
知っていると知らないとでは、緊張が雲泥の差だっただろうなと思います。

受験前に渡される大量の用紙を前に「そういうことだったのか!」

経験者からすれば当たり前のことなのでしょうが、私は小学校受験が初体験でしたので、受験前に塾から渡される大量の用紙に、驚きと納得したことがありました。どんな用紙なのかというと、受験当日のことを事細かに報告するためのものなのです。

願書をどの時期に出して、受験番号や試験日がいつだったのかということから、当日の自分たちの服装、ほかの親子の服装について、待合室ではどこでどんな風に何分待ったのか、どんな問題が出題されたのかなど…ほかにもたくさん。

なるほど! これがあるから、過去の受験の様子を知ることができるのか」と納得しました。前々から不思議に思っていたんですよね。次男は1校しか受験しませんでしたが、同じ日に複数校受ける場合の時間の調整ってどうしているのだろうと。

「だいたい例年、このくらいの時期に出願すると、試験は午後になるよ」などの情報があったんですね。私が知っていて良かったことは、待ち時間に本や折り紙があると良いということでした。30分ほどの待ち時間があり、何も持って行っていなければ、じっと座っていられなかったかなと思います。