受験生・保護者に伝えたいメッセージ
入試当日まで気が抜けないのが中学受験です。毎年たくさんの受験生・保護者を見守り続けてきた先生方からの応援メッセージをお届けします。
足立 相澤先生:
入学した学校が、ご子息にとっての母校となりますので、それをご縁と捉えていただけたら嬉しいです。ご子息にできる限り寄り添い、充実した生活を送れるよう全力でサポートさせていただきますので、安心して入学してきてください。仮に第一志望でなかったとしても、軌道修正を繰り返して成長できる良さが男子校にはあります。
芝 池之上先生:中学受験に関わる保護者の皆さまはご本人が体験してきた流れを知っているので、理想とする進め方をお持ちなのだと思いますが、まずはお子さんの気持ちを尊重してあげてください。入学してからお兄さん的な存在を見つけ、打ち込みたい部活動を見つけ、そこから多くの体験や自己理解をしてほしいと願っています。受験は思うようにいかないこともありますが、そんな場合でも保護者こそが一番の応援団として支えてください。
聖学院 清水先生:
男子校はバラエティに富んだロールモデル(指針となる生徒)であふれている環境です。男子中フェスタで感じ取っていただいた各校の魅力から受験校を判断し、別学ならではのメリットや楽しさを期待して受験本番に臨んでください。男子校に通い始めたら、普段着の感覚、素の自分のままでいられる最高の毎日を過ごせるようになりますよ。
桐朋 河村先生:
学校選びの際には、お子さん自身の直感を信じてあげてください。どの男子校でも生徒同士の出会いがお子さんの成長に大きく影響しますから、学校見学の際に感じた校風や在校生の様子に注目してください。本人が選んだ道がベストであり、偏差値や進学実績などの理屈だけではなく、どんな学校生活を過ごしたいのかをよく話し合ってください。
日大豊山 田中先生:
たとえ子どもといえども、12歳にもなれば保護者が思うよりもずっと深い考えを持っており、自らの意思でどのようにも成長できるようになっています。中学受験の結果が第一志望への合格に届かなかったとしても、保護者が一緒になってその後の成長に向き合うことを大切にしてほしいですね。
次回の「男子中をつなぐ特集・第3弾」では会場を京華中学高等学校に移して、さらに多くの男子校の先生方による座談会の様子をご紹介します。ご期待ください!
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