高校受験 志望校選択時の親の関わり方とは?

高校受験の場合、志望校選択は「子どもが主体」と言われます。しかし子どもだけではやりきれないことも多くあります。子どもの志望校への意思を尊重しながら、親も率先的に情報収集を行い、サポートすることが必要です。どんなことに注意して情報収集をしていけばいいのか、ポイントを見ていきましょう。

志望校の情報収集を親が積極的にやらなければならない理由

志望校の情報収集を、親が積極的にやらなければならない理由

子どもに任せると情報収集に偏りが出る

志望校の情報収集はインターネットだけではなく、学校説明会や塾の説明会などにできるだけ足を運び、最新の情報に触れることが大切です。
これらを子どもだけに任せてしまうと、興味のあることだけを中心に見てしまい、情報に偏りが出てしまいます。
さらに、選択肢が多すぎると何を選んで良いかわからず、「近所だから」「知っている名前だから」という観点で見てしまいがちに。

また、中学生の日常は学校、塾、部活となにかと忙しいものです。特に、中学3年生は部活を夏まで行うケースが多く、運動部の場合、子どもだけでは忙しくて調べきれないこともあります。

そのため、中学生といえども、志望校の情報収集には親のサポートが必要なのです。

先生の意向を理解するのは親の役目

高校受験では、生徒の進学先を確実なものにするため、先生の意思が志望校決定に大きく関わることもあります。

安全校の候補を複数用意するように指導したり、実力よりも下の安全校に行くことを進めたりする先生もいます。

それを理解できずに、安全校の情報収集をおろそかにしてしまうと、受験間際になって慌てることになってしまいます。三者面談などで、先生がどんな思いで指導をしているのかも把握しておきましょう。