保護者も来場!合唱コンクールで見えた生徒の一体感【エデュスタッフ訪問記】

難関大学合格を目指せる東大・医進クラスが注目されている八王子学園八王子中学校・高等学校(以下、八王子学園)。進学校として知られていますが、行事や部活動もとてもアクティブ! 今回は生徒たちの団結力が強く表れる合唱コンクールにお邪魔しました。

学校外のホールで歌う特別な一日

八王子学園の中学校合唱コンクールは3月10日、八王子市芸術文化会館(いちょうホール)にて開催されました。大きなホールで歌う特別な一日。中学生の皆さんは、ワクワクした表情の中に真剣さを滲ませていました。

クラス対抗形式で曲目は課題曲と自由曲合わせて2曲。課題曲は1~3年生の順に「大切なもの」「旅立ちの時~Asian Dream Song~」「Cosmos」で、自由曲はさまざま。「HEIWAの鐘」「手紙~拝啓十五の君へ~」などがありました。

合唱する生徒を見ていて、まず気づいたのは一人ひとりの姿勢がとても良いこと。「この行事を成功させたい」という強い気持ちが表れていました

2023年は久しぶりに保護者も来場。学校行事が復活しつつあることを実感しました。聞き入る皆さんの中には、思わず涙ぐむ方もいらっしゃいました

スピーチと歌で伝わるものは…

各クラスで歌声を披露する前にスピーチの時間があり、本番までどのように準備してきたかが語られます。「高音をきれいに出すためにみんなで練習した」「だんだんとクラス全体のモチベーションが上がった」。こうしたお話を聞いてから一体感のある合唱が始まると、お互いを思いやりながら学校生活を送っている生徒の姿が見えてくるように思えました。

これまでも八王子学園の生徒とお会いしたさいに、「八王子学園は人間関係に悩まない」「友達がすぐできる学校」とうかがってきましたが、たしかに良好な人間関係が育まれる環境に違いないと改めて気づいた一日でした。

保護者の方と同じくらいに、先生方もステージ上の生徒を温かい目線で見守ります。歌に合わせて小刻みにリズムを取っている先生もいて、生徒にとって本当に親しめる存在なのだと感じました。

 

 

賞レース要素も!本気のクラス対抗

合唱を終えてからは、審査の時間をはさみ、課題曲賞・自由曲賞とベストピアニスト賞・ベストコンダクター賞の表彰式が開かれます。栄光は誰の手に…!

小山貢校長(写真右)のご挨拶の時間もあり、新型コロナウイルス感染対策に取り組みながら行事を守っていきたいというお考えを述べられました

自由曲賞を受賞した1年2組

行事は生徒が成長する貴重な機会。ひさびさに保護者に向けて歌うことができるためか、生徒の皆さんも一段と力を込めていたようです。子どもたちの体験を大切にする八王子学園の姿勢に「信頼できる学校」であることを強く感じました。

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