中学受験、2021年度中学入試最新情報! 新たな動きに注目の学校(2ページ目)

藤村女子の「ナゾ解き入試」とは?

昨今、適性検査型入試をはじめとした「新タイプ入試」が増えています。ますます入試が多様化し、2019年には「プログラミング入試」が4校、2020年には2校が加わり6校にて実施されました。

そして2021年度、新たに導入されるのが「藤村女子中学・高校学校」「ナゾ解き入試」です。

「ナゾ解き入試」の問題作成は、リアル脱出ゲームを開発した株式会社SCRAPの協力のもと行われるとのこと。校長の柳舘伸先生による説明動画では、入試は「謎検型」が15分、「脱出ゲーム型」が45分で行われ、答えにたどり着くまでのプロセスを判定すると解説しています。

日本謎解き能力検定協会の公式サイトにて、「謎検」の練習謎を見てみると、問題はクイズのような体裁になっています。通常の中学入試問題とは全く異なる出題になりそうです。

また「脱出ゲーム型」は、藤村女子が用意した会場から、謎を解いて「脱出」する入試になるものと思われます。

「新タイプ入試」は、従来の中学受験の枠にとらわれない、お子さまの得意分野を活かすことができる入試です。小学校時代に、習い事や好きなことに打ち込んだお子さまは、自己プレゼンテーション型の新タイプ入試にチャレンジするのも一つの選択です。

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【参照元】
世田谷学園 中学校・高等学校「理数コース」
鷗友学園女子中学高等学校「2021年度入試『算数』の解答用紙変更のお知らせ」
藤村女子中学・高校学校「ナゾ解き入試」