【第2回】男女御三家ママたちに聞く!受験直前期のメンタル対策。気になる1月校受験の戦い方とは?(全4回)(2ページ目)

直前期における親やきょうだいの役割って? 家族のチームワークが成功を導く!

エデュ:この時期ならではの、ご家族それぞれの役割分担について教えてください。

広尾学園ママCさん:うちの長女は、息子にとって中学受験の先輩。弟が難しい問題に苦戦しているときに登場し「この設問、懐かしいな~」と言いながら、問題の解き方や語呂合わせによる暗記の仕方などをアドバイスしてくれました。

麻布・海城ママAさん:わが家も、次男が過去問で算数の問題を解くときに、長男も参戦し、一緒に競争しながら解いたりしていましたね。「ここは負けてあげればいいのに」という場面でも、弟相手に本気で解いていました(笑)。でも、次男も負けじとがんばり、長男に負けないくらいの点数が取れて、いい自信になったようです。

エデュ:Bさんの娘さんは一人っ子ですね。パパはどんな役割を担っていたのでしょう?

桜蔭中ママBさん:夫の役割は、娘を褒めること(笑)。夫はふだん、単身赴任で家にいないのですが、2週間に一度、土日に帰って来ては、娘と一緒に「受験が終わったらどこに行こうか?」と、楽しい話や明るい話で盛り上がっていました。娘が「模試で、この問題ができなくて」とグチを言っても、「でも、こっちはちゃんと解けているよ。すごいじゃん!」と褒める。勉強面で口を出すのは私の係だったので、バランスのとれた役回りだったと思います。